【バスケコーチ直伝】バスケのリバウンドを制す!コートと自宅でできる練習方法をご紹介

【バスケコーチ直伝】バスケのリバウンドを制す!コートと自宅でできる練習方法をご紹介

バスケットボールの試合において重要視される「リバウンド」。味方の攻撃の回数を増やしたり、相手チームの攻撃の機会を阻止したりと、得点に直接的な影響を与えるプレーのひとつです。今回は、3人の中学生がバスケのコーチによる個別指導を受講しました。本記事では、指導内容をもとにリバウンドの練習方法やコツについて詳しく解説します!

今回の体験ではほかにもディフェンスやドリブル、ハンドリング、レイアップシュートなどのコツについてお聞きしています。以下の記事でご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

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なぜリバウンドがバスケの試合で大切なのか

【バスケコーチ直伝】バスケのリバウンドを制す!コートと自宅でできる練習方法をご紹介

リバウンドとは、シュートが外れたボールを掴みとること、またそれを味方選手に弾く行為を指します。有名なバスケ漫画のセリフに「リバウンドを制する者はゲームを制す」という名言があるように、バスケの試合においてリバウンドは重要視されるプレーのひとつです。さて、その理由はどこにあるのでしょうか。

実はプロの世界においても、バスケのシュートの成功率は40%〜50%といわれています。つまり、シュートされたボールの半数以上が、リングを通過せずリバウンドボールになるということです。そう考えると、ゲーム中にリバウンドを取る機会はとても多いといえますね。

たとえ味方のプレーヤーがシュートを外してしまっても、オフェンスがリバウンドをとれば再シュートできるので、攻撃の回数を増やせます。また、ディフェンスがリバウンドをとれば、相手の攻撃を早く終わらせることができます。

このようにリバウンドは、味方チームの得点の機会を増やし、相手チームの得点の機会を奪えることから、バスケの試合で大変重要な意味をもつプレーといえます。

リバウンドの練習方法【コート編】

【バスケコーチ直伝】バスケのリバウンドを制す!コートと自宅でできる練習方法をご紹介

リバウンドを多くとるために欠かせないのが、ボックスアウトの練習です。ボックスアウトとは、リバウンドをとるためのスペースを確保する技術のこと。今回、バスケ部に所属する3人の女子中学生が、ボックスアウトのコツやポイントについて、村田一馬コーチから指導を受けました。

村田コーチは、小学校1年生からバスケットボールをはじめ、全国大会3連覇の実績があるバスケの強豪大学でキャプテンとして活躍された経歴の持ち主です。

ボックスアウトの種類3つ

今回、村田コーチから学んだのは、次の3つのボックスアウトのやり方です。

①背中全体で相手の動きをガードする方法

相手と同じ方向(ゴール方向)を向いて相手の前に立ち、背中を相手の胸につけるようにして相手の動きを抑えるディフェンス方法です。視線はゴールを捉えつつ、相手の動きを背中で感じて左右に誘導します。相手選手の動きをコントロールするためには、背中やお尻の当て方とガードする際の手の位置が重要になります。

②相手の前に横向きに立ち、相手に近い側の腕(肘~手先)でガードする方法

視線をゴールに向けながら、相手とゴールの間に横向きに立ちます。肘鉄をするように相手に向かって出した腕を肘から曲げ、胸の高さで肘から手先を床と平行にしてガードします。相手の動きに合わせて素早く背中を向けて、左右に足を出して動きを制止します。

③相手の前に正面向きで立ち、胸元でクロスさせた両腕を使って押し出す方法(フルフロント)

相手のシュート直後に相手の体をしっかり押し出し、相手のリバウンドへの動きを制す方法です。両腕を使ってガードした後、素早く背中を向け①や②のガード方法につなげます。お尻で相手選手の動きを止め、相手に行ってほしくない方向へ足を出すことで、次の動きをコントロールすることができます。

村田コーチからは、相手の前に背を向けて立つときに相手の動きを把握するためのポイントや、身長やジャンプ力に影響されないリバウンドの取り方について、試合ですぐに実践できそうな具体的なアドバイスをいただきました。

ボックスアウトの練習のやり方

つづいて、ボックスアウトの実践練習を行いました。まず、2人ペアになり、上記で学んだ3つのボックスアウトのうち、①と③の動きの練習からスタート。シュート後のオフェンスがリバウンドを取りに行けないように、ディフェンスが正面向きで両腕をクロスさせて当たりに行きます。オフェンスを押し出したところで、ディフェンスが背中全体を使ってオフェンスがゴール前に行けないようにガードします。

