元マラソン日本代表・加納由理さん、成長が実感できるランニング授業!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
10月30日、マラソン世界選手権日本代表・加納由理さんが、長野県・中塩田小学校にアスリーチ!
走り方を楽しく学ぶ体育授業を行ました。
目次
訪問アスリートご紹介
加納由理さん。兵庫県高砂市出身。
私立須磨女子高等学校を卒業後、立命館大学経済学部に入学。陸上競技女子トラック長距離種目で無類の強さを誇り、チャンピオンとして数々のタイトルを獲得する。
大学卒業後は資生堂に入社。全国実業団駅伝優勝、北海道マラソン優勝、名古屋国際女子マラソン優勝、2009ベルリン世界選手権女子マラソン日本代表(7位)など輝かしい成績を残しました。
学校や地域のご紹介
市の中心である上田駅から上田電鉄で20分、塩田町駅が最寄り。新しい校舎は、木の温もりを感じる内部である一方、屋上にはソーラーパネルも設置されていました。
学校でヤギを飼っているとのことで、敷地内でヤギの散歩にも遭遇しました。
実技と講話の授業
まずは自己紹介です。マラソンで世界7位、北海道マラソン優勝、などプロフィルを聞くと、子供の目付きが変わりました。
「走ることは、どんなスポーツにもいきるので頑張りましょう」との声掛けに元気な返事が返ってきます。
今日の授業の2つのポイント
・姿勢よく
・楽しむこと
が伝えられて、実技がスタート。遠くの山間には雲海も見え、気持ちいい信州の風が吹き抜けます。
生徒主体で体操をした後、加納さんのアドバイスの下、陸上選手が行う様々なストレッチ。
肩、腕、もも、全身を動かしたり伸ばしたり。
複雑に腕を動かしながらのウォーキングでは混乱する子も多く、騒がしくなる児童たち。やったことのない動きに頭を使います。
最後に、その場でももあげ20回からゆっくり走るトレーニング。
加納さんの実演に「ぜんぜんゆっくりじゃないよ!」とマラソン日本代表の速さに驚きの声が上がりました。
最後に二分間走をクラスごとに行って、あっという間に授業は終了しました。
アスリートから児童生徒へメッセージ
個人の種目なので成長実感をしてください!
陸上は個人種目なので、成長を自分で感じやすいです。ぜひ練習すれば伸びることを実感して、走ることを楽しんでください。
また、初めての動きも多かったと思うけれど、こういった新しいことにチャレンジしてみてください。
授業のまとめ
「走り方マスターできた!」という児童の声、そして「みんな、走り方がかっこよくなっていました!」という先生からの一言。成長実感できる加納さんさんのトレーニングで、走ることの楽しさが全員にリーチしました。