パラ陸上競技・池田樹生選手による、夢について大切なことを伝える特別授業!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、パラ陸上競技・池田樹生さんが北海道・北海道名寄高等学校にアスリーチ!
2年生に「夢について大切なこと」と「高校生で意識する体の動かし方」を伝えました。
池田選手の簡単な自己紹介から授業がスタートです。
最初は緊張している様子の生徒も、速く走るために必要な体の使い方を具体的に説明されると聞き入っている様子でした。
準備運動は池田選手が普段やっているトレーニングを取り入れた準備運動をします。
徐々に体に負荷をかける運動に生徒たちも息を切らしている姿が見られます。
その後は実際に走る方法をレクチャー。
短距離走の場合、一般人もアスリートも歩数は変わりませんが圧倒的に歩幅が違います。
そのため、地面から足を話すときの動きを訓練することで早く走ることができるようになります。
池田選手は、地面から足を話すときの感覚を生徒に伝えるため、ジャンプトレーニングやスタートダッシュの練習を丁寧に生徒たちに教えました。
講話は、多様性の話からスタート。
針金を四角く形どった画像があり、池田選手は生徒たちへ「この図形の四角だと思う人」と問いかけます。ほとんどの生徒が四角と思い手を上げますが、スライドが進むと横から見ると波のような図形に変わり、最終的には丸い形に変わります。
一つの視点では四角でも他の視点から見れば波型だったり円形だったりする。
視点を変える多様性を伝える授業でしたが大勢の生徒たちが驚いた声を出し、多様性について理解を示していました。
そして、「夢について大切なこと」の話。
ハンデがあっても工夫をすればどんなこともすることができる。
小さな成功を積み重ねていくことが壁を乗り越えるためには必要。
夢を叶えるには夢が叶った自分を想像し、ポジティブに進むことが必要。
池田選手が話した内容に真剣に耳を傾け、あっという間に時間が過ぎたような生徒たち。
池田選手の授業は「夢について考え、生徒たちの未来につながる」そんな特別授業でした。