小学生でも楽しめるバスケとは?ミニバスのルールや特徴をご紹介

小学生でも楽しめるバスケとは?ミニバスのルールや特徴をご紹介

バスケットボールは年齢やスキルに応じて、ルールが用意されています。小学生が行うミニバスでは、大人のバスケに比べボールのサイズが小さい、バックパスがないなどルールが異なります。

保護者の方がお子さんにバスケを教える際や、ミニバスの試合観戦のために、ぜひミニバスのルールを簡単に知っておきましょう。

日本テレビ運営ドリームコーチングは、良質なスポーツ体験を提供するサービスです。
バスケットボールのレッスンでは、初級から中級まで個々のレベルに合った個別指導が受けられます。
プロコーチからの直接指導でスキルアップしたい方は、ぜひドリームコーチングの利用を検討してみてください。

無料会員登録する

ミニバス(ミニバスケットボール)とは

小学生でも楽しめるミニバス(ミニバスケット)とは?ミニバスのルールや特徴をご紹介

小学生の習い事でバスケットボールを探すと、ミニバスという言葉を多く目にするのではないでしょうか。ミニバスケットボールを略した名称であるミニバスは、小学生向けのバスケットボールのことを指します。「ミニと付いているくらいだから、小さい子がするバスケットかな?」と思うところですが、大人や中高生が行うバスケットボールとはいくつか異なる点があります。

ミニバスと普通のバスケットボールの違い

バスケットボールと小学生が行うミニバスの違いの中で、まず知っておきたい4つがこちらです。

  • ボールの大きさ
  • ゴールの高さ
  • 試合時間
  • 交代ルール

バスケットボールとの違いも含めたミニバスの基本的なルールについては、後ほどご紹介します。ここでは4つの違いを詳しくご説明しましょう。

ボールの大きさ

プライベートでバスケットボールの経験がない保護者の方でも、中高生の体育の授業でバスケットボールをしたことがある方がほとんどではないでしょうか。当時のことを思い出してほしいのですが、バスケットボールは片手で掴めないほど大きくて重たかった印象はないですか?大きなバスケットボールでプレーすることは、小学生の子どもには大変です。そのため、ミニバスは小学生でも扱いやすいよう小さめのボールを使用しています。

【一般的なバスケットボール】

  • 7号球
  • 567〜650g
  • 直径24.5cm

【ミニバス】

  • 5号球
  • 470〜500g
  • 直径22cm

ゴールの高さ

一般的なバスケットゴールはかなり高い位置にあるため、小学生が大人と同じ高さのバスケットゴールでプレーするのは難しいもの。そのため、ミニバスではミニバス専用のバスケットゴールの高さで小学生はプレーします。

一般的なバスケットゴールの高さが305cmに対して、ミニバスは260cmと45cm低い高さです。低くなっているとはいっても、260cmのバスケットゴールは小学生の子どもにとっては高く、ゴールを決める難しさや達成感を味わえるでしょう。

試合時間

バスケットボールは1試合が4クォーターに分かれており、1クォーター10分で行います。一方ミニバスは、1クォーター6分です。大人が行うバスケットボールに比べ、ミニバスは1クォーターあたりの試合時間が4分短くなっており、小学生の体力に合ったルール設定になっています。

交代ルール

バスケットボールは団体競技の中では、1チーム5人と比較的少人数のスポーツです。そのため、試合の出場機会が少ないと感じるかもしれません。実はミニバスの試合では、1チーム8人以上の選手を揃える必要があります。以前は10人以上と定められていましたが、少子化やコロナ禍の影響で8人以上でも可とルールが改定されました。

ゲームは5人対5人で行われますが、出場機会を多くの選手に与えるために、必ず交代し出場予定の選手全員が1クォーター以上試合に出なければならないとルールで決まっています。小学生のミニバスでは、「上手な子がいるとうちの子は出場機会がなく楽しめないかも…」と心配することが少なくてすみそうですね。

ドリームコーチングでは、プロコーチから個別指導が受けられます。
バスケットボールではスキルだけでなく、バスケを好きになる気持ちを育む指導も大切にしています。

無料会員登録する

ミニバスの基本的なルール

小学生でも楽しめるミニバス(ミニバスケット)とは?ミニバスのルールや特徴をご紹介

バスケットボールのルールは、細かく見ていくとなかなか複雑です。ここではミニバス独自のルールである「3ポイントがない」「バックパスがない」と、通常のバスケットボールのルールと共通する「3秒ルール」「反則回数」について紹介します。

3ポイントがない

バスケットボールでは、リングの中心から6.75m離れた場所にスリーポイントラインがあり、そのラインより外側から放ったシュートが成功すると3ポイント入ります。一方、ミニバスではコートにスリーポイントラインがないため、遠くからシュートを決めても2ポイントです。

