少年サッカーのポジション固定に不満?複数のポジションを経験させて子どもの能力を伸ばしたい
少年サッカーで子どもが同じポジションばかりだと、保護者の中には不満を感じる方も。確かに別のポジションで才能開花したり、スキルアップできる可能性もありますよね。
ポジションを固定するメリット・デメリットについて、この記事で一度確認してみましょう。単発でも受けられる個人指導では、ユーティリティープレーヤーとしてプロで活躍されたコーチから直接習うこともできますよ。
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目次
少年サッカーでポジションを固定するメリット
サッカーではいろいろなポジションを経験したほうがプレーに幅が出るのでは?と考える保護者の方もいるでしょう。お子さんがまだ小さい場合は特に、どのポジションに向いているのかがわかりにくいためさまざまなポジションを経験させたいという気持ちが強く出るのではないでしょうか。
しかし、少年サッカーチームではポジションを固定して練習することもよくあります。ではポジションを固定することにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
まずはメリットから見ていきましょう。
ポジションの動きを覚えやすい
同じポジションを繰り返し練習するわけですから、当然そのポジションに必要な動きが早く覚えられます。どんな状況でどんなパスが来てどうボールをさばくのか、パターンを覚えることで瞬間的に判断する能力も鍛えられます。
ポジションに特化したレベルアップができる
基本の動きを覚えたら、さらにそのポジションに特化した一段階上のレベルの練習に進むことができます。基礎から積み上げ、このポジションでは誰にも負けないという職人技を身につけることで本人の自信もつきます。
得意なプレーが生きるポジションを選ぶと活躍できる
すでに自分の得意不得意がわかっている子どもなら、自分の得意なプレーが活かせるポジションにしてもらうことで存分に能力を発揮できます。チームの勝利に貢献できればモチベーションも上がり、さらに練習に励む意欲も強くなるでしょう。
少年サッカーでポジションを固定するデメリット
「デメリットがあるなら、やはりポジションを固定するのは良くないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、固定する場合、しない場合のどちらかが正しいということではありません。
お子さんの成長度合いや、将来どのようなプレースタイルを望んでいるのかによっても変わってきますので、お子さんの状態と照らし合わせて選択していきましょう。
少年サッカーでポジションを固定するデメリットとしては以下のような点があげられます。
ほかのポジションのプレーができない
ほかのポジションのプレーを教えてもらう機会がなければ、当然ひとつのポジションでしかプレーできません。試合でチームメイトが休んだ際に、代わりに出場しようとしてもポジションが違えば出られません。
自分のポジションでスタメンに入れていない場合でも、ほかのポジションがプレーできればこのようなときに出場機会を得られる可能性があります。
適性ポジションだという思い込みにはまる
最初に「このポジションが向いている」と診断され、そのポジションに固定されて頑張っているが伸び悩んでいるというお子さんもいるかもしれません。これが向いているという思い込みから抜け出せず、ほかのポジションを勧めても「やったことがないのでできない」と否定的になってしまう子どももいます。
もし本当はもっと得意を活かせるポジションが別にあったとしたら、もったいないですよね。
型にはまったプレーになることがある
同じポジションばかりでプレーしていると、そのポジションの「役割」をこなすことに特化してしまい、試合の流れで臨機応変な対応ができなくなることがあります。
2つ3つのポジションができる選手は相手のやりにくいプレーを想像できるため、ポジション固定された選手の「役割」がうまく機能しないよう崩してくることもできるのです。
試合に多く出られるのはユーティリティープレーヤー
サッカーのユーティリティープレーヤーとは、複数のポジションをこなせる選手のことを指します。ユーティリティープレーヤーになれば、試合中のシステム変更に対応したり、怪我をした選手の穴を埋めることもできます。その結果、より多くの経験を積めるのでサッカー技術も伸びやすくなるといえるでしょう。
プロサッカー選手の中には、4つ以上のポジションをどれも高いレベルでこなすことができるという選手もいます。お子さんにいきなりそこまで求めることは難しくても、できれば2つくらいのポジションに対応できるようにしておくと、試合にも出やすくなり経験値を増やすことができますね。
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同じポジションばかりで不満ならサッカーの個人指導を受けてみよう
所属するサッカーチームの方針がポジション固定の場合は、さまざまなポジションに入れてもらったり、別のポジションに必要なスキルを学んだりできません。
もちろんポジション固定にも数多くのメリットがあります。しかし、普段プレーしたことのないさまざまなポジションの練習を経験させることで、お子さんの新たな特性が見いだせる可能性もあります。
また、早いうちからキーパーに固定された子どもは、キーパー練習ばかりだとモチベーションが下がってしまう場合もあります。ユーティリティープレーヤーを目指していないとしても、シュート錬など別の練習の機会も持たせてあげられるとサッカーのいろいろな楽しさを味わえて、結果的にキーパーとしての練習にも良い影響が得られることがあります。
ここでは、どんなポジションでも教えられる経験豊かなサッカーコーチを紹介します。いつもの練習とは違った体験をして、サッカーレベルをひとつ上げてみませんか?
センターバック・キーパー以外ならどこでも経験あり!保﨑淳コーチ
保﨑淳(ほざき すなお)コーチは、10年プロサッカー選手としてプレーし、Jリーグ通算200試合以上出場した経験を持つコーチです。
センターバックとキーパー以外はすべてプロの試合で出場経験があるというユーティリティープレーヤーな保﨑コーチ。お子さんの適性や目指すプレースタイルを相談するにはぴったりなコーチですね。
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元なでしこジャパンのユーティリティープレーヤー!小林 弥生コーチ
澤穂希選手と一緒にアテネオリンピックに出場した経験を持つ小林 弥生コーチ。基本のポジションはMFですが、FW、トップ下、ボランチもできるユーティリティープレーヤーです。オリンピックやワールドカップで活躍し、海外でもプレー経験のある小林コーチからは、確かな技術と卓越した戦術眼、可能性をあきらめない粘り強さを学ぶことができます。
器用さと笑顔に定評あり!攻撃系ユーティリティープレーヤーからレッスンを受けたい方はこちら
いつもと違うポジション練習で新しいサッカー経験値を得よう
少年サッカーにおけるポジションを固定した練習は、技術を安定して伸ばすために必要なことです。しかし、早いうちから同じポジションばかりになってしまうと「うちの子にはほかの可能性もあったのでは」という疑問を持つ方もいるでしょう。
そんなときは、チームでは固定ポジションの技術を伸ばしつつ、単発の個人指導で経験したことのないポジションの練習を受けてみてはいかがですか。お子さんも、いつもより新鮮な気持ちでサッカーと向き合えるかもしれませんよ。
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