
北海道の中央部・太平洋を臨む苫小牧市・北星小学校で前明治大学競走部監督・山本豪さんが楽しい走り方授業!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、箱根駅伝・実業団で活躍したランナーで前明治大学競走部監督・山本豪さんが北海道・苫小牧市立北星小学校にアスリーチ!
元気溢れる6年生ときれいなフォームを学ぶ授業を行いました。

児童たちの温かな拍手で迎えられた山本さん。
山本さんのご出身は静岡県、ということで静岡で知っていることを児童に尋ねると「お茶!」「熱海の温泉!」「うなぎ!」など様々な答え。なぜか富士山は出ずに、山本さん苦笑い。
明治大学で監督を務めた山本さんから、みんなも頑張れば箱根駅伝を目指せるようなランナーになれる可能性があります、と話されて真剣に頷く児童たち。
今日は一つでも理解をして覚えて帰りましょう、という声かけに「はい!」と元気に応えて講話終了、実技が始まりました。

まずは腕回し、肩甲骨のストレッチ。走るときは腕の動きも大切だということを伝えます。
続いてジャンプ。姿勢良く、地面の反発をもらうことを学びました。
ももあげ、ももを高く上げるスキップ、後ろ足をお尻につける走りとドリルを進めます。
アジリティートレーニングを挟んで、スタートダッシュ練習。
ここで、体重移動を分かりやすく理解するために、バスケットボールを持ってスタートダッシュを行います。ボールを前に放り投げながらスタート!重心・体を投げ出すスタートを体で覚えました。
そして2人1組で、落ちてくるボールをダッシュで触るスタート練習。

そして最後に4チームでとても短い距離のリレー対決!
スタートで飛び出す練習をした成果で競います。体育館は白熱!

授業の最後に、質疑応答や山本さんへの感想。
児童からは、「元々走るのが得意ではなかったけど楽しかった」「速くなれた気がした」などの声が出ました。
改めて最後に、「陸上選手としてこんなに嬉しい声はありません。みんなには可能性しかありません、箱根駅伝に出る選手も出るかもしれません」と児童に伝えた山本さん、陸上の楽しさは苫小牧・北星小学校の児童たちに深くリーチしていました。
