スポーツ推薦を受けるにはいつごろどんな手続きや対策が必要？スポーツ推薦を受け付けている東京の高校もご紹介

スポーツ推薦での高校受験を考えているけど、どのくらいの実力があればスポーツ推薦が受けられるのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、スポーツ推薦がどのようなものか、出願はいつごろか、またどんなメリットがあるのかを解説するとともに、東京都内でスポーツ推薦を受け付けている私立・公立高校をまとめました。

また、スポーツ推薦での高校進学におすすめの、元アスリートやプロコーチによるマンツーマンの指導が受けられるサービス「ドリームコーチング」についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

スポーツ推薦で高校に行きたい！

高校のスポーツ推薦とは、中学校時代にスポーツで優秀な成績を修めた生徒に対する入試の特別枠のこと。出願条件が定められているので、希望者が誰でも受けられるわけではありません。また、受験当日には実技試験が行われるのが一般的です。

公立高校・私立高校いずれも、一般入試より先にスポーツ選抜の試験が行われます。選抜試験は1月末から2月上旬にかけて、合格発表は2月上旬に行われることが多いでしょう。

スポーツ推薦のメリットは、一般試験を受ける必要がないことです。5教科の試験がないので、受験勉強の負担が軽くなります。また、一般選抜との併願が可能なので、希望校を受験するチャンスが2回ある、という点も大きなメリットでしょう。

スポーツ推薦を受け付けている東京の高校

ここからは、スポーツ推薦を受け付けている東京都内の主な高校を、競技ごとにご紹介しましょう。

硬式野球の推薦がある高校

硬式野球の主な出願条件は以下の通りです。

• 運動能力・野球の技術に優れていること
• 中学校で部活もしくはクラブチームで3年間継続して活動していること
• 入学後は3年間硬式野球部に所属して活動すること
• 部活と学業を両立させること

とある高校ではチームの成績が県大会ベスト8以上、なおかつ個人としてはレギュラーとして公式試合に出場していることを推薦の条件として挙げているようです。スポーツだけでなく、学力を加味する高校もあります。進学校の場合、通知表の成績が4.5以上であることを条件にしているところもあるでしょう。

東京都内で野球の推薦枠を設けている高校をいくつかご紹介します。

私立高校

■國學院大學久我山中学高等学校
最難関大学合格へ向けて、誰一人例外なく高いレベルを求められる高校のため、野球部員も学習時間を確保しながら日本一に向けて励んでいます。スポーツ優秀生徒選抜入試について、人数枠や選考基準などの詳細は、直接野球部顧問の先生宛てにお問い合わせください。

詳細はこちら：國學院大學久我山中学高等学校

■早稲田実業学校
春21回、夏29回の甲子園出場を果たしている強豪校。こちらも文武両道で有名な高校です。スポーツ推薦に際しては事前に「活動実績資格相談」を受ける必要があります。

詳細はこちら：早稲田実業学校

都立高校

・城東高校・大崎高校・目黒高校 ・大森高校・雪谷高校・千歳丘高校 ・広尾高校・鷺宮高校・武蔵丘高校 ・杉並高校・文京高校・板橋高校 ・高島高校・練馬高校・光丘高校 ・足立新田高校・足立西高校・淵江高校 ・葛飾野高校・江戸川高校・小岩高校 ・篠崎高校・紅葉川高校・片倉高校 ・八王子北高校・冨士森高校・松が谷高校 ・府中西高校・府中東高校・拝島高校 ほか

サッカーの推薦がある高校

サッカーのスポーツ推薦の出願条件には

• 東京都大会レベルの実力があること
• 入学後はサッカー部に3年間継続して所属すること
• 学業と部活動を両立すること

などがあげられます。

サッカーでのスポーツ推薦は、チームが県大会上位の成績であることや個人では県大会ベスト8の実力、もしくは地区の選抜選手に選ばれていることが条件になることがあります。また、志望する高校にコンタクトを取り、練習参加をさせてもらって監督に実力を見てもらう方法もあるようです。しかし、希望する高校の推薦枠が埋まってしまった場合は推薦を受けられないので注意しましょう。

東京都でサッカーの推薦がある主な高校は以下の通りです。

私立高校

■國學院大學久我山中学高等学校
野球部同様、サッカー部も高校サッカーの頂点といえるほどの強さを持つ国学院久我山。偏差値の高さでも有名です。スポーツ優秀生徒選抜入試について、人数枠や選考基準などの詳細は、直接野球部顧問の先生宛てにお問い合わせください。

