
「ムリでしょ!とにかくやってみる!」パラリンピック2024パリ水泳銅メダリスト・辻内彩野さんによる全身を使った体育授業!!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、パラリンピック2024パリ水泳100m自由形(S12クラス)で銅メダルやパラ水泳世界選手権2025で銀メダルを獲得した辻内彩野さんが滋賀県・米原市立河南小学校にアスリーチ!
児童たちへチャレンジすることで大切なことを伝えました。
体育館中に響きわたる全校児童の「おはようございます!!」で始まった辻内さんによる特別授業。
授業冒頭では自身の状態について説明し「できるだけ音を出してリアクションをしてくれると嬉しい」と児童たちへ語ります。

講話が進み実際にパラ水泳で使用されている器具を紹介していく中で、「タッピング棒」を見せると児童からは「長っ!!」と驚きの声が次々とあがり、「世界中には障がいを持つ人は何%位いるでしょう?」という問いに、児童同士で相談しながらどれくらいいるのだろうと考える姿が見られました。
辻内さんが伝えたのは「ケガをしない体を作る」「いろんな動きでたくさん体を動かす」の2点がチャレンジする上で大切なことであること。鬼ごっこや縄跳びなどの遊びの中で全身を使った運動をやることで身につけていってほしいと児童たちへ語りました。

実技は6年生のみの参加。
最初に行われた「声だけでポーズを取るゲーム」では言葉だけで具体的に分かりやすく伝える難しさを体感します。

実技が進んでいくと「イモムシの動き」や「スパイダーウォーク」に挑戦。「ムリや!!」との声が聞こえるも児童たちは果敢に挑戦します。
辻内さんが「最後までがんばるよー!!」と声をかけると自然と「がんばれ!」「がんば!」と、応援の声が。

最後に、できないと思ったことでも挑戦してみればできたりするのでいろいろことに「とにかくやってみる」の精神で取り組んでほしいと児童たちへ伝えて授業は終了となりました。
