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小学生の新体力テストの全8種目!平均スコアとA判定を取るためにすべきこと

小学生の新体力テストの全8種目!平均スコアとA判定を取るためにすべきこと

自分が子どもの頃にもスポーツテストはあったけど、苦手だったな…という方もいるでしょう。
自分の子どもが新体力テストでどんな判定を受けるか、心配になる方もいらっしゃるかもしれません。

新体力テストは、さまざまな運動や生活動作に必要になってくる動きや体力を見るテストなので、結果が良いに越したことはありませんね。

現在行われている新体力テストの種目にはどのようなものがあるのかを確認して、A判定を取れるように対策をしていきましょう。事前に準備をしておいて良い結果が出せれば、子どもの運動に対する苦手意識も軽減することができます。

 

 

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新体力テストとは?小学生の新体力テスト全8種目

小学生の新体力テストの全8種目

新体力テストは、昭和39年(1964年)の東京オリンピック開催を機にはじまった運動能力や体力を測る「体力テスト」が基で、平成11年(1999年)より「新体力テスト」という名称に変更されました。
名称変更にともない、テスト種目も追加や廃止など一部変更されています。

 

現在小学校で行われている新体力テスト(スポーツテスト)には、全部で8つの種目があります。
それぞれの種目の概要と平均スコアを見てみましょう。

※数値参考 e-stat政府統計の総合窓口

握力

筋力をはかる種目です。スメドレー式握力計を使用して、立った状態で左右2回ずつ測定します。

男子 女子
1年生(6歳) 9.44kg 8.75kg
2年生(7歳) 11.18kg 10.44kg
3年生(8歳) 12.80kg 12.07kg
4年生(9歳) 14.64kg 13.99kg
5年生(10歳) 16.60kg 16.36kg
6年生(11歳) 19.70kg 19.37kg

上体起こし

筋持久力をはかるための種目です。30秒間に何回腹筋運動ができるかを計測します。

男子 女子
1年生(6歳) 12.06回 11.47回
2年生(7歳) 14.69回 13.77回
3年生(8歳) 16.68回 15.76回
4年生(9歳) 18.52回 17.97回
5年生(10歳) 20.61回 19.39回
6年生(11歳) 22.98回 21.10回

長座体前屈

柔軟性をはかる種目です。背中を壁につけた状態で両足を伸ばして測定機に通して座り、前屈して手が前に進んだ距離を計測します。

男子 女子
1年生(6歳) 25.85cm 28.41cm
2年生(7歳) 27.68cm 30.78cm
3年生(8歳) 30.07cm 32.75cm
4年生(9歳) 31.08cm 34.99cm
5年生(10歳) 33.78cm 37.95cm
6年生(11歳) 35.49cm 40.71cm

反復横跳び

敏捷(びんしょう)性をはかる種目です。1mごとに引かれた3本の線を20秒間で何回またげるかを計測します。

男子 女子
1年生(6歳) 27.95回 26.83回
2年生(7歳) 32.54回 31.05回
3年生(8歳) 36.10回 34.62回
4年生(9歳) 39.95回 38.68回
5年生(10歳) 44.01回 42.00回
6年生(11歳) 47.02回 44.63回

立ち幅跳び

ジャンプ力を測る種目です。両足を揃えて踏み切って跳び、着地点を計測します。着地点は地面に触れた最も短い距離を選びますが、お尻がついた場合はお尻の位置、手をついた場合は手の位置が着地点とされます。

男子 女子
1年生(6歳) 115.37cm 109.07cm
2年生(7歳) 127.38cm 118.66cm
3年生(8歳) 137.76cm 129.44cm
4年生(9歳) 145.84cm 141.10cm
5年生(10歳) 155.10cm 148.01cm
6年生(11歳) 167.08cm 158.54cm

20mシャトルラン

全身の持久力をはかる種目です。全国統一の電子音の鳴るタイミングに合わせて、20m幅に引かれた2本のラインを往復します。音の鳴る間隔は1分ごとに短縮されます。2回続けてラインに届かなかった場合失格となり、そこまでに往復した回数が記録となります。

