運動系YouTuberフィッシャーズやEテレ体操のお兄さんなど、運動神経の良い有名人に憧れるお子さんは多いのではないでしょうか。

本記事では運動神経の伸びやすい時期におすすめな運動や、運動能力を高める習い事のコーチを紹介します。お子さんが「自分もやってみたい！」と盛り上がっているなら、この機会に運動神経を良くする習い事をはじめてみませんか。

子どもにとって運動ができる人はヒーロー！

今も昔も、スポーツができる子どもはクラスの中でも人気者になりやすいものです。テレビや動画投稿者の中でも、自分ではできないような難しい技をさらっとこなす大人は子どもたちの憧れの的。

「自分もあんな風に動けたらな」と子どもたちが憧れる有名人をご紹介します。

Fischer’s（フィッシャーズ）

YouTubeチャンネル登録者数800万人超えの6人組、フィッシャーズ。1万人鬼ごっこ企画でギネス記録を達成したり、日本最大のアスレチック施設「六甲山アスレチックパーク GREENIA」のアスレチック監修を行ったりと幅広く活動しています。2023年にはスポーツ関連の動画投稿グループで世界トップと呼ばれるグループYouTuber「Dude Perfect」の総再生回数を抜き、152億4000万回を記録してグループYouTuberとして世界一となったことも話題になりました。

近所のちょっとした公園でも、大きなアスレチックでも仲間と楽しそうに遊び、驚きの身体能力を見せてくれるフィッシャーズ。「あんな風に運動ができるようになりたい！」と憧れるお子さんが多いのもうなずけます。

Eテレ体操のお兄さん

今5〜8歳くらいのお子さんにとってなじみがある体操のお兄さんといえば、第12代体操のお兄さんである福尾誠さんですね。子どもたちに押されてもびくともしない力こぶや子どもたちの背を軽々飛び越えるジャンプ力を見て「一度は会いたい！」と観覧希望に応募した経験のある方もいるかもしれません。

まことお兄さんは、2019年4月によしお兄さんこと小林よしひささんから体操のお兄さんを引き継ぎ、4年間Eテレ「おかあさんといっしょ」にて活動されました。

小学生から体操をはじめ、順天堂大学ではコーチも行っていたまことお兄さん。体操のお兄さんを引退後も、テレビ番組の企画で21段（2メートル86センチ）の跳び箱を跳ぶなど、鍛え上げた筋力は健在です。

子どもにとって、体操のお兄さんは人生で最初に出会う、運動のできるスーパーヒーローかもしれませんね。

運動神経を良くしたいなら知っておきたいゴールデンエイジ

子どもから大人へと成長していく過程において、特に運動神経が発達しやすい時期があるのをご存じでしょうか。この9歳から12歳ごろまでの特別な時期は「ゴールデンエイジ」と呼ばれています。

ゴールデンエイジについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

関連記事：運動神経を良くするカギはゴールデンエイジ！子どもにおすすめの習い事4選

また、このゴールデンエイジの恩恵を存分に受けるためには、神経系が最も発達する「プレ・ゴールデンエイジ」の過ごし方も大切になってきます。プレ・ゴールデンエイジは5〜8歳ころといわれ、ゴールデンエイジに爆発的に運動神経を伸ばすための下準備の時期とされています。

プレ・ゴールデンエイジについては以下の記事で詳しく説明していますので参考にしてみてくださいね。

関連記事：子どもの運動神経を良くする！プレゴールデンエイジにおすすめの習い事

ゴールデンエイジ、プレ・ゴールデンエイジに運動神経を良くする習い事をしておくと、憧れのスポーツヒーローに近づけるかもしれません。

運動神経を良くしたいお子さんにおすすめの習い事

フィッシャーズや体操のお兄さんのように運動神経を良くしたい！と夢見ているお子さんに向けて、おすすめの運動の習い事を紹介します。

体操・新体操

「体操のお兄さん」というだけあって、第12代のまことお兄さんは体操、2023年4月からの第14代佐久本和夢お兄さんは新体操の選手でした。まことお兄さんは小学校から、かずむお兄さんは3歳のころから習い事としてはじめたそうです。プレ・ゴールデンエイジからはじめた習い事が実を結んで、子どもたちの憧れの体操のお兄さんになれたのですね。

ライフキネティック

運動と脳トレを同時に行うライフキネティックは、さまざまなスポーツの分野で注目されています。脳内の神経細胞間のつながり（シナプス）を増やす効果があるといわれているため、プレ・ゴールデンエイジには最適のトレーニングといえます。長時間走り回ったり集団で行ったりする必要がないため、やり方を覚えて自宅で親子で復習するのも楽しいでしょう。

個別指導ならお子さんに合ったやり方で運動神経を伸ばせる

フィッシャーズの動画に出てきた公園を巡ってアスレチックにチャレンジするのも良いですが、プレ・ゴールデンエイジやゴールデンエイジに適切な指導を受けることで、お子さんの運動神経は飛躍的に伸びる可能性を秘めています。

一生にこの時期しかないチャンスを逃したくない方のために、正しく安全に体を動かして運動神経を良くする習い事のコーチを紹介します。

バク転やアクロバット指導も！体操の今林コーチ

順天堂大学在学中に、全日本体操団体選手権優勝経験のある今林開人コーチ。5歳から体操をはじめ、約20年間競技に関わった経験から質の高い指導が受けられるコーチです。体育に必要な跳び箱や逆上がりはもちろん、親が教えられないバク転などのアクロバット技まで指導範囲は多岐にわたります。

ベーシックな運動能力を上げることはもちろん、ケガをせずに高度な技を練習してみたいお子さんにもおすすめのコーチです。

子どもの可能性や人間的な成長も後押ししたいと考えている今林コーチのレッスンはこちら

体育教師資格もある銀メダリスト！野々村 笙吾コーチ

野々村コーチは2014年の世界体操で団体銀メダルを獲得しているコーチです。幼児から小学生の体操教室での指導歴もある野々村コーチは、自身も6歳から体操教室に通っていました。教える側と教えられる側の経験をバランスよく持った野々村コーチなら、お子さんの希望に寄り添った指導が受けられそうですね。

体育指導からバク転バク宙まで楽しく体を動かす野々村コーチのレッスンはこちら

プレ・ゴールデンエイジに運動神経を良くする習い事をはじめよう

アスレチックや鬼ごっこ、パルクールなど体を思いっきり動かす遊びは子どもにとって楽しいもの。無心に体を動かすことは一番大事なことですね。ただし、ちょっとチャレンジングなアクロバットは要注意。

テレビや動画でお兄さんたちがやっていた動きを知識なくそのまま真似すると、ケガにつながることもありえます。安全に楽しく運動神経を高めて、憧れのスポーツヒーローたちに近づけると良いですね。