詳細はこちら：國學院大學久我山中学高等学校

■駒澤大学高校
全体の70〜80％が駒澤大学に内部進学し、他大学も含めると98％の進学率を誇る駒澤大学高校。スポーツ推薦候補者を決めるセレクションがあるので、受験する年度の開催日時を確認しておきましょう。

詳細はこちら：駒澤大学高校

都立高校

・城東高校・東高校・深川高校 ・鷺宮高校・武蔵丘高校・豊島高校 ・高島高校・石神井高校・光丘高校 ・足立高校・葛飾野高校・南葛飾高校 ・紅葉川高校・片倉高校・八王子北高校 ・富士森高校・松が谷高校・府中東高校 ・小平南高校・福生高校・狛江高校 ・東大和高校・東大和南高校・武蔵村山高校 ほか

水泳の推薦がある高校

水泳のスポーツ推薦を受けるには、以下の条件をクリアすることが必要です。

• 中学校で水泳部もしくはクラブチームに所属していたこと
• 都大会もしくは同レベルの大会に出場し、活躍した実績があること
• 入学後は3年間水泳部に所属し、学業と両立すること

水泳でのスポーツ推薦は、県大会を勝ち進み地区大会出場レベルの実力があれば受けやすいようです。また、水泳だけでなくある程度の学力も重要視されます。進学した高校の学力レベルの偏差値は必要となるため、受験勉強もしっかり取り組んでおきましょう。

東京都で水泳のスポーツ推薦がある高校はこちらです。

私立高校

■日大豊山高校
オリンピック選手も輩出している水泳の強豪校です。スポーツ推薦に関しては部活顧問の先生までお問い合わせください。

詳細はこちら：日大豊山高校

■八王子学園八王子高校
アスリートコースがあり、2022年度はインターハイ、国体、日本選手権、JAPAN OPENなどで生徒が活躍しています。なお、アスリートコースの受験には八王子高校の部活顧問の先生からの推薦が必要になります。

詳細はこちら：八王子学園八王子高校

都立高校

・杉並高校 ・東大和南高校

陸上競技の推薦がある高校

陸上競技のスポーツ推薦を受けるには

• 東京都大会レベルの実力を有していること
• 入学後は陸上部に所属し、3年間学業と両立させること

といった条件があります。

陸上の場合、県大会出場経験がなくてもタイムが良ければ推薦を受けられる可能性が高いでしょう。たとえば3,000m走であれば、自己ベストが9分40秒程度で推薦をもらえる可能性が高いようです。ただし近年は、ある程度の学力がないと、実力はあっても推薦してもらえないことも多いとされています。

東京都で陸上競技のスポーツ推薦がある高校は以下の通りです。

私立高校

■國學院大學久我山中学高等学校
陸上部は駅伝に強いことで有名です。スポーツ優秀生徒選抜入試について、人数枠や選考基準などの詳細は、直接野球部顧問の先生宛てにお問い合わせください。

詳細はこちら：國學院大學久我山中学高等学校

■八王子学園八王子高校
人間教育と文武両道を目指す進学校です。2022年度はインターハイ、国体、日本ジュニア・ユースなどで生徒が活躍しています。アスリートコースの受験には八王子高校の部活顧問の先生からの推薦が必要になります。

詳細はこちら：八王子学園八王子高校

都立高校

・城東高校・文京高校・板橋高校 ・高島高校・足立高校・足立新田高校 ・篠崎高校・紅葉川高校・片倉高校 ・松が谷高校・福生高校（中長距離のみ）・東大和高校 ・田無高校・美原高校・上水高校（中長距離のみ） ・つばさ総合高校・青梅総合高校・若葉総合高校

バレーボールの推薦がある高校

バレーボールのスポーツ推薦での出願条件は

• 中学3年間バレーボール部もしくはクラブチームに所属して活躍していたこと
• 入学後は3年間バレーボール部に所属し、学業と両立させること

です。

バレーボールの場合は、県大会出場レベルであれば推薦を受けやすいです。また、県大会出場経験がなくても、チームのキャプテンを務めていれば、推薦を受けられるチャンスはあります。県の選抜選手や強化選手に選ばれていれば、強豪校に推薦される確率がアップするでしょう。

東京都内でバレーボール推薦のある高校をご紹介します。

私立高校

■八王子実践高校
女子バレーボール部は12回の全国制覇経験があり、バレーの強豪校として有名です。

詳細はこちら：八王子実践高校

■駿台学園
スポーツの成績で進学する生徒が多いスペシャリスト・オリジナルコース、スポーツも学業も重視するスペシャリスト・ハイブリッドコースが設けられています。推薦には部活動の顧問の先生との個別相談が必要になります。

