子どもにゴルフを習わせたい!ジュニアゴルフスクールと個別ゴルフレッスンを使い分けてお子さんの好きを見つけよう
本記事では、子どもの習い事にゴルフが適している理由や、はじめる際に気をつけておきたいポイントなどについてまとめています。何歳からはじめている人が多いのかやはじめる際の注意ポイントなど、ゴルフをお子さんに習い事として検討するにあたって気になる事項についてまとめてみました。
さらにツアープロでもある田島コーチにもお話を伺ったので、あわせてお伝えします。お子さんにゴルフを習わせたいと考えている方や迷っている方は必見ですよ。
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目次
子どもにゴルフの習い事はおすすめ!
ゴルフはひと昔前まで、年齢層の高い人が嗜むイメージが強く、子どもが取り組むスポーツという印象はあまりなかったかもしれません。しかし近年ゴルフ界では、石川遼選手や渋野日向子選手といった若い世代の活躍も目覚ましく、世代関係なく親しまれるスポーツへと生まれ変わってきています。
ここでは、子どものゴルフの習い事はいつからはじめると良いのかや、ゴルフを習うことで見につくことなどをご紹介します。
子どものゴルフの習い事はいつから?
子どもにゴルフを習わせる場合、具体的に何歳ごろからはじめるのが良いのでしょうか。田島コーチに何歳ごろからはじめる人が多いのか伺ってみたところ、ご自身が行われているレッスンでは「小学生からはじめられるお子さんが最も多かった」とのことでした。
また、一般的なゴルフスクールでは4歳以降のお子さんを対象としているところが多いほか、日本ジュニアゴルフ協会に所属できる対象年齢も6歳からとなっています。そのため、小学生低学年のお子さんにも習い事としておすすめです。
ただし、早ければ早いほうが必ずしも良いというわけではありません。楽しんで取り組むことがモチベーションになり上達への近道ともなることから、お子さん自身がやってみたいと興味を持ったときがベストなはじめどきと言えるでしょう。
ゴルフの習い事は判断力やルールを守ることの大切さが身につく!
ゴルフは年齢関係なく楽しめるスポーツですが、子どものころから習うことで享受できる良い点がたくさんあります。例えば、ゴルフのスイングでは足腰を使うため下半身の筋力が必要となるほか、クラブを持って強く振るための腕力も欠かせないため、基礎筋力の強化が期待できるでしょう。
また、芝の状態をはじめ、風の強さや向きを読むという点などもゴルフならではの要素です。それらを見越したうえで、どのクラブを用いてどれぐらいの強さでボールを打つのかを考える必要があり、先読みする力や判断力を身につけることにも役立つと考えられます。
そしてこれらに加え、「ゴルフは他人に配慮する気遣いや誠実さを学べるスポーツでもある」と田島コーチは話します。野球やサッカーなどと異なり、ゴルフには審判員が立ち会いません。「ゴルフをプレーする者はみんな誠実であり、故意的に不正をするような者はいない」という考えがゴルフ規則書にも示されているように、ゴルフはフェアプレーの精神が根付いているスポーツです。
ゆえに、違反の有無やスコア等すべて自己申告で行われます。エチケットとマナーをしっかり守り、プレーの規則を遵守する大切さを学ぶことは、将来人間としての魅力を高めることにもつながると言えるのではないでしょうか。
子どものゴルフはクラブ選びが重要
子どもがゴルフをはじめる際、まずは「クラブ選びが重要」と話す田島コーチ。適していないクラブを使用すると上達の妨げとなってしまうため、身体に合ったものを選ぶことが大切です。
大人の場合クラブは必ずしも身長に合わせる必要はありませんが、子どもの場合は身長に合わせてジュニア用から選びます。メーカーによっても多少差があり、次のようなパターンで販売されているのが一般的です。
- 90~110cm(3~6歳目安)
- 110~130cm(6~9歳目安)
- 130~150cm(9~12歳目安)
上記のように年齢の目安が示されていることも多いですが、身長に応じたものを優先して選ぶようにしましょう。
また、クラブの長さに加え重さも重要です。重たいものを使用すると正しいバックスイングができず、飛距離や方向性も思ったような結果がでません。左手でクラブを持ち、無理なくバックスイングができるかどうかを一つの目安としてみると良いでしょう。
ジュニアゴルフレッスンの練習方法やレッスン内容とは
ジュニアゴルフレッスンに参加した場合、どのような練習が行われるのかも気になるところです。田島コーチに具体的なレッスン内容をはじめ、グループレッスンと個別レッスンについても伺ってみました。
ゴルフ初心者の子どもと大人では練習方法が異なる!
