小学生におすすめ!跳びやすい人気縄跳びの選び方とおすすめ

小学生におすすめ!跳びやすい人気縄跳びの選び方とおすすめ

小学校に入ると、体育の授業でも使用することの多い縄跳び。ひとつの技ができるようになると次から次へとさまざまな跳び方に挑戦したくなる、そんな楽しさがありますよね!しかし、縄跳びの基本的技が飛べないと、なかなか次の技に挑戦できず、縄跳びに苦手意識を持ってしまうことも。実は、どんな縄跳びを使うのかが、縄跳びの上達を目指すうえでとても重要なポイントになります!

本記事では、小学生向けの縄跳びを探している方向けに、縄跳びの種類や選び方について解説します。また、筆者の小学生の子どもに実際に5種類の縄跳びを使用してもらい、それぞれの特徴や使用した感想を詳しくご紹介します。


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小学生用の縄跳びの種類

縄跳びには、さまざまなタイプのものが販売されています。その中でも、特に小学生におすすめの縄跳びのタイプは次の通りです。

紐タイプ

紐タイプの縄跳びはなんといっても、耐久性が魅力です。引っ張ってもちぎれることもなく、電車ごっこをするときに使用するなど「跳ぶ」以外の使い方も楽しめます。縄が当たってしまっても、痛い思いをしたりケガをする心配も少なく、小さな子どもでも安心して使用できるというメリットがあります。

しかし、紐が太く空気抵抗が強いことから、素早く回すことが難しくなるため、しっかりと跳ぶ練習をしたい!という場合には不向きです。

ビニールタイプ

ビニールタイプの縄跳びは、最もオーソドックスな縄跳びです。価格帯も幅広く、スポーツショップだけでなく、100円ショップやホームセンターなどでも見かけることも多いのではないでしょうか。ビニールタイプの縄跳びは、細くて回しやすいため、上達しやすい縄跳びといえます。

しかし、結んでしまうと、ねじれなどにより上達を妨げる可能性があります。ハンガーなどに吊るすか、結ばずに丸めるなど、保管方法には注意が必要です。

ビーズタイプ

重さがあるため、前跳びの練習に向いています。「まだ一度も縄跳びを跳べたことがない」という子どもにはぴったりのタイプです。ビーズタイプの縄跳びは、地面にあたるたびに「カシャン」と音がするため、リズムが取りやすいのも特徴。見た目が華やかで、運動会などの集団演技でも活躍する縄跳びです!

小学生に合った縄跳びはどうやって選べばいい?選ぶ基準は?

それでは実際に縄跳びを選ぶ際、どのようなポイントに着目すれば良いのでしょうか?実は、縄跳びの目的によって、選ぶ基準は大きく変わってきます。そのため本章では、縄跳びの跳び方の花形ともいえる「二重跳び」を跳びたい小学生の子どもが、縄跳びを選ぶ際の判断基準となるポイントをご紹介します!

空気抵抗の少ないもの

二重跳びをすると、縄の回転の速さを象徴するかの如く「シュッ」と空気を切る音が聞こえますよね。二重跳びを上達させるために最も重要なことは、空気抵抗の少ない細い縄跳びを選ぶことです!太ければ太い程、空気抵抗を受けてしまうため、縄を早く回転させることが難しくなってしまいます。

適度な重さのあるもの

素早く回転させられるよう、細ければ細い程いいのか?というと、実はそうではありません。細くて軽い縄跳びは空気抵抗に負けてしまうため、回転させることができなくなってしまうのです。そのため、素早く回転するためには、適度な重さも重要になります。

例えばビニールタイプの縄跳びを選ぶ場合は、ビニールの中が空洞になっているものではなく、しっかりとビニールが詰まっているものを選ぶことをおすすめします。

グリップが長めのもの

グリップとは、縄跳びの持ち手の部分のことです。実は長めのグリップのほうが、縄に対して回す力を効率的に伝えられるのです。100円ショップなどで販売されているビニール製の縄跳びのグリップはおよそ10㎝程度で、子どもの手にちょうど収まるサイズ感になっています。これだと、少し短いため、縄跳びを選ぶときにはおよそ15〜20㎝程度の長さのグリップのものがおすすめです。

縄跳びの練習方法については以下の記事を参考にしてくださいね。

関連記事:小学生でマスターしたい、縄跳びの飛び方の基本5種類
関連記事:【生山ヒジキコーチ監修】二重跳びのコツと練習方法を解説!

小学生の子どもの縄跳びの練習にぴったり!おすすめの縄跳び5選

さまざまなタイプの子ども向け縄跳びを実際に購入し、筆者の小学生の子どもに使ってもらいました!それぞれの縄跳びの使用感や特徴をご紹介します!

FEELCAT ビーズロープ

小学生におすすめ!跳びやすい人気縄跳びの選び方とおすすめ

素材 グリップ:ポリプロピレン
ロープ:ナイロン、TPUビーズ
サイズ グリップの長さ:約20.7cm
ロープの長さ:280cm
(長さ調節可能)
重さ:約120g

グリップが波上になっており、滑りにくく、手にフィットするためしっかり握ることができます。ナイロン製の紐にビーズを通しているため、保管中にねじれなどのクセが付かない点もポイントです。

ロープを回すと音が鳴るためジャンプのリズムをつかみやすく、前跳びができるようになりたい、縄跳び初心者の子どもにおすすめです。また、ビーズには一定の重さがあるため、それが適度な負荷となって上半身の筋肉を刺激してくれます。

