バレーのスキルも熱意もとびっきり!白熱の試合形式でみんな大盛り上がり!

バレーのスキルも熱意もとびっきり!白熱の試合形式でみんな大盛り上がり!

アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
12月12日、元プロバレーボール選手の佐藤あり紗さんが、岐阜県土岐市の濃南中学校にアスリーチ!
バレーボールの体育授業を行いました。

全校35人の濃南中学校。部活は卓球部、陸上部、男子バレー部の3つです。元オリンピック代表の佐藤あり紗さんの授業をバレー部のメンバーはもちろんのこと、生徒全員楽しみにしていたとのこと。授業前に体育館に集まりボールを使ってウォーミングアップをはじめ、今や遅しと待ち構えてくれていました。

訪問アスリートご紹介

佐藤あり紗さん。宮城県仙台市出身。古川学園高校、東北福祉大、日立リバーレ、リガーレ仙台にてプレーされました。現役中には世界選手権イタリア大会、リオデジャネイロオリンピック日本代表として活躍。現在はバレーボール教室やイベント出演など、普及活動や地元を盛り上げる地域活動など精力的に行っています。

学校や地域のご紹介

10年前に中学校のグラウンドに小学校校舎が建設され、3年前から小中一貫教育が開始された濃南中学校。なかには保育園から一緒というメンバーもいて、仲の良さはとびっきりです。学年の垣根がなく、一緒に授業を受けている様子だけでは何年生の生徒さんかわからないほど。

先生方からも「いつも元気で積極的な生徒たちです!」というお話を伺いましたが、びっくりするほどフレンドリーかつ礼儀正しい態度で接してくれました。

実技と講話の授業

「偶数なら右、奇数なら左」のルールで佐藤さんの出す掛け算の答えを考えて線までダッシュ。
2人組の真ん中にボールを置いて「頭、膝、尾骶骨、首」と指示された場所を押さえながら「ボール」と言われたらさっと持ち上げたり、いろいろな形で頭を使いながら瞬発力を競います。
ゲーム性のあるトレーニングで心も体もどんどんほぐされていきました。

アスリートから児童生徒へメッセージ

言葉に出して伝えていこう

「自分の思いを口に出すことは恥ずかしいと思うこともあるかもしれません。でも言葉にしないと伝わらないこともありますよね。相手のいいところをほめたり、自分の希望や困っていることを口に出すことでお互いにより良い関係を築くことができると思います。」

思いやりの心を持とう

「バレー部の生徒さんにプレーのヒントを話してもらったけれど、人前で発言を求められると誰でも緊張するよね。そんなとき、皆がうなづいたり、目を向けてくれたり、聞いてるよっていう雰囲気を出してくれるとすごく話しやすくなると思います。相手の立場を思いやる心はスポーツだけでなく、日常の生活の中でも大切にしてほしいです。」

授業のまとめ

後半はレシーブ、アタックの練習をしてから試合形式で実践練習。
バレー部中心の経験チームも、バレー部以外の生徒さんのチームも、どちらも「ドンマイ」「ナイス」と大きな声をかけあう熱気あるやりとりが続きました。
終始きびきびと気持ちよい姿勢で授業に臨んでくれた濃南中学校のみなさん。どんどん他方面でも力を発揮していってほしいです。

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