パラリンピック金メダリスト・小宮正江さんが教える!ゴールボールを通じて学ぶ特別授業
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、ロンドンパラリンピック金メダリスト・小宮正江さんが長崎県・長崎市立高城台小学校にアスリーチ!
ゴールボールを通じて学んだことを、楽しく児童たちに伝えました。
講話では、小学校2年生で目が見えなくなり、前が真っ暗になってしまいましたが、ゴールボールが希望となり金メダルを取ることが目標になったことを話されました。
また、これから生活していくうえで大事にしてほしいことを「あ・い・う・え・お」にして伝えました。
あ:ありがとう (メダルを取れたのは周りのサポートのおかげである。先生や友達、家族に感謝を伝えよう)
い:一歩一歩 (壁に当たっても諦めずに前に進もう)
う:嬉しいことをやる (うきうきワクワクすることをやろう)
え:笑顔 (苦しい時にこそ笑ってリラックスしよう)
お:大きな声で挨拶や返事をしよう (今日のように大きな声なので、継続してほしい)
実技では、選抜された児童がアイシェードを取り付け、チームに分かれてゲームを行いました。音だけを頼りにボールを投げる・止めるという初めての経験に四苦八苦する児童でしたが、慣れてくるとスーパーゴール・スーパーセーブが飛び出しエキサイティングな展開となりました。
約430名の全校児童が参加した授業ですが、アテネで銅メダル、ロンドンで金メダルを獲得したトップアスリートの話と、初めて目の前で見るプレーに皆が興味津々。
ゴールボールから学ぶ「あ・い・う・え・お」を体感し、素晴らしい時間を過ごしました。