パラ陸上競技選手・池田樹生さんと一緒に「走る方法」を体験するスポーツ授業!

パラ陸上競技選手・池田樹生さんと一緒に「走る方法」を体験するスポーツ授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、パラ陸上競技・池田樹生さんが北海道・旭川市立西御料地小学校にアスリーチ!
5年1組と2組の児童へ速く走るための体の動かし方と夢について大切なこととを伝えました。


まずは体育館で体の動かし方の授業がスタートです!
準備運動が始まり、池田選手の指示のもと児童たちは体を動かします。
後半には池田選手が指示した方向とは逆に体を動かす運動があり、
児童たちは掛け声とは逆の体の動きに苦戦しながらも笑顔で準備運動を行いました。


準備運動が終わると実技授業の本番です。
池田選手は児童たちへ走るときに重要なのは地面から離れるときの動きと説明。
25メートルほどの距離へカラーコーンを6つ並べ、半分は「ペンギン」「カニ」「カンガルー」と動物の真似をしながらジャンプで移動する運動。もう半分はジャンプ後の意識を確認しながらランニングすることで地面を離れるときの動きを意識する運動を行います。


後半は池田選手と一緒に前半を踏まえた25メートル走。
「よーいドン」という掛け声とともに一斉にスタートしますが池田選手の足は速く児童たちは追い抜けません。
「早い!」「すごい!」「びっくりした!」と児童たちから声が上がっていました。


休憩をはさみ「夢について大切なこと」の講話がスタート。
自己紹介では自分の経験と普段の生活について池田選手が考える障がいについて説明。
児童たちがとりわけ興味を示していたのは池田選手の普段の生活でした。
ごはんを食べるときの右手の使い方や自宅での過ごし方では児童たちから驚く声が上がりました。

陸上競技の映像や、オリンピック選手を超えたパラリンピック選手の話をしつつ
実際に池田選手の義足やオリンピックメダルを触る体験会も行われ、
義足や義手を実際に手に持った児童からは様々な感想が出ていました。


池田選手と触れ合ったことで様々な考え方を学び、楽しく貴重な時間を過ごせた授業となりました。

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