野球やサッカーなどスポーツの習い事は、急な雨で中止になることがあります。振替日の都合がつかずレッスンを消化できなかったり、中にはもともと振替できないスクールも。

もしこれから習い事を選ぶなら、天候に左右されないスポーツを選んでみてはいかがですか。すでに屋外スポーツをはじめているお子さんには、中止になった分以上の練習成果が得られる個人指導もご紹介します。

雨の日に習い事が中止や振替になると困る！

少年野球や少年サッカーの中には雨でも練習を続けるクラブがありましたが、最近では雷の災害など危険性が考慮され、練習を中止するところが多くなっています。

子どもの安全を守るうえではありがたいことですが、習い事の中止や振替が続くと保護者の方も困りますね。

雨の日に中止になってしまうスポーツの習い事には、以下のような悩みがつきものです。

• 急にお迎えの時間が早まると迎えに行ける人がいない。
• 月内で3回中止なのに、月謝は一緒。
• 練習不足による技術低下も気になる。
• 振替できると言われてもその日（その曜日）しか行けない、もしくは振替日に予定が合わない。

「ほかの時間帯は別の習い事や塾があって行けないからこの時間帯に通っている」という家庭もあり、別の曜日時間帯に振替ができるといわれても、実際は利用できない場合も多いのです。
梅雨の6月や台風シーズンの9月、10月などは、月謝だけ払って練習が一度もないという経験をされた方もいるのではないでしょうか。

金額面だけでなく、外で遊べない雨の日だからこそ思いっきり体を動かせる場があれば良いのに、という思いもありますよね。
もしこれからスポーツの習い事を選ぶのであれば、天候に左右されないスポーツを選ぶことも検討材料に入れておくことをおすすめします。

天候に左右されないスポーツ紹介

共働きだったり下のお子さんが小さかったりすると、雨による急なお迎えなどは対応が難しいですよね。
お子さんがやりたい習い事を選ぶことはもちろん大事ですが、もし本人にこだわりがないのであれば、天候に左右されないスポーツを選んでおくと毎月安定したレッスンが受けられます。

これからお子さんのスポーツの習い事を選ぶ方に向けて、天候に左右されないスポーツの習い事をいくつかピックアップして紹介していきます。

バスケットボール

日本人選手がNBAで活躍したり、ワールドカップでオリンピック出場枠を獲得したりしたことで、ここ数年人気がうなぎ上りのバスケットボール。Bリーグも盛り上がっているため「将来うちの子もバスケットボール選手になれたら」という期待を持つ保護者の方もいるかもしれませんね。

ミニバスや学校の部活でもおなじみのバスケットボールは、天候に左右されない室内スポーツ。体力や持久力を養いながらチームワークも身につけることができる、おすすめのスポーツです。

バレーボール

小学生から募集しているチームが多いですが、中には3歳からはじめられる教室もあるバレーボール。人より早くスタートを切ることで、何かひとつ特技を持たせてあげたいと考えているのであればバレーボールもおすすめです。

バレーボールは集団スポーツなのでチームワークや礼儀も身につきます。
体育の授業でも活躍できて、知らない人はいないためシンプルなルールで生涯楽しめるところもバレーボールの魅力です。

屋内テニス

インドアテニスコートで行われるテニススクールなら、雨の日でも思いっきり走り回ることができます。体力や俊敏性、動体視力などを養えるテニス。近年の中学校の部活では、野球やサッカーを凌いで一番人気ともいわれています。

ネット越しで対戦するため、ぶつかり合いなどのケガが少ないという点もメリットのひとつ。
そのせいもあってか、テニスも生涯スポーツの代表格です。年齢問わず、家族で楽しむことのできるスポーツですね。

水泳

子どものスポーツの習い事として、10年以上不動の1位を誇る水泳。室内プールで行われているため雨による中止や振替は基本的にありません。天気の悪い日が続いても、しっかり体を動かして体力づくりができますね。

送迎バスを出しているスクールも多いため、天候が悪くても比較的通いやすい習い事といえるでしょう。

体操

こちらも大手スポーツクラブに併設されていることが多く、送迎バスが利用できる可能性が高い習い事です。自宅がバスのコース内にあれば雨の日でも心配なく通えるでしょう。

全身を大きく動かす体操教室を続けていると、体育の授業に必要なマット運動や跳び箱などに自信がもてるようになります。

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雨の日続きのときは個人指導のレッスンもおすすめ

「うちはすでにサッカーチームに入っていて、雨の日の振替もない」「天候に左右されないスポーツを選びたいけど、子どもがどうしても野球をやりたいといっている」という場合もありますね。
そんなときは、個人指導を活用することもおすすめです。

すでにスクールに通っている方で振替日に予定が合わない、そもそも振替がないなどの理由で練習不足を感じている場合、都合の良い日に単発で個人指導を頼めば練習不足の解消だけでなく、普段の練習でわからないところを集中的に学べます。

元プロ野球選手や元Jリーガーから直接一対一で教えてもらう体験は、お子さんの感性を刺激します。「自分だけを見てくれている」と感じられる練習では、お子さんの集中力も上がりますね。

雨の日でもスポーツを楽しめる習い事をチェックしておこう

お子さんの希望するスポーツがあればもちろんそれが優先ですが、習い事に迷っているなら「天候に左右されないか」を一度考えてみることをおすすめします。すでに屋外スポーツの習い事をされているなら、中止が続いたり振替できなかったときの練習不足を補う「個人指導」もチェックしておきましょう。

天候は変えられませんが、練習の選択肢を広げておくことはできます。みんなが動かないときに何をしているかで、お子さんの技術の伸びも変わってくるかもしれませんよ。