バックパスがない

普通のバスケットボールの場合、オフェンス時にセンターラインより超えた場合にはボールを自陣へ戻してはいけない「バックパス」のルールがあります。このバックパスのルールは小学生が行うミニバスでは存在せず、パスやドリブルの範囲を狭めることなくコートを広く使ってプレーできます。

ゴール下は3秒まで

これは普通のバスケットボールと同じルールですが、ゴール下のエリアにはオフェンス側は3秒以上いてはいけません。「3秒ルール」と呼ばれていますが、このルールのおかげで動きが激しくなり、試合が盛り上がるといえるでしょう。「3秒ルール」に例外はあり、リバウンドやシュートを狙うプレーでは3秒以上ゴール下にいても問題ありません。

反則5回で退場

相手選手を押したり掴んだりした際は、反則を取られます。ひとりの選手が5回以上反則すると退場と明確にルールで決められており、ラフプレーを積極的に行う選手やチームはいないため安心してバスケットボールをプレーできるでしょう。
なお、個人の反則はチームの反則回数としてもカウントされます。1クォーター中でのチーム反則5回目以降は、相手チームにフリースローの権利が与えられるルールです。

もちろんミニバスではほかにもたくさんのルールが存在します。初めからルールを全て覚える必要はなく、練習を通して少しずつ学んでいけば大丈夫です。

ミニバスの試合の流れ

大まかな試合の流れをご紹介します。時間の長さ以外は、ミニバスに限らずバスケットボール共通です。

試合時間と休憩時間

ミニバスの試合時間は1クォーター6分とご紹介しましたが、クォーター間の休憩時間もルールで決まっています。ミニバスの試合では2クォーターと3クォーターの間には5分のハーフタイムが、そのほかのクウォーター間には1分のインターバルが用意されています。4クォーター終了した時点で同点だった場合は延長戦となり、延長時間3分間で戦います。

試合のはじまりと終わり

ミニバスでは試合の開始前と終了後には、相手チームと向かい合って「お願いします」「ありがとうございました」と挨拶をします。試合開始をジャンプボールで行うところは、普通のバスケットボールと同じです。

タイムアウト

1クオーターにつき、1回45秒間のタイムアウトがルールで認められています。タイムアウト中は、体力を回復したり作戦を確認したりする貴重な時間です。

小学生のミニバスではどんな練習をする?

バスケットボールの基本は、ドリブルです。小学生にとって大きなバスケットボールを扱うことはなかなか難しいものですが、ボールの大きさに慣れるため、またボールを上手く扱うためにも、基本であるドリブル練習には時間を割くスクールが多いようです。

シュート練習ではただゴールを決めるだけでなく、フォームからきちんと身につけられるように練習します。オフェンスやディフェンスの練習の場合は、動きを学ぶために小学生低学年では鬼ごっこを取り入れるスクールもあります。

読者の中には、「ミニバススクールに体験に行ってみたけど、レベルが高くて入会に踏み切れない」「スキルアップしたいけど、人数が多いミニバススクールでは個人レッスンが難しい」など、お悩みを持つ方もいるかもしれませんね。そのようなときには、個人レッスンを取り入れてみるのもおすすめです。

ドリームコーチングでは、バスケットボール経験豊富な村田一馬コーチから個々にあったスキルアップ指導や、パリオリンピックを目指す三段跳びプロ選手の角山貴之コーチからジャンプ力強化指導を直接受けることができます。「スキルもモチベーションもアップした」「リピートしたい」と体験者から好評です。

ドリームコーチングでは、バスケの経験豊富なプロコーチから個別指導を受けられます。

無料会員登録する

小学生も保護者も、ミニバスのルールを知ってバスケを楽しもう

ミニバスのルールは時代や小学生がより安全にプレーできるよう、定期的に改定されています。ミニバス経験者の保護者の方がお子さんにバスケットボールを教える場合には、現在のルールがどうなっているか調べておくと良いでしょう。ルールを守ってプレーすることはもちろん大切ですが、ミニバスをはじめたばかりのころは、細かなルールよりもバスケットボールを楽しむ気持ちを育んであげられると良いですね。

日本テレビ運営のドリームコーチングは、アスリートやプロのコーチから個別のスポーツ指導を受けられるサービスです。
ドリームコーチングなら、バスケットボールの基礎から丁寧に学ぶことができます。

お近くにスクールや教室が少ない方や、個別スキルを伸ばしたい方、また苦手を克服したいお子さんにもおすすめ!スポーツの個別指導ドリームコーチングを検討してみてください。

無料会員登録する

この記事をシェアする