2歳、3歳の幼少期から楽しめる鉄棒!おすすめの鉄棒技とコツや保護者の方のサポート方法をご紹介

2歳、3歳の幼少期から楽しめる鉄棒!おすすめの鉄棒技とコツや保護者の方のサポート方法をご紹介

2歳ごろになると、鉄棒にぶら下がって遊ぶようになるお子さんも増えてくるのではないでしょうか。「鉄棒の技を習得するのはまだまだ先かな」と思ってしまいがちですが、小さなお子さんでも習得できる鉄棒技も実はたくさんあるのです。そんな鉄棒技を習得するコツや保護者の方のサポート方法について、コーチへのヒアリングをもとに詳しく紹介します!


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2歳のお子さんでも体幹の筋力を鍛えながら楽しく遊べる「ぶら下がり」の正しいやり方とコツ

今回小学校1年生の女の子と3歳の男の子が、北京・アテネ五輪で体操の日本代表選手として活躍された大島杏子コーチから、鉄棒の個別指導を受講しました!

ここでは、2歳のお子さんでもできる「ぶら下がり」の正しいやり方や習得するためのコツ、保護者の方ができるサポート方法についてご紹介します。

正しい鉄棒の握り方と「ぶら下がり」のサポート方法

鉄棒では、鉄棒を正しく握ることが最初のポイントになります。お子さんがしっかりと指で鉄棒を握っていることを確認してからはじめましょう。

「ぶら下がり」での保護者のサポート方法も大島コーチにお伺いしたところ、「まずは鉄棒から手が外れないように、子どもの手を上から握ることがポイント」と教えてくれました。

2歳、3歳の幼少期から楽しめる鉄棒!幼稚園・保育園のお子さんにおすすめの鉄棒技とコツや親御さんのサポート方法をご紹介

続いて、子どもの横に立ち、体を受け止められるように膝をつき横からサポートするのだとか。

2歳、3歳の幼少期から楽しめる鉄棒!幼稚園・保育園のお子さんにおすすめの鉄棒技とコツや親御さんのサポート方法をご紹介

まだ腕の力が弱い小さなお子さんが鉄棒をする場合は、しっかりと保護者の方が安全面を確保して取り組むことが重要ですね。

実は「ぶら下がり」にはたくさんのメリットがあります。鉄棒をつかんで自分の腕で体重を支えるため筋力がつくことや、ぶら下がることで自然と背筋が伸びるため姿勢が良くなるのもポイントです。また、ぶら下がるときに膝を上にあげることで背筋や腹筋も使って体を支えるため、体幹を鍛えることができますよ。

腕力強化が期待できる!ぶら下がりの応用技

鉄棒をつかんで自分の腕で体重を支える「ぶら下がり」ですが、さらに腕力の強化が期待できる応用技を紹介します!

ぶら下がって前後に揺れる「ブランコ」

ぶら下がった状態から、前後に揺れてみましょう。前後に動く体を支える必要があるため、腕の負荷が大きくなり、更なる腕力の強化を期待できます。

最初は保護者の方が背中を押して、揺れる動きのサポートをしてあげるといいでしょう。あまり強く押してしまうと、手が鉄棒から離れる危険性があります。最初は少し弱い力で押してあげると安心です。慣れてくれば、子どもが自分で脚を前後に揺らして勢いをつけられるようになります。

着地の方法を工夫する

ぶら下がりを終え着地するとき、ただ真下に降りるのではなく、鉄棒の下に落ち葉や木の枝など着地の目標となるものを置いて、そこよりも前に着地する、後ろに着地するなど、着地場所を前もって決めてみましょう。着地場所を決めることで難易度が上がるため、ぶら下がりに慣れてきたお子さんや小学生でも楽しめますよ!

関連記事:小学生低学年・高学年・難易度別!鉄棒の技一覧!


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体幹の強い3歳以上のお子さんにはおすすめ「ツバメ」の正しいやり方とコツ

鉄棒遊びにも慣れ、体幹が強くなる3歳以上のお子さんにおすすめしたい鉄棒の技である「ツバメ」。ツバメは、鉄棒を握り、そのままジャンプして体を上に持ちあげ、腕の力で上半身をささえる技です。こちらも、大島杏子コーチに正しいやり方とコツを伺いました!

