アテネパラリンピック・マラソン金メダリスト高橋勇市選手の夢を諦めない大切さを教える体育授業‼︎

アテネパラリンピック・マラソン金メダリスト高橋勇市選手の夢を諦めない大切さを教える体育授業‼︎

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、アテネパラリンピック・マラソン金メダリスト高橋勇市さんが大阪府・東大阪市立高井田中学校にアスリーチ!
中学生たちに諦めなければ夢は叶う事、マラソンの楽しさを伝えました。


まず体育館に全校生徒360名に集まっていただき高橋さんの挨拶から授業がスタート。
講話では高橋選手の幼少期にマラソンと出会ったきっかけや、金メダリストになるまでの生い立ちを映像を見ながらお話いただきました。高橋さんは元々走ることが苦手だったこと、歌手になりたかったことを知った生徒たちは驚いていました。


講話の途中には生徒にガイドヘルパーの体験をしてもらうため実際に高橋さんを希望の場所まで誘導したりと、生徒たちも楽しみながら授業を受けました。
小学校の先生との出会いで走ることが楽しいと思うようになり、友人がきっかけでマラソンを始め、一等を取ったことでオリンピックに出たいと強く思ったこと、病に悩み辛かった時期を支えてくれた母親がいたこと。高橋さんの素直で優しい人柄と、諦めなければ夢は叶うという強い信念があったからこそたくさんの出会いに恵まれた事が伝わる講話でした。


講話最後には花束のプレゼント。生徒たちのサプライズに高橋さんも喜びます。

その後は2年生を対象にグラウンドにて、実技の授業を行いました。


二人一組になり、一方が目隠しをし全盲の方と誘導する方の気持ちになってグラウンドを歩きました。
目が見えない、真っ直ぐ歩けないと不安がる生徒でしたが、誘導役の生徒がしっかりサポートし最後まで歩き切りました。
実際に体験したことで私生活で目が不自由な方がいたら今後助けてあげたいです。と言ってくれる生徒で溢れ差別をなくし、共生社会を作る大切さが伝わる素敵な特別授業でした。
最後は特別に生徒たちに獲得した金メダルを披露し、手に取った生徒たちは大興奮でした。

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