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複数の習い事で運動神経を伸ばす!マルチスポーツのすすめ

複数の習い事で運動神経を伸ばす!マルチスポーツのすすめ

近年、子どもにとってさまざまな効果が期待できることから注目度が高まってきているマルチスポーツ。

「マルチスポーツって本当に良いの?」「どんなスポーツを掛け持ちすれば、我が子のためになる?」という保護者の方に向けて、マルチスポーツの有用性やおすすめのスポーツの組み合わせについて解説します。

マルチスポーツを通じて世界で活躍しているアスリートも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。


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世界で活躍する選手はスポーツの習い事を複数行っている

複数の習い事で運動神経を伸ばす!マルチスポーツのすすめ

マルチスポーツとは、ひとつのスポーツに限定するのではなく、複数のスポーツに同時期に取り組むことを指します。アメリカをはじめとする諸外国では、幼少期に複数のスポーツに参加することは多くのメリットがあるとして、マルチスポーツを推奨。学校の部活動ではシーズンごとにスポーツを変更する制度を取り入れるなど、さまざまなスポーツ競技に触れる機会を提供しています。

一方、日本の部活動は通年でひとつの種目に取り組む傾向が高く、これまでマルチスポーツは馴染みが薄い存在でした。ところが近年、世界で活躍している日本人アスリートたちの中には、一種目に限らず複数の競技に取り組んできたバックグラウンドを持つ選手も増えてきています。

  • 【野球】大谷翔平選手…水泳・バドミントン
  • 【テニス】錦織圭選手…水泳・サッカー・野球
  • 【バスケットボール】八村塁選手…野球・空手(バスケットボールは中学から)
  • 【フィギュアスケート】荒川静香選手…水泳・体操
  • 【スピードスケート】髙木美帆選手…サッカー
  • 【サッカー】本田圭佑選手…野球、水泳

誰もが知るような有名トップアスリートたちばかりですが、皆マルチスポーツの経験者です。複数のスポーツに取り組むと単一競技だけでは鍛えられない筋肉が機能するため、運動能力の向上が期待できます。

例えば水泳では肩の柔軟性や肩甲骨の可動域の広さなどを鍛えられますが、これは野球のピッチングでも活かせるスキルのうちのひとつ。実際に現在メジャーリーグで活躍している大谷選手も水泳の経験者です。ほかにも、広いグラウンドを走り回るサッカーでは強い脚力が必要となりますが、高木美帆選手のようにサッカーで得た脚力をスケートに活かすこともできるでしょう。

成長期である幼少時代に、さまざまなスポーツに触れることで体の基礎作りができ、スポーツ選手として活躍できるようなパフォーマンスにつながるとして、現在日本でもマルチスポーツの注目度が高まってきています。さらに飽きやすい子どもが多数のスポーツを経験することで燃え尽き症候群防止につながったり、多くのコミュニティに参加することで社会性を身につけることにも役立ったりとさまざまなメリットが期待できます。

スポーツの習い事を掛け持ちするならどんな組み合わせが良い?

複数の習い事で運動神経を伸ばす!マルチスポーツのすすめ

運動能力の向上を目的にマルチスポーツを検討する場合は、どのスポーツを掛け持ちするか組み合わせも大切となります。スポーツ競技はさまざまなものがありますが、大きく次の3タイプにわけることができます。

体で直接ボールを扱う 道具を使ってボールを扱う 球技以外
  • サッカー
  • バスケットボール
  • バレーボール
  • アメリカンフットボール
  • ラグビー
  • ハンドボール など
  • 野球
  • テニス
  • ゴルフ
  • 卓球
  • バドミントン
  • ソフトボール
  • ラクロス
  • ホッケー など
  • 柔道
  • 剣道
  • 水泳
  • 体操
  • ダンス
  • バレエ
  • サーフィン
  • ボート
  • BMX
  • スケートボード など

「サッカー×フットサル」「テニス×卓球」「ダンス×バレエ」など、同タイプのものを組み合わせるよりも、全くタイプの異なるスポーツに分散させるほうがより相乗効果が望めます。多くのスポーツに触れることで、多様な神経系が刺激され、運動能力の発達を促すと考えられます。

次の記事では、マルチスポーツが運動能力を高めるためになぜ良いのか詳しく紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

関連記事:マルチスポーツが子どもの運動能力を高めるわけ

文科省も多角的な方向から運動能力を高めることを推奨

近年では、文部省も多角的な方法から運動能力を高めることを推奨しており、小学校の学習指導要領もそれに応じた内容となっています。体育ではスポーツとの多様な関わり方を楽しみ、さまざまな体の動きを身につけることを目標に次の領域の指導を実施しています。

  1. 体つくり運動系
  2. 器械運動系
  3. 陸上運動系
  4. 水泳運動系
  5. ボール運動系
  6. 表現運動系

(参考:文科省が定める小学校学習指導要領(平成29年告示)

なかでも高学年の球技について、文科省は以下3つの型に分けてカリキュラムを構成しています。

  • 【ゴール型】サッカー、バスケットボールなど
  • 【ネット型】ソフトバレーボールなど
  • 【ベースボール型】野球、ソフトボールなど

同じボール運動系でもそれぞれ必要な能力が異なるため、小学校の授業では上記3つの型をバランス良く取り入れて、子どもの運動能力を多角的に伸ばすことが推奨されています。

関連記事:小学校低学年向け!スポーツ・運動系習い事おすすめ8選

スポーツの習い事を掛け持ちするのは難しい?

マルチスポーツはさまざまなメリットが期待できますが、習い事が複数に増えるとスケジュール管理が難しい場合もあるでしょう。過密なスケジュールは、親にとっても子どもにとっても負担となってしまいます。

そこで選択肢のひとつとしておすすめしたいのが、個別レッスンを利用する方法です。毎週決められた時間に通うのではなく、日時や場所を都度指定できる個別レッスンなら、家庭の都合に合わせてレッスンを受講できます。

またお子さんのペースに合わせて指導が受けられるため、効率よく上達が目指せる点も個別レッスンならではの魅力です。単発利用可能なサービスを選び、1度お試しで体験したうえでお子さんと話し合ってみるのも良いでしょう。

関連記事:兄弟の習い事の時間帯が違うと不便!お迎えや待ち時間の無駄なく質の良いレッスンを受けるには

複数のスポーツ体験が子どもの将来の可能性を広げる!

幼少期時代に複数のスポーツを体験させることは、子どもの能力を伸ばすだけでなく、将来の可能性を広げることにつながります。さまざまなスポーツ体験を通じて運動能力を総合的に育んでいき、そのなかで好きな競技や自分に適した競技に絞っていくこともできるでしょう。

子どもの可能性は無限大です。将来の可能性を狭めてしまわないように、親である私たちが積極的にそのような機会を用意してあげることも大切です。ぜひマルチスポーツという選択肢についても今一度ご家庭で検討してみてはいかがでしょうか。


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