
失敗しても前へ!バレーボール五輪メダリスト井上香織さんの特別授業
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、バレーボール日本代表としてロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した井上香織さんが、兵庫県・神戸市立唐櫃中学校にアスリーチ!
夢に向かって突き進むことの大切さについて教えてくれました。

唐櫃中学校の1年生33名と一緒にスタートした特別授業。
井上さんがバレーボールを始めたきっかけや、五輪出場に至るまでの険しい道のりと当時の心境を教えてもらいました。

実技の授業に移ると、ペアになってボールを使った全身運動から始まり、トスやスパイクを練習。
思うようにボールが飛ばない生徒たちでしたが、井上さんの指導でポイントを掴むと笑顔が溢れました。

授業の終盤では、チームに分かれて対抗戦。
ゲームの前にはチーム別で「声を出す」「ボールから逃げない」など目標を設定。
チームが掲げた目標を意識しながら、生徒たちは一生懸命ボールを追いかけました。
「みんなで試合を楽しめたのは良かった」と、充実した表情で発表してくれた生徒たちでした。
中学時代の全国大会、プロ入団後の代表選抜やオリンピック、様々な節目で怪我に悩まされた井上さん。
その度に「後悔だけはしないように精一杯だけを貫きたい」という気持ち一つで、五輪に心血を注いだ胸の内を語ってくれました。

悔しい思いをしても、どんどん前に進もうという心構えについて、教えてもらった授業でした。
