夢を持って大好きなことをやり遂げろ!車いすバスケットボール銀メダリスト・宮島徹也さんのポジティブ授業

夢を持って大好きなことをやり遂げろ!車いすバスケットボール銀メダリスト・宮島徹也さんのポジティブ授業

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、車いすバスケットボール選手で東京パラリンピック銀メダリストの宮島徹也さんが高知県・土佐市北原小学校にアスリーチ!
どんなにつらくても、夢を持って動けば周りが必ず応援してくれると、児童たちに熱く語りました。


授業を受けたのは、5・6年生の児童13人。
冒頭、児童たちに「私にあだ名をつけて」と頼んだ宮島さん。すぐに「てっちゃん」と名付けられ、グッと児童たちとの距離が縮まります。
宮島さんは、小学4年からバスケットボールを始め、その面白さにのめり込みます。


しかし中学2年の時、医療事故により左足を切断し、絶望の淵に···。何もやる気の出ない日々。
そんな中、毎日見舞いに来てくれた友人、懸命に看病してくれる母親など自分を支えてくれる存在が宮島さんを奮い立たせたといいます。もう一度、大好きなバスケットをしたい。人一倍練習に打ち込んだことで、東京パラリンピックという夢の舞台で活躍することができた、と銀メダルを手に笑顔で話しました。


実技では、児童たちは車いすの操作に挑戦です。
競技用の車いすにはブレーキが無く、タイヤを握ることで止まったり曲がったりすることができます。


最初は恐る恐るタイヤを触っていた児童たち。しかし、5分もするとすぐ自由に動き回れるように。
宮島さんと鬼ごっこをやるなどして、楽しいひと時を過ごしました。


児童たち同士で行った試合では、前に入って車いすを止めたり、バランスを上手くとりながらシュートを打ったりなど初心者とは思えない動きも。


点が入るたびに、館内には児童たちの大きな歓声と拍手が響きました。


最後は宮島さんとハイタッチをして別れを惜しんだ児童たち。
夢を持てという「てっちゃん」の言葉は、しっかりと児童たちの胸に刻まれたことでしょう。

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