スポーツと睡眠、栄養が身長を伸ばすカギ?小学生の平均身長・平均体重も紹介!

スポーツと睡眠、栄養が身長を伸ばすカギ?小学生の平均身長・平均体重も紹介!

子どもの身長を伸ばしたいと思う親は多いかと思います。しかし周りの平均身長がどの程度か知らずに、自分の目標や理想を追い求めていることはないでしょうか。また独自の理論で、身長を伸ばそうとしてはいないでしょうか。この記事では、小学生の子どもを持つ親御さんに向けて、小学生の平均身長や体重を紹介するとともに、どのようにして身長を伸ばしていくのかをご紹介していきます。


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子どもの平均身長・体重はどれくらい?

子どもの平均身長・体重はどれくらい?

子どもの平均身長・体重はどれくらい?

子どもの身長を伸ばしたいと願う親は多いと思いますが、そもそもの日本人の平均身長はご存知でしょうか?

子どもの平均身長の最新データ

まずは、小学生の平均身長について厚生労働省が公表しているデータをみてみましょう。

2018年のデータによると、

<小学1年生>

男の子平均身長:122.0cm

女の子の平均身長:119.6cm

<小学6年生>

男の子の平均身長:153.1cm

女の子の平均身長:150.1cm

となっています。平均身長に関しては、小学校の時点では男女にほとんど差はありません。実はこの統計を見てみると体重に関しても男女が同じ傾向にあり、小学校6年生時点での平均体重は男の子が「43.4kg」、女の子が「41.9kg」となっています。男女どちらも、小学校卒業時点では40kgを超えているくらいが平均的な体重であることが分かります。

ここ数年で平均身長はどのように変化した?

さきほど紹介した平均身長のデータを2010年のものと比較してみるとどうなるでしょうか。2010年における小学6年生の平均身長は男の子が「151.9cm」、女の子が「150.8cm」です。男の子に関しては平均身長が高くなっていますが、女の子に関しては若干低くなっています。

平均身長・体重は目安として考えよう

子どもの身長が思っているよりも伸びないとか、クラスの他の子どもよりも体重が軽すぎるのではないか、と心配に感じている方もおられるでしょう。実際のところ、子どもの成長度合いは子どもによって大きく異なるため、小学生のころからまわりと比較して一喜一憂する必要はありません。おおよその目安として捉えておくようにしましょう。

しかし、「子どもの発育を助ける要素」というものはたしかに存在するため、子どもの発育を助けるために生活の中に自然と取り入れていくことはできます。

子どもの発育に欠かせない要素とは?

子どもの発育に欠かせない要素とは?

子どもの発育に欠かせない要素とは?

子どもの発育には、欠かせない要素というものがあります。ここでは、その要素についてご紹介しましょう。

成長期に運動が欠かせない理由

子どもが健康的に発育するためには運動が欠かせません。まず、子どもの発育においてもっとも重要な役割を果たすのが「成長ホルモン」です。成長ホルモンは脳の「下垂体」という部位から分泌され、子どもの筋肉を発達させたり、骨を伸ばす働きがあります。その成長ホルモンのはたらきが「身長を伸ばす」ことに直結することは想像しやすいですが、とりわけ成長ホルモンが分泌されやすいとされる年齢があります。たとえば子どもの運動能力が上がりやすいのが9歳から12歳ごろ、そして身長がもっとも伸びるのが12〜14歳ごろともいわれています。ゴールデンエイジとも呼ばれるこの時期に、どれだけ運動したかが発育に関わってくるのです。

また、ある論文によると、持続的な運動を行うことと、成長ホルモンの分泌には深い相互関係があることが分かりました。実際に男女で同じ運動を同じ時間だけ行ったうえでGH(成長ホルモン)の値を計測したところ、男女ともに明らかに成長ホルモンの濃度が上がったのです。さらに分泌される成長ホルモンの濃度は、運動時間が増える程高くなることもわかっています。ここでは男女差については触れませんが、どちらにしても「運動を行うこと」が子どもの発育を促すことは疑いようのない事実であり、必然的に運動が子どもの「身長を伸ばす」大きな要因だといえます。

睡眠と成長ホルモンの関係

運動だけでなく、睡眠も子どもの発育を促す成長ホルモンの分泌に大きく関係しています。成長ホルモンは1日にわたって分泌されていますが、特に夜間(寝ている間)に大量に分泌される成長ホルモンがあります。十分な睡眠を取ることで成長ホルモンも分泌されやすくなり、結果的に身長が伸びるなど子どもの発育を助けることにつながるのです。

逆にいえば、睡眠が不足する子どもは成長ホルモンが十分に分泌されず、身長も伸びにくくなる可能性があります。実際、小学生には少なくとも8時間以上の睡眠が必要だといわれています。夜更かしが子どもの成長を妨げるといわれるのはこのためです。そのため、子どもが良い睡眠習慣を保てるように、親は子どもを助ける必要があります。昼間に良く運動して、夜は良く寝ること、これは子どもの発育上絶対に欠かせないルーティーンなのです。

食べ物・栄養と成長ホルモンの関係

運動と睡眠にくわえて、子どもの発育において欠かせないのが「栄養」です。多くの方は子どもの発育を促すためには「いったい何を重点的に食べさせてあげるのが良いのだろうか?」と悩まれることでしょう。食生活や生活習慣は、それぞれの家庭環境や子どもの好みなどによって大きく影響されますし、毎日同じ食事にするわけにもいかないため、「◯◯を食べ続ければ身長が伸びるから、毎日◯◯を食べよう!」とアドバイスすることはできません。

しかし、成長ホルモンの分泌を促進する栄養素、およびその栄養素が多く含まれた食材というのはたしかに存在します。たとえば、以下の栄養素およびそれらが含まれた食材は、子どもの発育を促すといわれています。

  • カルシウム:牛乳・チーズ・ししゃもなど
  • たんぱく質:納豆、卵、牛肉など
  • 亜鉛:アワビ、豚レバー、カキなど
  • アルギニン:大豆、マグロ、にんにくなど
  • ビタミンD:いわし、しらす、鮭など
  • ビタミンK:ほうれん草、ブロッコリー、わかめなど

重要なのは、これらの食材を「バランス良く」摂取することです。子どもが同じものばかりを食べるのではなく、毎日作る料理の中にこれらの栄養素がそれぞれバランス良く含まれるように献立を立てることが大切です。子どもが途中で嫌にならないこともポイントになるため、嫌いなものを無理にでも食べるように押し付けるのではなく、子どもが食べられる別の食材で栄養素をカバーすることも考えましょう。

スポーツ・睡眠・栄養をバランス良く取り入れて発育をサポートしよう

学校の身体測定で、子どもの身長や体重を計ることは定期的にありますが、成長のスピード・時期は一人ひとり異なるので過度に気にする必要はありません。とはいえ、スポーツや睡眠、栄養は子どもの発育を左右する重要な要素になるため、バランス良く取り入れるようにしましょう。「ドリームコーチング」では、お子様のレベルに合わせてスポーツのコーチを選ぶことができます。我が子のレベルやペースに合わせて、最適な運動を取り入れようと思っている親御さんはぜひチェックしてみてください。

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