運動神経を良くするカギはゴールデンエイジ!子どもにおすすめの習い事4選

運動神経を良くするカギはゴールデンエイジ!子どもにおすすめの習い事4選

本記事では、子どもの運動神経を良くしたいと考えている親御さんに向けて、運動神経の基礎知識や、ゴールデンエイジにおすすめの習い事について紹介していきます。子どもにはゴールデンエイジと呼ばれる運動神経が高まる時期があるため、この時期を活かせば、我が子を運動神経のいい子に育てることができる可能性があるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


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運動神経のいい子のカギになる7つの能力

運動神経のいい子のカギになる7つの能力

運動神経のいい子は、具体的にはどういうところがそうでない子と違うのでしょうか?

実は、運動神経のいい子は、目や耳でとらえた情報を脳でうまく処理して、体の各部位に指令を出す能力が優れています。その能力はドイツの運動学者によって研究され、大きく7つに分類されるといわれています。

①リズム能力

状況に合わせて、動くタイミングをつかむ能力です。大縄跳びでまわりの子が飛んでいるタイミングに合わせてジャンプしたり、サッカーボールの速度に合わせて走りうまくドリブルしたりするときに使われる能力です。

②バランス能力

バランスを保つ能力です。転びそうなときに体勢を立て直したり、サッカーでボールを奪われそうになったときの攻防などで使われる能力となります。

③変換能力

まわりの状況の変化に合わせて、自分の動きを切り替える能力のことを変換能力と言います。バスケットボールで相手のディフェンスが来たときに、素早く進路を切り替えたりするときに使う能力が変換能力に該当します。

④反応能力

反応能力は、合図に素早く反応する能力を指します。徒競走のピストルの合図でスタートダッシュをする際などに使われる能力です。

⑤連結能力

関節や筋肉を滑らかに同調させて、体全体をスムーズに動かす能力を連結能力と呼びます。サッカーやバスケットボールのプレー中に、高速で走りながら安定したドリブルを行うときなどに使われます。

⑥定位能力

自分の位置とまわりの物の位置関係や、動いている敵との位置関係などを把握する能力です。どのくらいの強さでパスを出したら相手に届くかなどを判断するときに使われます。

⑦識別能力

道具をうまく操作する能力です。どのくらいの力で打ったらどこまでゴルフボールが飛ぶかなどを把握して、上手にコントロールするときに使われます。

関連記事:子どもの運動音痴の治し方を解説!運動神経を向上させる方法とは?

運動神経を良くするためにゴールデンエイジでスポーツをしよう

自分の子どもに運動神経のいい子になってもらいたいのであれば、ゴールデンエイジの時期を利用しない手はありません。子どもの運動神経に密接に関わるゴールデンエイジとは、いったいどのような時期なのでしょうか。

ゴールデンエイジとは

ゴールデンエイジとは、9歳から12歳までの時期を指します。幼児期と違い、自分の思った通りに体を動かせるようになる時期で、一生のうちで最も運動神経を良くすることができる時期といわれています。

細かい説明がなくとも、コーチやうまい選手の動きを見様見真似で理解して再現することができ、技術的に大きく伸びやすいとされるのがゴールデンエイジの子どもです。

ゴールデンエイジにスポーツの習い事をしよう

この時期は、さまざまな運動に取り組むよりは、ひとつのスポーツに絞って技術を磨くことに向いています。子どもの興味のあるスポーツの習い事をはじめるには最適な時期ですね。
なお、5~8歳ごろはプレゴールデンエイジ期と言われ、この時期も運動が好きになる環境づくりが大切だと言われています。以下の記事が参考になるので、あわせてチェックしてみてください。

関連記事:子どもの運動神経を良くする!プレゴールデンエイジにおすすめの習い事

ゴールデンエイジにおすすめのスポーツ

ゴールデンエイジにおすすめのスポーツ

子どもが伸びる特別な時期、ゴールデンエイジにぴったりな習い事を4種紹介します。子どもの興味に合わせて選んであげたいですね。

スイミング

スイミングは赤ちゃんの頃から推奨される運動ですが、成長期のゴールデンエイジにもおすすめの、7つの能力をまんべんなく鍛えることができる習い事です。成長期は骨や筋力がまだ弱く、関節も柔らかいため過度な運動のし過ぎはケガに繋がることも。その点スイミングは水中で行うため、骨や関節の負担が少ない状態で運動することができます。左右対称の動きをするスポーツのため、左右の偏りなく鍛えられるところもおすすめのポイントです。水中では呼吸に制限がかかるため、心肺機能の向上にも役立つというメリットもあります。

野球

野球は基礎体力の向上に役立つ習い事です。柔軟性や敏捷性、集中力、バランス感覚など総合的な運動能力を養うことができます。バッティングだけを見ても、道具を使ってランナーの動きを把握しながら打ちたい方向に動いている球を打つなど、7つの能力全てを使って行う競技だということがわかります。

また、同い年の子どもだけでなく、複数の学年でチームを組むことが多い野球チーム。別の小学校の子どもと一緒になることも多いでしょう。礼儀や上下関係、幅の広い友達付き合いなどが望める習い事が野球です。

サッカー

サッカーは常に走り回り、体力を使う競技です。持久力をつけたいと考えている場合には、特にサッカーはおすすめです。ドリブルの際にはリズム能力、バランス能力、連結能力などが鍛えられます。コーナーキックでは定位能力、識別能力なども鍛えられるでしょう。

チームプレーのスポーツのため、コミュニケーション能力を高めることも必要になります。協調性を養うという目的でもサッカーはおすすめの習い事といえます。

ダンス

音に合わせて体を動かすリズム能力やバランス能力、連結能力による柔軟性などが養われるのがダンスです。全身をくまなく連動して使うため、運動神経の発達に効果が期待できます。子どもの習い事としてのダンスは団体で行うことが多いため、協調性とともに、チーム内での競争心も鍛えられます。踊ることでストレスを解消したり、自分の個性を大事にすることも学べるのがダンスです。

関連記事:運動神経のいい子がしている習い事!体操の個人レッスンが人気!
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子どもの興味あるスポーツの能力をゴールデンエイジに伸ばしてあげよう

子どもの運動神経を良くするためには7つの能力が関係していて、この能力を向上させてあげるにはゴールデンエイジのときのスポーツ経験が大切です。親の運動神経が良くないからと諦めず、ゴールデンエイジの時期を活かして子どもの好きなスポーツの習い事をはじめて、運動神経を伸ばしてあげましょう。


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