最後まであきらめない!リオ五輪代表・佐藤あり紗さんによる楽しく真剣なバレーボール授業
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』
バレーボールでリオデジャネイロオリンピックに出場した佐藤あり紗さんが茨城県・結城第二高等学校にアスリーチ!
楽しく真剣に取り組むバレーボール授業を行いました。
まずはVTRを見せながら自己紹介。
リベロとして『どんなボールも諦めずに拾うこと』『誰より声を出してチームを盛り上げること』を意識して実践してきた姿を映像で見せます。
そこからW-Up。
算数の計算に答えて奇数・偶数で反応する練習では、リベロの佐藤さんならではの回転レシーブの動きを体験。
その後、二人一組のプチ鬼ごっこ、ボール取りゲーム。
体が温まったところから、いよいよバレーボールの練習です。
アンダーハンドの練習、そしてあり紗さん自らスパイクを打ち込んでのレシーブ練習。
実技の最後は4ヶ所に別れてゲーム。柔らかいボールの組とバレーボールの組、レベルに応じて各々がバレーを楽しみました。
実技の後には質疑応答。多くの質問が出ました。
(Q.なぜリベロに?)
佐藤:ずっとスパイカーでした。東北福祉大に進学し、長い連勝を自分が途切れさせてしまったことがあり、チームのために自分はリベロになろう、と転向しました。その決断で人生が良い方に変わりました。
(Q.今までで一番緊張したとき?)
入団したとき、日立はカテゴリーが下のV2でした。そこから一部昇格をかけた入替戦が一番緊張しました。
(Q.今後の目標は?)
もともと保育士が夢で、高校のときにバレーをやめようと思ったくらい子供が好きです。バレーを続けたことで、好きなバレーを通して子供たちと関われているので、やってきて良かったと思っています。今後も、スポーツの良さを子供たちに伝え続けたいです。
(Q.現役時代、気を付けていたことは?)
ご飯をとても気にしていました。栄養士にすべての写真を送って確認をしてから食べていました。特に良い野菜が4つあります。ニンジン、アボカド、ブロッコリー、トマト。実際に食べてみてパフォーマンスが上がったので、みんなにも伝えたいです。
そして授業終了後。
訪問日の前日が誕生日だった佐藤さんに、サプライズで花束と『ハッピーバースデー』合唱のプレゼントが!
生徒の温かさに包まれて、訪問したアスリートにとっても思い出に残る授業となりました。