男子 女子
1年生(6歳) 18.63回 16.16回
2年生(7歳) 29.84回 23.07回
3年生(8歳) 39.57回 30.41回
4年生(9歳) 47.03回 38.64回
5年生(10歳) 56.90回 45.58回
6年生(11歳) 65.49回 51.19回

50m走

走力をはかるための種目です。50mの直線を全力疾走してタイムを計測します。

男子 女子
1年生(6歳) 11.40秒 11.72秒
2年生(7歳) 10.55秒 10.90秒
3年生(8歳) 10.00秒 10.34秒
4年生(9歳) 9.61秒 9.85秒
5年生(10歳) 9.17秒 9.50秒
6年生(11歳) 8.78秒 9.12秒

ソフトボール投げ

投げる力をはかる種目です。直径2mの円の中央に立ち、前方30度の範囲内にソフトボールを投げて飛距離を計測します。

男子 女子
1年生(6歳) 8.47m 5.81m
2年生(7歳) 12.36m 7.59m
3年生(8歳) 16.01m 9.91m
4年生(9歳) 19.84m 12.32m
5年生(10歳) 23.72m 14.74m
6年生(11歳) 27.86m 16.80m

新体力テストの総合評価

各種目の結果は段階ごとに分けられ、得点が与えられます。8種目すべての得点を合計することで、A~Eの5段階の総合評価が出ます。

【総合評価】

6歳 7歳 8歳 9歳 10歳 11歳
A判定 39以上 47以上 53以上 59以上 65以上 71以上
B判定 33~38 41~46 46~52 58~64 58~64 63~70
C判定 27~32 34~40 39~45 50~57 50~57 55~62
D判定 22~26 27~33 32~38 42~49 42~49 46~54
E判定 21以下 26以下 31以下 37以下 41以下 45以下

※参考:第一学習社 小学生新体力テスト得点基準表

新体力テストでA判定を取るためにしておきたいこと

新体力テストでA判定を取るためにしておきたいこと

低学年のうちは、やり方もよくわからないまま呼び出され、気がついたら終わっていたということもあるようです。学校で新体力テストがあるということを意識して、事前に各種目のやり方を確認したり練習しておくだけでも記録がぐんと伸びる可能性があります。

最も高評価のA判定を取るためには、他にどのようなことをしておけばよいでしょうか。

外遊びをする

小学校入学前によく外遊びをしている子どもほど、小学校に上がってからも日常的に運動やスポーツに取り組んでいることがわかっています。

スポーツ庁の調査によると、小学5年生の新体力テストの結果では、入学前に外遊びをしていた頻度が高い群ほど合計点が高くなっています。週6日以上外遊びしていた群と週1日以下の群では男子で5点、女子で8点程度の大きな差が出ていました。

幼児期に外遊びをよくしていた子どもは成長後も日常的に運動するため、体力が高くなるのです。

参考:https://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2017/10/10/1396897-5.pdf

毎日ストレッチをして柔軟性を高める

新体力テストには、直接柔軟性を見る長座体前屈があります。また、どの種目においても体が硬いと良い記録を出しにくくなります。

朝のラジオ体操や夜寝る前のストレッチなど、小学生でも簡単で短時間にできる柔軟体操を日課にすると良いでしょう。

スポーツの習い事をはじめる

興味のあるスポーツを選んで、習い事をはじめるのもおすすめです。新体力テストのためだけの練習では飽きてしまう子どもも、好きなスポーツなら楽しんで体力を身につけることができます。仲間と一緒だと続けやすく、コーチが運動方法を正しく指導してくれるという意味でも安心感がありますね。

体の使い方をスポーツの習い事で学んでA判定をゲットしよう

新体力テストの結果が低いと、子どもの運動能力が心配になりますよね。でもそれは新体力テストの種目に慣れていないだけかもしれません。正しい体の使い方を学びたい、体力テストの実施項目に沿ったトレーニングを受けたい場合は、子どもの体力に合った習い事からはじめてみませんか。ドリームコーチングで子どもの持っている能力を引き出し、A判定を取れる体力をつけましょう!


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