女子ソフトボールの松岡恵美さんが、ソフトボールを通じて、チームワークと感謝の心を伝える特別授業

女子ソフトボールの松岡恵美さんが、ソフトボールを通じて、チームワークと感謝の心を伝える特別授業

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、女子ソフトボール選手の松岡恵美さんが京都府・京都市立大宅中学校にアスリーチ!
2年生28名の生徒が実技授業を、講話では2年生全員が松岡さんがソフトボール選手として経験した「ご縁と感謝」を、自身の怪我やオリンピックの時の想いとともに伝えました。


実技授業ではステップのウォーミングアップからスタート。
リズムと体の使い方がシンプルではあるものの少しづつ難易度が上がるにつれ、徐々に出来なくなったりもしますが、一つずつの動きを整理していくことでクリアになっていく姿も見えました。そして、ミニコーンを挟んでの反射ミニゲームでは全力で逃げ切る側と必死に捕まえる側で大いに盛り上がりました。


実技後半では、実際にキャッチボールからやってみます。野球部に在籍している生徒にも協力してもらい、分かりやすくボールの投げ方をアドバイスして経験の無い生徒でもしっかり投げることが出来るようになっていきます。

そしてバッティングでは、置いてあるボールでもなかなか打つのが難しく、最初は当たってもすぐ近くに落ちてしまうことが多かったですが、こちらも松岡さんが丁寧にアドバイスをしていくことで気持ちのいい打球音が校庭に響いていきました。


講話では、場所を移し2年生全員が参加してくれました。
自己紹介から始まり、松岡さんのソフトボール人生が語られていきます。
ソフトボールに出会い、自分が一番だと思っていた学生時代によりレベルの高い選手たちに出会い、自分の道は此処だと心に決めてから、一心にソフトボールに打ち込んできたこと。
オリンピックでの悲願の打倒アメリカ、そして勝利。しかしその時には怪我でチームを離れていた悔しさ。そんな中でもチームメイトが自分をずっと同じチームだと想っていてくれた行動。
そんな経験から、繋がっていく縁とそれに対する心からの感謝、それを言葉にすることの“ちから”を生徒たちに伝えました。

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