
学校は自分の才能を見つけられるチャンスの場。ボクシング競技オリンピアン・岡澤セオンさんの体育授業
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、2021年ボクシング世界選手権ウェルター級金メダル、2度のオリンピックに出場。現役選手としてロスオリンピックを目指す岡澤セオンさんが、北海道・札幌市立藤野小学校にアスリーチ!
岡澤さんの人柄にみんなが惹きつけられた授業でした。

実技はユニークながら複雑な動きのウォーミングアップアップからスタート。

少し難しいですが、児童たちは照れながらも楽しそうに行いました。手押し相撲や腕の引き合いは、身体の安定性や駆け引きが重要なことも教わりました。

講話では、自身の辿ってきた道を振り返り、
「自分の才能はどこにあるかわからない。まずいろんなことをやってみよう。学校は多くのことに触れさせて、気付かせてくれるところ。自分の好きなこともあまり関心のないこともいろいろな授業があり、様々なことを教えてくれる。そのどこかに自分の才能を見いだすヒントがあるかもしれない。
そして、才能はいつ開花するかわからないから、関心のあることができたら、失敗を怖れず、諦めずに本気でやってみよう。」と熱いメッセージがありました。
また、パリオリンピック後に1度引退したが、アスリーチで学校を訪問し「諦めずに」と言っている自分が諦めていることに気付き、2028年ロスオリンピックに向けて現役続行再始動したことも話してくれました。

岡澤さんの周りにはいつも子どもたちが集まって来る。あっという間に人気ものに。