正しいツバメのやり方と保護者の方のサポートの仕方

2歳、3歳の幼少期から楽しめる鉄棒!幼稚園・保育園のお子さんにおすすめの鉄棒技とコツや親御さんのサポート方法をご紹介

大島コーチから伺った、ツバメを行なうときのポイントは次のとおりです。

【鉄棒の握り方】
親指をしっかり内側に入れ、順手で握ります。

【鉄棒をあてる場所】
骨盤のあたりに鉄棒があたるように意識します。

そのまま、ジャンプして体を持ち上げ、腕で支えます。お子さんの腕の力が弱く体を支えられない場合には、お子さんの後ろから体を持ち上げるようにサポートしてみましょう。

ツバメという技は、腕の筋力も鍛えられ、体幹も鍛えることができます。ツバメの姿勢は、前回りをするうえでも重要になるため、ぜひポイントを押さえてサポートしてください。

ツバメにはこんな応用技も!腕の力をさらに鍛えよう

ツバメができるようになったら、後ろにジャンプして着地する「後ろ振りとび」にも挑戦してみましょう。鉄棒からお腹を離し、ジャンプしながら後ろに大きく飛び降りて着地します。ピタッと着地できるとかっこいいですよね!また、ツバメの姿勢のまま、手を動かしながら横に移動する「ツバメの橋渡り」もおすすめです。

プロの指導を実際に体験したほうが上達が早い!

保護者の方にとっても馴染みのある「鉄棒」遊びですが、いざ子どもに教えるとなると一筋縄ではいかないもの。特に小さな子どもであればある程、言葉の説明だけでは理解しきれないため、実践を通して感覚的に身につける必要があります。どんなに練習をしてもできない、身につけられないをくり返してしまうことでお子さんが自信を失くしてしまうのは避けたいところ。

そんなときにおすすめなのが、プロの個別指導の受講です。親子で公園で何度も練習してもできなかったり、身につけられなかった技も、プロの目から見れば、どこに問題点や課題があるかがわかります。またそれぞれのお子さんのレベルや年齢に合わせた指導内容で進めていくため、1回のレッスンでも大きく上達します。実際にこの鉄棒の個別指導を受講したお子さんの保護者の方も、集中力が切れたら休憩をこまめに挟むなど、子どものレベルや年齢に合わせた寄り添うようなレッスン内容でとても喜ばれていたようです。


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鉄棒は2歳、3歳のお子さんも楽しめる遊びのひとつ!

鉄棒と聞くと、小学生などの少し大きなお子さん向けのものと思ってしまいがちですが、実は2歳〜3歳のお子さんでも楽しめる遊びでもあります。

文部科学省の「幼児期運動指針」の中でも、3歳ごろの子どもにとって鉄棒は全身運動を経験できる重要な遊びと位置づけられています。子どもは鉄棒遊びを通して、立つ、回る、ぶら下がるなどの「体のバランスをとる動き」や、跳ぶ、登る、下りるなどの「体を移動する動き」などを経験できます。鉄棒は、公園などでも目にすることも多く身近な遊具でありながら、小さな子どもでも少しずつチャレンジする楽しさを学べる遊びともいえますね。

鉄棒での遊び方をみて子どもの筋力をチェックして遊びを工夫しよう

実際にお子さんが鉄棒で遊んでいる姿を見て、筋力がどれくらいあるのかチェックしてみましょう。鉄棒にぶら下がったときに、体がだらーんと伸びてしまう場合は、腹筋や背筋など、体幹の筋力がまだ弱い可能性があります。逆に、脚を曲げて持ち上げることができる場合は、腹筋や背筋など体幹の筋力が鍛えられている証拠ともいえます。

体幹の筋肉は、座る、歩くなど基本的な動作を行う際に姿勢を支える重要な筋肉です。体幹が鍛えられていることで、良い姿勢を保ちやすく、体をスムーズに動かすことができます。先ほどの筋力チェックで、少し体幹が弱いかなと思った場合には、鉄棒などの遊びを通して少しずつ体幹を鍛える工夫をしてみましょう。また、すでに体幹が強いお子さんには、体幹の筋肉が活かせるような難しい鉄棒技へのチャレンジがおすすめです!

関連記事:鉄棒の前回りはコツさえわかればできるようになる!できない理由と苦手克服のための練習方法

2歳、3歳の小さなお子さんと、楽しく鉄棒の上達を目指そう!

2歳や3歳の幼少期は、自分の意思で体が自由に動かせるようになり、遊びがどんどん充実する時期です。この時期に、遊びを通して楽しみながら体力づくりをしていけるのはとても理想的!公園の遊具としても大人気な鉄棒は、子どもにとっても保護者にとっても身近な遊びであるうえに、子どもの体づくりに必要な体幹の筋力や腕の筋力を鍛えられるスポーツでもあります。楽しみながら技を習得できることは、お子さんの体力だけでなく自信もつけられる大きなきっかけともいえます。今回紹介した「ぶら下がり」や「ツバメ」も、ぜひチャレンジしてみてくださいね!


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