子どもの成長に効果抜群!今大注目のリトミックの効果とやり方

子どもの成長に効果抜群!今大注目のリトミックの効果とやり方

小さな子どもの習い事として、注目されているリトミック。名前は知っていても、実際にどんなことをしているのか、またどんな効果が期待できるのかはわからないという保護者の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、子どもにリトミックを習わせてあげたいと考えている保護者の方向けに、リトミックとは何か、そしてリトミックをするとどのような効果が期待できるのかを解説します。また年齢別の効果的なやり方や、自宅でもできるリトミックのやり方もあわせてご紹介します!


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リトミックとは

小さな子どもの習い事のひとつであるリトミック。「名前を聞いたことがあるけれど、実際にどのようなことをするのかはわからない」という方も多いのではないでしょうか。

リトミックとは、音楽にあわせて楽器を演奏したり、体を動かしたりする音楽教育法のことです。スイスの作曲家で音楽教育家でもあったエミール・ジャック=ダルクローズによって、20世紀初頭に創案されました。

リトミックは、楽しく音楽と触れ合いながら、音を聴き取る力やリズム感などの音楽的能力や表現力を伸ばすとともに、子どもたちがそれぞれ持っている想像力や創造性、注意力、集中力、思考力など「潜在的な基礎能力」の発達を促すといわれています。

子どもの成長に効果が期待できる理由

子どもの成長に効果抜群!今大注目のリトミックの効果とやり方

子どもの成長を促すといわれているリトミックですが、リトミックを行うことで、次のようなメリットがあるといわれています。

  • 運動能力の発達
  • 集中力を養える
  • コミュニケーション能力の向上

リトミックは音楽のリズムに合わせて体操や手遊びを行うため、基礎体力の向上や反射神経をはじめとした運動能力の発達が期待できるといわれています。また、音楽の変化に合わせて体を動かす活動が多く、集中して音を聞き分けることで、集中力を養うことができます。

そのうえ、リトミックには、周囲に合わせて同じ動きをする場面や、友達とチームに分かれて発表する機会がたくさんあります。音楽を楽しみながら、コミュニケーション能力や協調性を育むことができるため、自然と社会性を身につけることができるのです。

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リトミックは何歳までに行うべき?

リトミックは、年齢によってカリキュラムが変わるため、何歳までにはじめなければならないということはありません。自分で体を動かすことのできない赤ちゃんでも保護者と一緒に楽しめる一方、表現力や想像力が発達している4歳児、5歳児では、楽譜を読んだり合奏をしたりとリトミックの内容もレベルアップします。

このように、年齢に合わせてさまざまなレッスンが行われていますが、主に0歳から5歳くらいまでの子どもを対象としている教室が多いようです。習い事によっては、一定の年齢にならないとはじめられないものもありますが、リトミックは「やりたい!」「習わせたい!」と思ったときに、いつでもはじめられる習い事であるといえます。

年齢別!リトミックの効果的なやり方

子どもの成長に効果抜群!今大注目のリトミックの効果とやり方

次に、リトミックの効果的なやり方を年齢別に紹介します。

0~1歳

まだ、自分の意思で体を動かすことのできない赤ちゃんも、保護者の方と一緒に参加することによってリトミックの楽しさを体感することができます。

保護者の方が赤ちゃんを抱っこして、流れてくる音楽に合わせて揺れたり、ジャンプしたり、動きを止めたりなど、スキンシップを取りながら行いましょう。これにより「音楽と動き」の楽しさをしっかりと感じられるようになりますよ。

また、1歳になると歩けるようになる子が増えたり、大人のマネができるようになっていきます。そのため、レッスンでは先生や保護者と同じテンポで体を動かしたり、手や足を動かすなど、身ぶりをつけながら歌います。

手遊び歌や、マラカスやタンバリンなどの簡単な楽器を使い、音楽に合わせて演奏することも楽しめるようになるでしょう。

2~3歳

2歳ごろからは、言語能力や身体能力が発達しはじめます。そのため、先生やお友達とコミュニケーションをとりながらリトミックの活動を楽しんだり、楽器の使い方なども習得できるのだそう。また、3歳ごろになると保護者から少し離れて活動ができるようになり、自発的に表現をすることも増えていく時期です。

そのため、先生の指示に合わせた即興演奏をしたり、ダンスや歌をひとりで行ったり、友達と一緒にグループをつくって発表することで、表現力やコミュニケーション能力が発達していきますよ!

4~5歳

4歳ごろになると体幹もしっかりしてくるため、動きで音楽を表現する楽しさをさらに感じられるようになります。そのため、思わず走りたくなるようなテンポのいい曲や、のんびりしたスローテンポの曲など、歌詞のない曲を体で表現することで、子どもたちの想像力を刺激するのがおすすめです!

また、ドレミファソラシドの音階を意識しやすくなり、楽器の演奏やリズムの取り方が上手になってきます。スカーフや布などの小道具を使って音楽を表現することで、ますます想像力・表現力の幅を広げていけるでしょう。

子どもがリトミックに興味を示さない場合は無理強いしない

子どもの成長にさまざまな効果が期待できるリトミックですが、子ども本人は興味を示してくれないという可能性もあります。また、慣れない環境で行う習い事にストレスを感じたり、保護者の方から離れる寂しさから、リトミックを嫌がってしまうという子もいるでしょう。

リトミックは音楽に合わせて体を動かすことを楽しむ教育法のため、たとえリトミック教室に通えなくても、自宅で手軽に行うことができます。子どもが興味を示さないときは無理強いせず、できる範囲で親子で音楽を楽しむ工夫をしていきましょう!

保護者が自宅でもできるリトミックのやり方

次に、保護者の方が自宅でもできるリトミックのやり方を紹介します。

手遊び歌

「むすんでひらいて」や「とんとんとんとんひげじいさん」など、保護者の方や子どもにとっても馴染みのある、手遊び歌を使う方法です。

音楽に合わせて手を動かすことでリズム感を育めるうえに、手や指を動かすことで、脳に刺激を与えられます。

即時反応

音楽が流れている間は動き、音楽が止まったら体の動きもストップさせる「即時反応」を行ってみましょう。音楽に意識を向けて行う活動のため、子どもの集中力を鍛えることができます。

突然音楽が止まったり、急にまた音楽が再開したりするという変化を、子どもはとても楽しみます。まだ自分で体が動かせない赤ちゃんは、保護者の方が抱っこすることで体験させてあげましょう!

音の高低を楽しむ

リズムだけでなく、音の高低や強弱を学ぶのもリトミックの重要なポイントです。高い音がしたときには手を上に挙げる、低い音がしたときには手を床につくなど、動作を決めて行ってみましょう。

これにより、集中力が高まるうえに、音に対して即座に反応する必要があるため、瞬発力も鍛えられますよ!

リトミックのやり方を学んで、子どもの成長と効果を実感しよう!

リトミックは音楽的能力を育むだけではなく、子どもが持っている集中力や、想像力、瞬発力まで引き出せる習い事です。教室に通わなくても、自宅でいつでも始められるのもリトミックの魅力になります。ぜひこれを機にリトミックのやり方を習得し、親子で音楽を楽しみながらその効果を実感してみてはいかがでしょうか。


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