こんにちは、坂井聖人（さかいまさと）です。
1995年6月6日生まれ、福岡県柳川市の出身です。

兄の影響で3歳からスイミングを始め、兄から泳ぐことの楽しさ、水泳の楽しさを学びました！地元の柳川スイミングクラブに所属し、9歳の時に初めて全国大会に出場し、この頃から常に1番になりたい！と思いながら競技を行ってきました。

小学生時代には、水泳以外にバスケットも習っていました。水泳との両立が難しくなり、肩と肩甲骨の柔軟性が人並み以上に昔からあり、活かすことを考えると水泳の方が最適であったので、本格的に水泳に打ち込むようになりました。最初は個人メドレーをやっていたのですが、平泳ぎが苦手だったため、コーチの勧めで小学6年生からバタフライに専念しました。

中学は柳城中、高校時代は柳川高等学校に通い、1年生の時には100mバタフライで高校総体優勝、3年生では200mバタフライで高校総体優勝、世界ジュニア選手権で2位、国体優勝といった成績を収めました。

大学は憧れの瀬戸大也選手がいる早稲田大学に進学し、さらに競技に励みました。2016年にはリオ五輪に出場し、男子200mバタフライで銀メダルを獲得することが出来ました。この決勝ではアメリカのマイケル・フェルプス選手を終盤に追い上げて0.04秒差の2位でした。

しかし、その後は五輪後の燃え尽き症候群や肩の怪我の影響もあり、苦しい競技生活を経験しました。両肩の手術をして、痛みから試合に出れない時期もありました。痛み止めを飲んでレースに臨むこともありました。残念ながら地元日本で開催された東京五輪には出場出来ず、パリ五輪でバタフライの代表に入って、メダルを獲ることを目指して頑張ってきましたが、出場権を逃し2024年5月31日に現役引退を表明しました。
現役生活を振り返って、我ながら本当によく頑張ったなと思います。
水泳をやってきて後悔をしたことは一度もありません。本当に水泳が大好きでした！

引退後は、地元福岡県を拠点に指導者としての道を歩んでいきたいと思っています。何事も諦めず、粘り強く続けていれば、夢はかなえられると信じています。「坂井に水泳を教えてもらって良かった！」と思ってもらえるような指導者を目指して頑張ります。

小さなお子さんから、大人の方まで幅広い年代の人達に水泳を指導していきたいと思いますので、よろしくお願いします。