「デフリンピックについて知ろう!!」デフリンピック銀メダリスト・東海林直広さんによるフットサル教室!

「デフリンピックについて知ろう!!」デフリンピック銀メダリスト・東海林直広さんによるフットサル教室!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、デフフットサル日本代表で2024年第20回冬季デフリンピックで銀メダルを獲得した東海林直広さんが滋賀県・甲賀市立朝宮小学校にアスリーチ!
児童たちの元気いっぱいの「東海林さーん!」の声と拍手で登場する東海林さん。活気と笑顔に溢れながら授業が開始されました。


身体を動かす前にデフリンピックについて児童たちへ話す中で、どうしてデフリンピックがあるのか。
耳が聞こえない中、どのようにして陸上競技では何を使用してスタート合図をだすのか、バスケットボールやフットサル等、競技中に音の代わりに選手たちに知らせるものとしてどのような物を用いるのかなど、デフスポーツでなされている工夫について児童たちへ語ります。

「知る」「挑戦する」「応援する」の3つをあげて、デフリンピックについて知ることは耳の聞こえない人たちについて知ることができました。

「こんにちは」「ありがとう」「よろしくお願いします」の手話を覚えるなど、小さいことから始めてみんなが暮らしやすい社会を作っていってほしいと児童たちへ伝えました。


講話も程々に、フットサルの実技へ。
準備運動も兼ねて実際に日本代表でも行われているウォーミングアップを児童たちと進めていきます。その中で、円になってボールを受けた人の両脇の人がジャンプする運動では「耳の聞こえない人は俯瞰して見ることで全体を把握することを得意としている人もいます」として全体を見る難しさを児童たちはこの運動で体験しました。


ドリブル・パス・シュートの練習を経て終盤には試合も行います。試合開始前には、授業前半で習った手話で挨拶。児童同士の試合を終えると東海林さんvs児童のスペシャルマッチ!
試合中には「日本代表頑張れー!!」など応援があり、白熱した試合となりました。


「フットサルもサッカーも自分1人だけではできない。周りの人と協力をして取り組んでほしい」と児童たちに伝えるとすぐに行動に示す姿が見られた授業となりました。

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