プロに聞くバレーボールが上手くなる方法まとめ!小中学生は基礎を押さえよう
バレーボールが上手くなる方法を知りたい小学生や中学生のお子さんを持つ方に向けて、プロのコーチに伺った上達するための方法についてまとめました。
サーブ、トス、アタックとそれぞれの押さえるべきポイントとおすすめの練習方法についてわかりやすく解説。またドリームコーチングでバレーボールの個別指導を行っているコーチについてもあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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オリンピックで活躍した選手など一流のコーチからバレーボールの指導を受けてみたい方は、ぜひドリームコーチングの利用を検討してみてください。
目次
試合の主導権を握るために!押さえておきたいサーブのコツと練習方法
バレーボールのサーブは、基本となる打ち方から派生系の打ち方まで種類はさまざま。その中でも試合で多く使われているサーブは次の5種類です。
・アンダーハンドサーブ
下から上へと腕を振り上げて、肩よりも低い位置で打つサーブのこと。
・オーバーハンドサーブ
トスを上げて肩よりも高い位置で打つサーブのこと。ジャンプをして打つ場合はジャンプサーブとなります。
・フローターサーブ
自分の顔の前に低めのトスを出し、ボールを前へと押し出して打つサーブのこと。軽くジャンプして打つとジャンプフローターサーブ、助走をつけて打つとランニングジャンプフローターサーブとなります。
・サイドハンドサーブ
体の横の位置からボールを打つサーブのこと。
・ドライブサーブ
手首のスナップを利かせて前方向に回転をかけながら打つサーブのこと。
過去の記事で元Vリーグ指導者の山田晃豊(やまだあきのり)コーチより、上記のサーブのうちフローターサーブについてご指導いただいた様子を紹介しています。フローターサーブはバレーで基本となるサーブのため、しっかりマスターしておきましょう。
まず、フローターサーブのポイントはトスの出し方にあります。安定したトスが出せればサーブも安定感が増すため、意図したところへボールを上げられるようまずはトス練習を重点的に取り組みましょう。
そしてフローターサーブに慣れてきたら、次はジャンプフローターサーブやランニングジャンプフローターサーブへとステップアップしていきます。
どちらも強力なサーブであり、重要となるのはジャンプのタイミングを合わせること。タイミングがズレてしまうと、高い打点で打てず威力が出ません。ジャンプが安定しないうちは、基本のフローターサーブで対応するほうが良いと山田コーチは話します。
またフローターサーブだけでなく、どのサーブにおいてもボールコントロールは欠かせません。山田コーチ直伝の、ボールコントロールの効果的な練習方法はこちらを参考にしてみてください。
関連記事:【小学生・中学生の初心者向け】バレーボールのサーブの種類と特徴を基本的な打ち方と一緒にご紹介
チームの攻撃性を左右する!トスのコツと練習方法
トスは、レシーブで上がったボールをアタッカーへとつなぐプレーのこと。一見するとどれも同じように見えるかもしれませんが、トスにはいくつかの種類が存在します。多彩なトスをマスターするためには、まずはトスの基本ポジションをしっかり身につけることが大切です。
額の前に人差し指と親指で三角形を作り、足は重心移動しやすいよう前後にずらして構えます。そしてボールの落下点を予測して移動し、体の重心とボールを飛ばす方向を合わせて、手首のスナップを利かせながらボールを弾きます。この際、指や手のひらをボールにべったりとくっつけないことがポイント。山田コーチによると、ボールが熱々で触れると火傷するというイメージを持つとうまくいきやすいそうです。
山田コーチから教わったトスの効果的な練習方法は次の通りです。
- ボールを持って床に座る
- トスの手の形でボールを床にバウンドさせる
- 跳ね返ってきたボールを、バスケットのドリブルのように繰り返しトスする
この3ステップが安定してできるようになったら、床との距離を遠くしたり、立った状態でトスしたりと難易度を上げていきます。またトスを上達させるためには足首、膝、股関節を同時に動かすこともコツのひとつ。安定したトスが上げられるように、体の正しい動かし方をしっかりマスターすることからはじめましょう。
こちらの記事では、トスを上達させるための練習方法をいくつか紹介しています。トスの精度を上げたい方は参考にしてみてください。
関連記事:【小学生・中学生の初心者向け】バレーボールのトスの種類と使い分けをご紹介
バレーボールの花形である攻撃手段!強いアタックを打つためのコツと練習方法
相手陣のブロックを突破して敵コートへと強いボールを打つアタックは、バレーボールの基本となる攻撃手段です。アタックではタイミングを合わせることが重要であり、そのためには助走する際の正しい足の動かし方を理解する必要があります。
利き足が右足の場合は、右足を前に構えて左足、右足の順で踏み込み、最後に左足で踏み切ります。左足でしっかり踏み込むことで、体を物理的に後方へと引けるようになり、力強いアタックに繋がります。
また腕については、肩甲骨を使って腕をスイングさせる練習が効果的です。長座から腕を振った反動でお尻を持ち上げるようなイメージで大きくスイングさせることがポイント。腕の振りとジャンプのタイミングを合わせるために、肩甲骨を回すタイミングに合わせてジャンプする練習も取り入れると良いでしょう。
