歩くフォームから変えていこう! 元世界陸上日本代表・平塚潤さんによる体育授業!
アスリート全国学校派遣プロジェクト『アスリーチ』。
今回は、元世界陸上日本代表・平塚潤さんが鹿児島県・出水市立蕨島小学校にアスリーチ!
速く長く走るコツを伝授しました。
自己紹介を兼ねた講話の時間では、日本代表になれた理由の1つとして“自分自身にプレッシャーをかけた”とお話しされました。
実業団のチームに誘われた際、“3年で日本代表になれなかったら、地元で教職に就く”と宣言した平塚さん。
結果、自分自身を追い込むことができて、見事3年後に日本代表に選ばれました。
自分自身にプレッシャーをかける、追い込むことの大切さを語りました。
実技の時間では長距離を走るためのフォーム作りを意識したドリルを実施。
“走ることの基本は歩くこと”
そのため、歩くフォームから意識していく必要がある、と教えました。
視線は前を向く、つま先から着地しない、後ろ足を引き付けるなど···
児童たちが普段やらない動きに慣れるよう指導を行いました。
最後に腕の振り方について伝授。
2人1組になって、片方が壁役、もう片方がそこに腕を振って当てる練習を行いました。
平塚さんも現役時代、何万回もこの練習を行い、自分のフォームを会得したそう。
質疑応答の時間では児童たちからいい質問が。
“坂道(上り)を走るときは何を意識すればいいですか?”
平塚さん曰く、“足で踏ん張ろうとするのではなく、軽く前傾姿勢+腕をいつもより大きく振って腕で身体を引っ張っていく”と楽に走れるとのことでした。