言葉にして伝えよう!パラリンピック金メダリスト・小宮正江さんによるゴールボール体験授業!

言葉にして伝えよう!パラリンピック金メダリスト・小宮正江さんによるゴールボール体験授業!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、ゴールボール・小宮正江さんが福岡県・直方市立直方南小学校にアスリーチ!
4年生と5年生に、ゴールボール体験を通して言葉にして伝えることの大切さを伝えました。


「目が見えなくなって経験したことなどをお話しします」と小宮さんの自己紹介と講話が始まりました。途中オリンピックの映像を見て、小宮さんがゴールを決めると「おおー!」と声が上がりました。
その後にメダルを見せるとまたしても「おおー!」ととても反応の良い児童たち。
オリンピックを目指して頑張っている時に、お母様から涙ながらに「そんな目に産んでしまってごめんね」と言われたことで、「体も丈夫に生んでくれて、夢や目標を持って楽しく過ごせて感謝しているのに伝わってなかったことに気づいたんです」と、思っていても伝わらない、言葉に出して伝えることの大切さをお話ししてくださいました。


次に実技の時間です。準備運動をし、ゴールボールのボールの止め方を児童に教えたあと、先生たちも混じって試合を行いました。
アイシェードを付け、「何も見えん!」と怖がりながら、音や声、触れるものを頼りに動く児童たち。
試合のルールがわかってくると、試合を見ているコート外の児童からボールを投げた人に「今のは止められたよ!」など声を出して“伝える”姿がたくさん見られました。


試合後、児童全員がメダルに触れる貴重な時間がありました。
最後に、「難しかったけどゴールできたのが気持ちよかった」などなど、たくさんの児童が小宮さんに授業の感想を伝えてくれ、小宮さんからも「元気で明るく、いろんなことに楽しんで挑戦してください」とメッセージを送りました。

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