五輪銀メダリスト・田中和仁さんが高校生16名に贅沢体育!

五輪銀メダリスト・田中和仁さんが高校生16名に贅沢体育!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、3兄弟で体操選手としてご活躍、ロンドン五輪銀メダリストの田中和仁さんが、東京都立小岩高校へアスリーチ!

訪問アスリートご紹介


田中和仁さん
和歌山県出身。ロンドン五輪体操団体銀メダリスト。妹・理恵さん、弟・佑典さんと3兄弟で五輪出場。得意種目は平行棒。

学校や地域のご紹介

今回訪れた東京都立小岩高等学校は、JR 新小岩駅南口より徒歩 20 分程。敷地も広く校舎も新しい、設備も充実した学校で、今年創立 61 年目を迎えます。
「知力」「体力」「人間力」を教育目標に、また、体育健康推進校として、「わかる」=「できる」となるよう取り組んでいると、校長先生よりお話をお伺いしました。

メッセージがぎっしり詰まった講演と、それを実践する実技

一限目。
校長先生に温かく迎え入られ、田中さん登場!
今回は自由選択授業で体育を選択した 16 名が参加。色々な部活で活動してきた生徒達。まだ緊張している様子。
冒頭、スクリーンでご本人最後の演技となった 2016 年リオオリンピック代表選考会の一番得意としている平行棒の映像を流すと、次第に生徒達の表情に変化が。
元日本代表オリンピック選手を見る目が変わりました。


ここで、田中さんより、体を動かす練習として、まずは「馬飛び」をやりましょう!と。3 チームに分かれ、一分間でよる多く回数を飛んだチームが勝ちというゲームを行いました。A・B・C の 3 チームに分かれ、終わったら、ホワイトボードに回数を記録。
チーム毎に作戦会議。


一回目、A・B 両チームは、飛んだら一番後ろに並ぶスタンダードな手法。C チームだけ一人に飛ばせる手法。結果、C チーム惨敗。
作戦会議。
二回目、C チームは二人組で一人が飛び、残り三人のうち一人が二人を並べて飛ぶという手法で見事一位に!メンバーは作戦勝ち!と喜んでいました!
作戦会議&水分補給。さすがに生徒達も疲れている様子。

 

そしてラスト三回目、ここで B チームがまた新たな手法で本領発揮!最高記録 200 回を叩き出し見事優勝!
とても盛り上がりました!
一限目の最後には、田中さんより、「ちょっとデモでもやろうかな〜!」の声に生徒達も大盛り上がり!
前転→後転→倒立前転→側転→バク転の順番に、ポイントを説明しながら生徒達に披露していました。
田中さんの「じゃあ、ラスト!」の声に、生徒達から、「シライやって!シライ!」と。田中さん「出来ない、出来ないw」と笑いながら、バク宙を見せてくれました。二限目にやるハンドスプリングも見せて、一限目終了。

 

休憩時間中に女子生徒より、「後転がうまくできない。」と。田中さんよりアドバイスを受け、練習していました。

二限目はマット運動でハンドスプリングに挑戦!ハンドスプリングのための準備として、足や股関節を伸ばしたりする運動。男性陣、体が硬すぎて田中さん大笑い!
その後、助走の際のステップなどを行い、前転→後転→側転の練習。
「側転は、ちゃんと手をついて大きくまわることを意識するように。手、足の順番に、1.2.3.4 としっかりやるように!」と。手をついてソフトマットに倒れ、感覚を養うことを目的とした練習。
田中さんがお手本を見せ、その後、生徒達へ。いざ実技へ。体育を自由選択しているだけあり、生徒達もすぐに吸収、7〜8 割近い生徒が出来ていました。
とても皆さん、楽しそうに練習していました!


最後に田中さんより、銀メダルを見せてもらい、生徒達だけではなく、先生達も興奮していました!オリンピックメダルのパワーは凄いですね!

アスリートより小岩高校の生徒へ3つのアドバイス!

諦めずベストを尽くすこと

2008 年日本代表落選。とても悔しい思いをし次の 4 年後、「オリンピックに必ず出る!」と決意。そして、ロンドンオリンピック日本代表を勝ち取りました。
3 年生の皆さん、今後、目標を見つけたら、「なれたらいいな、出来たらいいな」ではなく、「なる!」と決めて物事に取り組んでください。

仲間を大切にすること

体操は個人競技でしたが、チームメイトや家族に大変励ましてもらい、今の自分があります。仲間や家族の声があったおかげで、自分が思っていた以上のところに到達出来る。自分ひとりではなく、周りを大切にしてください!

感謝をすること

3 年生の皆さん、部活も終わり、ご両親に感謝の言葉を言いましたか?なかなか言えない言葉ですけど、そういったことが一番大事です、ご両親や仲間に感謝の言葉を伝えてください!

授業のまとめ

田中さんはとても気さくで、先生や生徒達ともたくさん話をし、昔から知っているお兄さんのような感じで接しているのがとても印象的でした。最後となった 2016 年のご自身の演技も納得出来た、やりきって引退されたと。とても素敵なお話でした。
銀メダルも勿論そうですが、技(バク転やバク宙)で一瞬にして人の心を掴むことが出来る、アスリートは素晴らしいと感じました。

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