さらにアタックの威力を上げるためには、体の角度も重要です。理想のフォームは、ジャンプの最高到達点でしっかりと体が開いた状態にあること。山田コーチより、しっかりと体を開くための効果的な練習メニューを教えていただきました。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
関連記事:【小学生・中学生の初心者向け】バレーのアタックの花形「スパイク」を種類別に簡単解説
バレーボールの上達を本気で目指すなら!プロに指導してもらうのもおすすめ
バレーボールのサーブやトス、アタックは感覚的な部分もあるため、頭の中では理解できているつもりでも、実際にやってみるとうまくいかないこともあるでしょう。このような場合は、単発の個別レッスンを利用してみるのも方法のひとつです。お子さんのペースに合わせてレッスンが進められるため、苦手な部分も集中的に練習に取り組める点が魅力。短時間のレッスンでも、効率よく上達が目指せます。
ここからは、バレーボールの個別レッスンを行っている人気のコーチをご紹介しましょう。
日本代表やVリーグで指導者として活躍!山田晃豊コーチ
日本代表やVリーグでの指導経験も持つ山田晃豊コーチ。Vリーグではコーチを10年、監督を10年務め、その間にチームを5度の日本一とアジアチャンピオンに導くなど、指導者として数々の功績を残しています。また、プレーヤーとしてバレーボールに取り組まれていた時期もあり、さまざまな視点からスキルアップするために必要な指導を行ってくれます。
実際に山田コーチのレッスンを受けた方からは、「この練習がなぜ必要なのかやどんな場面で活かせるのか、自主練習のポイントなど、今までに教わったことのない内容を子ども目線でわかりやすく指導してくれた」「教わった動きがどのプレーにおいても基礎として重要なことだと子ども自身が気がつくように指導してくれたため、90分という限られた時間の中でアタック、サーブ、レシーブが見違えるように上達した」といった口コミが寄せられています。
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楽しみながらバレーのスキルアップが目指せる!和田麻里江コーチ
和田麻里江コーチは、元実業団バレーボール選手です。東レアローズと日立リヴァーレで活躍したのち、ビーチバレーボールへと転向。実業団に3年間選手として所属し、現在はバレーボール教室やスポーツイベント、部活動指導など、バレーボールの輪を広げる活動に注力しています。
また和田コーチはキッズコーチ検定も取得しており、一緒に楽しく体を動かしながら指導することを大切しています。和田コーチのレッスンを実際に受けた方からも「最初は緊張していた子どもも、フレンドリーに接してもらえたおかげで自分の言葉で困っていることを相談できた。指導内容もバレーボール未経験である親の私が聞いてもとてもわかりやすかった」「笑顔かつ的確な指導で、普段いろいろ言われてもあまり響かない娘が前向きに取り組んでいたのが印象的だった」といった感想をいただいています。
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ポジションに特化した指導も対応!大山未希コーチ
小学校1年生からバレーボールをはじめた大山未希コーチは、元実業団のバレーボール選手です。現役の頃からバレーボール教室を行っており、コーチ歴は20年ほど。選手時代にはすべてのポジションを経験してきており、ドリームコーチングではトスに特化したレッスンも開講しています。またキッズコーディネーショントレーナーの資格を保有しており、実践型の練習やわかりやすい指導に定評があります。
大山コーチのレッスンを受講した方からは、「娘のアップしている姿を見ただけで指摘事項が次々と出てきて驚いた。一つひとつのわかりやすい的確なアドバイスにより、短時間で見違えるほど上達していた」「大山コーチが実際にプレーして見本を見せてくれたことが子どもにとって刺激となった様子。部活でもプレーを細かく指導してもらうことがなかったため、丁寧な指導が受けられてとても貴重な体験だった」といった感想が寄せられています。
元実業団のバレーボール選手である大山コーチのレッスンを受けたい方はこちら
バレーボールの多彩なプレーをマスターするためには基本を押さえることが大切
バレーボールの攻撃プレーは多彩であり、サーブひとつとってもさまざまな種類が存在します。これらのスキルを身につけるためには、基礎・基本をしっかり押さえてから応用へとステップアップしてくことが重要です。間違ったフォームを一度覚えてしまうと、修正することが難しくなる場合もあるため、正しいフォームをしっかり理解し身につけることが上達への近道といえるでしょう。
しかし、基礎練習は地味でつまらないと感じるお子さんもいるかもしれません。そんなときはまず、基礎を固めることの大切さを伝えてあげられると良いですね。本記事で紹介したコツや練習メニューも参考にしながら、お子さんに合った方法でバレーボールのスキルアップを目指してみてください。
関連記事:元プロバレーボール選手に小中学生が教わるプレーと仲間の大切さ!
関連記事:簡単解説!バレーの速攻とは?Aクイックなどの種類と特徴をご紹介
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