次に、オフェンスがシュートした後に前腕でオフェンスを止める②のボックスアウトの練習を行いました。

ディフェンスはオフェンスに対して左肩を前にして立ち、左前腕を出して制します。その際、オフェンスが右に抜けようとしたら相手に背中を向けて右足を出し、オフェンスの動きを抑えます。そして、オフェンスが左に抜けようとしたら、今度は相手に背中を向けながら左足でガードします。

【バスケコーチ直伝】バスケのリバウンドを制す!コートと自宅でできる練習方法をご紹介

練習中、コーチからの質問にレッスン生が答えるとすぐにコーチから「いいね!」とのリアクションが。褒められる嬉しさや安心感のなか、コーチから指摘された苦手な部分直した方がよい動きもその場のわかりやすい指導によってレッスン中に改善がみられ、レッスン生はコツをグングン吸収していました。


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リバウンドの練習方法【自宅編】

つづいて、村田コーチから、自宅でできるリバウンドの練習方法を2点伺いました!

まず1点目は「跳ね返ってきたボールを片手でキャッチして反対の手で強く挟む練習」です。ゴールにぶつかって跳ね返ってきたボールを高い位置で両手でキャッチすると、上手く力が入らず相手チームに弾かれ、ボールを取られてしまうことも。

リバウンドのボールはまず片手でキャッチし、すぐにもう片方の手でボールを強く挟むことが重要です。この練習を重ねることで、相手チームに取られにくいボールキャッチの訓練になります。

そして2点目は「ゴールから跳ね返ってきたボールを、一度片手で弾いてから取る練習」です。相手チームもリバウンドを取ろうとジャンプをしているため、それを一旦弾いたうえでキャッチできるようになると、リバウンドを取る上で有利になるのだそう。

このときもまずは片手でボールを取り、その後すぐにしっかりと両手で強く挟むことが重要なポイントです。

そのほかにも、リバウンドの上達に欠かせない練習として、バスケットボールを自分の意のままに自在に操れる技術であるハンドリングがあげられます。ハンドリングについては、次の記事を参考にしてみてくださいね!

関連記事:バスケコーチが教える!自宅でできるハンドリング練習方法とバスケ上達にはハンドリングが欠かせない理由

リバウンドは必ずキャッチしなくてもいい?

リバウンドというと、リングから跳ね返ってきたボールを直接キャッチしないといけないと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、そのようなやり方だけでリバウンドを取ろうとすると、身長やジャンプ力の差が大きく影響してしまいます。

実はレッスン中、村田コーチから「リングに跳ね返ったボールを必ずしも直接キャッチしなくてもいい」というアドバイスがありました。その真意について、村田コーチは次のように説明しています。

  1. リバウンドはボールを取ることが重要。ゴールから跳ね返って落ちたボールを拾う形のリバウンドでもOK!
  2. たとえ自分が拾えなくても、味方チームの誰かが拾えればいい。

バスケの試合においてリバウンドはとても重要なプレー。個人がリバウンドを上達させる努力は欠かせません。

しかしたとえ誰かがリバウンドを取れなかったとしても、他のメンバーがリバウンドを取れれば、チームとして攻撃の回数を増やすことができます。誰がリバウンドを取るかという点にこだわりすぎず、とにかく相手チームにボールを取らせないよう、チーム全体で協力していくことが重要なポイントといえますね。

関連記事:【バスケコーチが教えるドリブルが上手くなる方法】ミニバス・バスケ上達のコツと家でできるドリブル練習

個別指導で学ぶ!バスケのリバウンドのコツや練習方法のポイント!

リバウンドは、ゲームを有利に運ぶために身につけておきたい重要な技術のひとつです。そのうえ、集団での練習だけでなく、個人練習による地道な訓練が必須のプレーともいえます。

しかし、個人練習だと、自分のクセや苦手な部分が見えにくいもの。そんなとき、プロのコーチによる個別指導の受講は、短時間で効率的に上達を目指すひとつの方法といえます。

試合ですぐに実践できるような練習方法やコツ、ポイントについて、プロのコーチに指導を仰ぎ、バスケの試合でさらなる活躍を目指してみてはいかがでしょうか。


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