バスケが小学生の習い事におすすめの理由！身につくスキルや事前に必要な準備とは

子どもに何かスポーツを習わせたいと思っている保護者に向けて、本記事では小学生の習い事でおすすめのバスケットについてご紹介します。

バスケは、体力がつく以外にも得られるメリットがたくさん！事前に必要な準備についても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

バスケが世界一の競技人口を誇るのはなぜ？

実は世界で最も競技人口が多いスポーツは、バスケットボールです。なぜ、バスケットボールは、世界一の競技人口を誇っているのでしょうか。

自然発生的ではない教育機関が作ったスポーツ

バスケットボールは、「冬でも楽しめ、かつ安全なスポーツを」という思いのもと、室内競技としてアメリカの教育機関で考え出されました。

スポーツの中にはタックルなど接触プレーが認められるものや、ゴールをキーパーが守っているものもあり、そのようなスポーツでは試合が白熱してくるとラフプレーでケガ人が出ることもあります。バスケットボールは、はじめのルール作成時にこのようなラフプレーを起こさせないため「ボールを持ったままの位置移動禁止」「ゴールを高い位置に設置」の工夫が凝らされました。

こうして教育機関で考案された安全性に配慮したバスケットボールは、教育機関が積極的に広めたこともあり、競技人口を増やしていったのです。

冬場の屋内でも思いっきり楽しめる

屋内のバスケットボールは、冬場でも楽しめるスポーツです。屋外スポーツの不便さのひとつは、天候に左右されるところではないでしょうか。雨や雪、強風などで活動が休みになることもありますし、冬場の寒い時期には筋トレや基礎トレが主となるスポーツもあります。その点、屋内が基本のバスケットボールなら、天候に左右されず楽しむことができますね。

必要な人数や道具が少ない

試合でのプレー人数が少ない点も、バスケットボールの競技人口が増えていった理由として挙げられています。1チームにつきバレーボールは6人、野球は9人、サッカーは11人必要です。同じスクール内で試合形式の練習をしようとすると、各競技でその倍の人数がいなければ練習ができません。バスケットボールであれば1チーム5人、少なくとも10人揃えば、チーム内で試合形式の練習が行えるのです。

また必要となる道具や設備の少なさも、バスケットボール人気に一役買っているそうです。バスケットゴールがひとつしかなくてもハーフコートゲームでプレーできますし、バスケットボールがひとつあれば練習も可能です。

小学生の習い事にバスケがおすすめの理由

バスケットボールは小学生に人気のスポーツ調査で、6位と高順位のスポーツです。小学生に人気のスポーツの詳細は、下記記事でご覧になれます。

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人気だからだけでなく、小学生の習い事にバスケットボールを選ぶメリットはたくさんあります。ここでは、バスケットボールのメリットを5つご紹介します。

持久力や体力がつく

小学生で主に採用されているミニバス（ミニバスケットボール）の試合は、1クォーター当たり6分を1ゲームで4クォータープレーします。つまり24分の試合時間走る持久力が必要となり、動き続けられるだけの体力作りをバスケの習い事では行います。

俊敏性が養われる

バスケの試合を見たことがある方は知っていると思いますが、バスケはまっすぐ走るだけでなく、急に止まったり走り出したり方向転換したりしなければなりません。咄嗟の動きが求められるバスケでは、俊敏力が日々の練習で養われるのです。

チームワークが身につく

ミニバスのプレー人数は、1チーム5人です。バスケではディフェンスもオフェンスも、5人全員で連携を取りプレーします。個人プレーがメインである水泳やテニスといった習い事に比べ、チームワークが養われます。チームメイトがミスをした際にミスをカバーしたり励ましたりすることで、仲間を思いやる気持ちが育まれるでしょう。

観察力、判断力が育つ

バスケの習い事は、観察力や判断力を高めることに役立ちます。チームプレーでは、周りをよく観察し自分が取るべき行動を判断しなければなりません。さらにバスケでは、仲間だけでなく相手チームの動きにも注意しなければなりません。誰にパスを出すか、どこへ移動すればパスを受けやすいか、相手チームはどこにパスを出すかなど、短い時間での判断が求められるため、バスケの習い事では観察力や判断力がアップするのです。