子どもが「FEELCAT ビーズロープ」を使ったところ、前跳びの回数において過去最高記録を出せました。そのくらい、前跳びの跳びやすさに特化した縄跳びのようです。子どもに感想を聞いてみると「程よい重さで、とても跳びやすい。ビーズの重さでロープが下のほうに降りてくれるから、いつもより低いジャンプでも引っかからなかった点が良かった」とのことでした。

カシマヤ製作所 二重跳び名人NEO GRIP ROPE

カシマヤ製作所 二重跳び名人ネオグリップ

素材 グリップ:ポリスチレン、ポリ塩化ビニル
ロープ:ポリ塩化ビニル
サイズ グリップの長さ:約13cm
重さ:約150g

こちらはその名の通り、二重跳びが跳びやすくなる工夫が施されている「カシマヤ製作所 二重跳び名人NEO GRIP ROPE」です。

まるでボールペンのグリップのようなソフトな握り心地で、持ちやすさと柔らかさが追及されたグリップ。そして、グリップの中に内臓された「おもり」によって脇が自然と締り、腕を定位置で動かしやすくなるのだそう!これが二重跳びの跳びやすさに繋がるようです。

小学生におすすめ!跳びやすい人気縄跳びの選び方とおすすめ

実際に子どもが「カシマヤ製作所 二重跳び名人NEO GRIP ROPE」を使ったところ、いつもなら1〜2回しか飛べない二重跳びが、一気に5回以上跳べるようになりました。

使ってみた感想を子どもに聞いてみたところ「いつもよりも二重跳びが跳びやすくなった!でも、前跳びはいつもより少し跳びにくい気がする」とのことでした。たしかに、おもりが入っているため、通常の縄跳びよりも前跳びなどの基本的な跳び方は、少しやりにくくなるかもしれません。まさに、二重跳び専用の縄跳び!という感じがします。

ソニック クイックスピンクロス

ソニック クイックスピンクロス

こちらは、さまざまな機能が搭載された「ソニック クイックスピンクロス」です。収納後に縄跳びにクセがついてしまったり、絡まって跳びにくくなるというトラブルを軽減できるよう、クセがつきにくいロープを開発!これにより回転の加速感も向上するため、スムーズに跳べるようになっています。

また、24cmもある長めのグリップによって、ロープから体を離して縄を回転させられるため、交差跳びやあや跳びなども体にひっかかりにくく、テクニカルな技跳びも習得しやすくなっています。

小学生におすすめ!跳びやすい人気縄跳びの選び方とおすすめ

「ソニック クイックスピンクロス」を使って子どもが跳んでみたところ、二重跳びの回数は普段と同じくらいでしたが、あや跳びや交差跳びなどの技跳びは普段より多い回数を跳べました。「縄がひっかかりにくいから、いつもよりあや跳びが跳びやすい!」と子どもも喜んでいました。クセがつきにくく、絡まりにくいロープの効果をはっきりと感じます!

クツワ スポーツ縄跳び

クツワ スポーツ縄跳び

素材 グリップ:ポリ塩化ビニル
ロープ:ポリ塩化ビニル
サイズ グリップの長さ:約15.5cm
重さ:約70g

こちらはさまざまな跳び方に対応できる、適度な重さの「クツワ スポーツ縄跳び」です。グリップの下半分は、滑りにくいよう表面加工されており、持ちやすいことが特徴。

パッケージ裏面には、「なわとび上達のコツ」と題し、適切なロープの長さや、縄跳びの持ち方や足の位置まで、縄跳びがスムーズに行えるようなヒントが記載されています。

小学生におすすめ!跳びやすい人気縄跳びの選び方とおすすめ

実際に、子どもに使ってもらったところ「どんな跳び方をしても跳びやすい!」と喜んでいました。二重跳びの回数はいつもと同じくらいの結果ではありましたが、どんな跳び方にも対応できる縄跳びの万能選手!であるため、学校の体育の授業でも使いやすい縄跳びではないかなと思います。

小学生におすすめ!跳びやすい人気縄跳びの選び方とおすすめ

デビカ 綿ロープ縄跳び

デビカ 綿ロープ縄跳び

素材 グリップ:ポリプロピレン
ロープ:ポリエステル、綿
回転パーツ:ポリエチレン
プロテクトチューブ:ポリ塩化ビニル
サイズ グリップの長さ:約16cm
重さ:約95g

こちらは、縄跳びが体に当たったり、ひっかかってしまっても痛くなりにくい「デビカ 綿ロープなわとび」です。ロープを保護するプロテクトチューブがついており、摩耗しやすいロープの中央部分をカバーします。ロープは綿とポリエステルのブレンドで、しなやかで低温下でも固くなりにくい点が特徴です。また、グリップは滑りにくいよう表面加工されています。

小学生におすすめ!跳びやすい人気縄跳びの選び方とおすすめ

子どもが「デビカ 綿ロープなわとび」を使ったところ、当たっても痛くない安心感はあるものの、綿ロープの太さが空気抵抗を大きくするようです。前跳びはできましたが、二重跳びは一度も跳べませんでした。縄跳びをはじめて使う、幼児には安心して使用できるなと思います。

小学生の子どもに合った縄跳びを選んで、縄跳びの練習を楽しもう!

いろいろな跳び方ができるようになったり、跳べる回数が増えると、ますます縄跳びが楽しくなりますよね!縄跳びをより楽しむためにも、目的やレベルにあった縄跳びを選ぶことがポイント。「縄跳びが苦手で飛べない」という子どもでも、自分にあった縄跳びを使用することで上達がグッと早まりますよ!ぜひ本記事を参考に、子どもにぴったり合う縄跳びを選んであげましょう。


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