詳細はこちら：駿台学園

都立高校

・向丘高校・上野高校・城東高校 ・深沢高校・文京高校・高島高校 ・石神井高校・練馬高校・足立新田高校 ・足立西高校・江戸川高校・府中高校 ・府中東高校・小川高校・日野高校 ・福生高校・東大和高校・武蔵村山高校 ・田無高校・保谷高校・墨田川高校 ・美原高校・千早高校・杉並総合高校 ・葛飾総合高校・青梅総合高校

バスケットボールの推薦がある高校

バスケットボールのスポーツ推薦には、次の出願条件があります。

• 中学校でバスケットボール部もしくはクラブチームに所属し、各地区選抜レベルの実力を有すること
• 入学後は3年間バスケットボール部に所属し、学業と両立させること

都道府県代表の強豪校の推薦は、県大会ベスト8のチームに所属していると推薦を受けすくなります。もしくはジュニアオールスターに出場経験があれば、高校からスカウトに来ることもあるでしょう。いくら実力があっても学校の成績が悪ければ推薦をもらえない可能性もあるので、勉強もしっかりしておきましょう。

東京都でバスケットボールのスポーツ推薦があるのは以下の高校です。

私立高校

■八王子学園八王子高校
2023年度のインターハイに出場した八王子学園八王子高校は、東京屈指のバスケ強豪校です。バスケのアスリートコース進学も、八王子高校の部活顧問の先生からの推薦が必要になります。

詳細はこちら：八王子学園八王子高校

■國學院大學久我山高校
「堅守考攻」のバスケスタイルを追求している、國學院大學久我山高校のバスケ部。インターハイには20回以上、ウィンターカップには10回以上出場しています。男子のみになりますが、バスケットボールはスポーツ優秀生徒選抜入試を受けることが可能です。人数枠や選考基準については、バスケ部の顧問に直接お問合せください。

詳細はこちら：國學院大學久我山高校

都立高校

・向丘高校・本所高校・城東高校 ・大崎高校・目黒高校・広尾高校 ・鷺宮高校・豊島高校・文京高校 ・板橋高校・高島高校・石神井高校 ・練馬高校・光丘高校・足立高校 ・淵江高校・江戸川高校・小岩高校 ・富士森高校・府中東高校・小平西高校 ・小平南高校・日野高校・東大和高校 ・東大和南高校・久留米西高校・武蔵村山高校 ・保谷高校・美原高校 ほか

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スポーツ推薦を受けるならプロコーチのマンツーマン指導がおすすめ！

スポーツ推薦を受けるためには、小・中学校でしっかりと実力をつけておかなければいけません。しかし、中学校に希望の競技の部活動がない、近くにクラブチームがない、ということもあるでしょう。また、部活やクラブチームはあっても実績がともなっていない、という可能性も…。

部活動の顧問やクラブチームのコーチに「スポーツ推薦を受けたいから、個別に指導をしてほしい」とお願いしてもなかなか難しいでしょう。そこでおすすめしたいのが、個別指導のサービスです。個別指導なら一人ひとりの実力や目的に応じたレッスンをしてもらえるだけでなく、時間や場所の融通も利きます。スポーツ推薦を受けたい、と希望すれば、それに見合ったレッスンを行ってもらえるでしょう。

ドリームコーチングは、元アスリートやプロコーチからマンツーマンで指導が受けられます。プロの視点でしっかりとレッスンをしてもらえるので、確実にスキルアップできるでしょう。中にはスポーツ推薦で高校進学したというコーチもいるので、経験に基づいたアドバイスがもらえる可能性も。時間を指定できるので、クラブチームや部活動と両立できるのも魅力です。スポーツ推薦を受けたい、と思っている方は、ドリームコーチングをぜひ検討してみてください。

スポーツ推薦対策はドリームコーチングにおまかせ

スポーツ推薦を受けるためには、出願条件をクリアしなければいけません。能力や実績に不安がある、という方はこれからしっかりとスキルアップを目指しましょう。確実に技術を習得したい、という方は、ドリームコーチングのマンツーマンレッスンがおすすめ。元プロ選手やプロコーチが課題や弱点を的確にアドバイスしてくれるので、上達も早いですよ。ドリームコーチングの個別指導でスポーツ推薦合格を勝ち取りましょう！