集中力がつく

バスケットボールの試合で仲間や相手チームの動きを観察し、自分の取るべき動きを判断するには、高い集中力が必要です。さらにリングへボールを入れるためには、短時間で集中しシュートを決めなくてはなりません。ここぞというときに集中できることは、バスケの習い事だけでなく、ほかのスポーツや勉強でも強みとなります。

バスケの習い事は親にとってもメリットがある

ここでは、保護者にとってバスケットボールを習い事に選ぶメリットをお伝えします。

観戦が楽

小学生のスポーツの習い事につきそう保護者にとってつらいことのひとつが、炎天下での活動ではないでしょうか。バスケの習い事は体育館などの室内で行う場合がほとんどです。そのため雨や雪で習い事が休みになることはほとんどありませんし、炎天下で応援したりする必要もありません。

最初に買い揃える道具が少ない

小学生が習い事をはじめるには、道具を買い揃える必要があります。野球やテニスの場合は、最初からグローブやラケットを購入する必要がありますが、バスケの習い事の場合には、シューズがあれば、ひとまず習い事に参加可能です。もちろん試合に出るためにユニフォームが必要になったり、上達するために公式ボールを購入したりすることは後々求められるので覚えておきましょう。

バスケの習い事をはじめたい！実際に必要な準備は

いざ習い事としてバスケをはじめるには、どのような準備が必要となるのでしょうか。

習い事ができる場所を探す

まずは小学生から参加できるバスケットボールスクールを探さなければなりません。バスケットボールスクールには、地域のクラブチームや市営体育館で実施しているバスケットボール教室、小学生向けのスポーツスクールなどがあります。小学校高学年であれば、小学校のクラブ活動でバスケットボールを選ぶことも、バスケをはじめてみる選択肢のひとつです。

バスケットボールスクールを探す際には、習い事として通いやすい場所か、小学生の子どもの生活リズムに無理がないか、月謝や遠征費が家計の負担になりすぎないかなどを考慮しましょう。

バスケットシューズを買う

スクールによってはバスケットシューズではなく、室内用の運動靴であれば許されるところもあります。ただし小学生の子どもであっても、バスケットボール専用のシューズで練習した方が、滑りにくかったり足への負担が少なかったりとプレーしやすくおすすめです。

バスケットシューズ以外にも、練習着やバッグなどチームで指定されていることもあるため、習い事をはじめる際には、準備物を事前に確認しておくと安心です。

公式ボールを買う

小学生が習い事でバスケットボールスクールに参加する場合、基本的にはチームで室内用ボールが用意されているため、自分でバスケットボールを購入する必要はありません。小学生の子どもが自主練習に励む気落ちになったときには、マイバスケットボールを用意してあげましょう。

安価なボールだと公式ボールと感覚が違ってやりにくさが生じることもあるため、自主練習用でも公式のバスケットボールがおすすめです。保護者の方がバスケットボールを持っている場合でも、小学生用の５号サイズのバスケットボールを準備してあげるようにしましょう。

うまくついていけるかな？心配なときは個人指導もおすすめ

バスケットボールに興味はあるけど、はじめての習い事で不安だったり運動が得意ではなく自信が持てなかったりする小学生のお子さんや保護者の方も多いのではないでしょうか。そのような場合には、一度単発の個人レッスンで基礎を教えてもらうのもおすすめです。

ドリームコーチングでは、インカレ3連覇の大学バスケットボールチームに属しプレーしてきた村田一馬コーチや、バスケ歴7年以上のプロ陸上競技三段跳び選手である角山貴之コーチから、直接指導を受けることができます。個人指導でバスケットボールの基礎を身につければ、バスケットボールへの不安が解消されたり自分のプレーに自信を持てたりすることでしょう。

小学生にも親にもメリットがあるバスケが習い事におすすめ

バスケットボールは、持久力を養ったり集中力を高めたりチームワークを学んだりと、小学生の習い事として魅力がたくさんあります。保護者の方にとっても、室内競技で天候に左右されない、準備物が少なくてすむなどメリットがあるスポーツです。いきなりスポーツチームへの参加が不安なお子さんは、個人指導からはじめてみるのもおすすめです。ぜひ、小学生の習い事候補として、バスケットボールを体験してみてください。