田島コーチによると、「ゴルフ初心者の子どもと大人では練習方法が全く異なる」と話します。子どもにゴルフを教える場合、まずはゴルフが楽しいスポーツだと感じてもらうことが大切です。子どもは興味や関心が移ろいやすい部分がありますが、楽しいという気持ちがモチベーションを保つこととなり、ゴルフの上達に繋がっていくと考えられます。
子どものゴルフ「グループ」レッスンにおけるメリットとデメリット
「子どものグループレッスンは、デメリットがなくメリットばかり」だと話す田島コーチ。集団で学ぶことで協調性や社会性を学べることに加え、みんなで楽しさや喜びを共有することもできます。また身近なライバルの存在により、刺激を受けて「あの子のようにうまくなりたい」と向上心を持って練習に励むようになるケースもあるかもしれませんね。
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初心者個別レッスンの初回はグリップの持ち方から指導
田島コーチが初心者のお子さん向けに提供している個別レッスンの初回では、まずグリップの持ち方からはじめるそうです。子どもは大人と違ってパワーが不足しているため、しっかりと握らないとクラブが手から抜けて周囲の人に当ててしまったり、ケガをしてしまったりする可能性があります。また正しい握り方をすることが、上手なスイングを身につける近道ともなるでしょう。
初心者個別レッスンの中で人気のメニューや練習方法
田島コーチによると、クラブ以外での素振りが子どもたちからも人気の練習方法とのこと。ボールにとらわれずに体に集中しながらスムーズにスイングできるほか、反復練習をしやすい点が素振りの魅力でもあります。スイングを磨くためには、課題に合わせて素振りをするのが効果的です。また、場所にとらわれずに行えるため、フェイスタオルやペットボトルをクラブに見立てて自宅でも気軽に自主トレーニングができるでしょう。
ゴルフを習わせるか迷っている場合
子どもの習い事としてゴルフが気になってはいるものの、お子さん自身がどんなスポーツに向いているかわからず迷っているという方もいるでしょう。しかし、ゴルフは小さなボールを遠くまで飛ばせるのが醍醐味のひとつではありますが、何より「ほかの子どもたちとその喜びや時間を共有できる点がゴルフならではの魅力」と田島コーチは話します。ゴルフを通して得られる知識や経験は、成長過程にあるお子さんにとって将来の大きな財産となるかもしれません。
また、一度体験してから決めてみたいという場合は、グループレッスンではなく個別指導で試してみるのも方法です。個別であれば、お子さんのペースにあった練習方法で進められるため、きめ細やかな指導が受けられます。さらに既にジュニアゴルフスクールに通っているお子さんの場合でも、個別指導を併用すればより早くスキルアップすることができるかもしれませんよ。お子さんに合った方法を選んで検討してみるようにしましょう。
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ゴルフの習い事を通じてお子さんの成長をサポートしよう
ほかのスポーツと比べてルールやマナーが多い印象のゴルフ。しかし、幼いうちから他人を配慮する心遣いや礼儀作法を学ぶことができ、ゴルフを通じてお子さん自身の成長を感じられる点は大きな魅力と言えるでしょう。
近ごろはジュニアゴルフスクールや個人指導のレッスンを行っているところも多く、指導方法や方針もさまざまです。興味のある方は、まずはお子さんに合ったスクールを見つけてみるところからはじめてみてはいかがでしょうか。
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