2022年版・全国小学生陸上交流大会の主要種目一覧

2022年版・全国小学生陸上交流大会の主要種目一覧

全国小学生陸上交流大会とは、全国から厳しい都道府県予選を勝ち抜いた小学校5・6年生を対象に行われる大会です。全国レベルの大会で、どのような競技が行われているか知っていますか?

今回は、全国小学生陸上交流大会の主要種目を詳しく解説しています。あわせて全国小学生陸上交流大会に出場するためにできる保護者の方のサポートについても紹介しているので、高いレベルを目指しているお子さんやその保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。


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全国小学生陸上交流大会とは

全国小学生陸上交流大会は、小学5・6年生に該当する年齢の小学生を対象に行われる大会です。出場選手は、各都道府県で行われる選手選考のための大会を経て決定します。各県からは、大会で選ばれた代表選手14名・指導者4名が参加可能です。

全国小学生陸上交流大会は2日間にわたって開催され、競技会自体は2日目に実施されます。1日目には前日フリー練習のほか横浜見学が、2日目には競技会のほかフレンドシップパーティーが開催されます。選手・コーチともに、全日程への参加が必須です。

小学生の基礎体力の向上やあらゆるスポーツの基本動作となる「走る」「跳ぶ」「投げる」の正しい指導が望まれている中、日本陸上競技連盟では楽しい陸上競技の経験および陸上競技の基本技術の習得を目的として競技会を開催しています。さらに全国小学生陸上交流大会を通じては、グループ生活の中での友達作りやマナーなど幅広い能力の養成を図ります。

参考:“日清食品カップ” 第 38 回全国小学生陸上競技交流大会 開催要項

関連記事:2022年版・全国小学生陸上交流大会の種目と日本記録(男子・女子別)

全国小学生陸上交流大会の主要種目一覧

全国小学生陸上交流大会では、以下の5つの種目を行います。

  • 5年生100m
  • 6年生100m
  • コンバインドA
  • コンバインドB
  • 男女混合4×100mリレー

ここでは、5つの種目について競技内容や参加人数を詳しく解説します。

5・6年生100m

100mの種目では、都道府県大会によって選考された男女各1名の計2名が各都道府県から参加します。予選・決勝のどちらも、レースは男女別・学年別です。

予選では7〜8人のグループ6組にわかれて走り、記録により選ばれた上位24名が決勝に進むことができます。決勝では各組8名のグループ合計3組にわかれて走り、記録を競い合います。

コンバインドA

コンバインドAとは、80mハードルと走高跳の2種目で競い合う競技です。各都道府県からは、選考によって選ばれた選手男女1名ずつ、合計2名が参加します。コンバインドAのレースも、男女別開催です。

80mハードルは7〜8名のグループ6組、走高跳は24名のグループと23名のグループ2組にわかれて競技を行います。コンバインドAでは、80mハードルと走高跳の2競技の記録の総合得点により、順位が決定します。

コンバインドB

コンバインドBは、走幅跳とジャベリックボール投の2種目で競い合う競技です。各都道府県からは、選考によって選ばれた選手男女1名ずつ、合計2名が参加します。コンバインドBのレースも、男女別開催です。

走幅跳は23名と24名のグループ2組、ジャベリックボール投は47名1組で競技を行います。コンバインドBでは、走幅跳とジャベリックボール投の2競技の記録の総合得点により、順位が決定します。

ジャベリックボール投とは、「ジャベボール」と呼ばれる専用の器具を投げて行う競技です。やり投げに準じた競技ですが、距離の測定は器具が地面に最初に触れた時点から計測します。小学生のやり投げの普及を目的とした競技で、やり投げの基本技術を安全かつ容易に身につけることが可能です。

ジャベボールはボール部分と羽部分にわかれていて、競技の際はボール部分を持って投てきします。羽部分を持っての投てきは禁止事項です。

男女混合4×100mリレー

男女混合4×100mリレーは、男女各2名の合計4名が1チームとなりリレーを行う競技です。1人が100mを走りバトンをつなぎ、4名で400mを走ります。

予選は7〜8名のグループ6組にわかれて行われ、記録によって選ばれた24組が決勝に参加することが可能です。決勝では8名のグループ3組にわかれて競技を行い、タイムを競い合います。なお、リレーではテイクオーバーゾーン内でのバトンパスが終了しなかった場合は失格となります。

全国小学生陸上交流大会に出場するためには

全国小学生陸上交流大会は、全国から厳しい予選を勝ち抜いて選考された小学生のみが参加できる大会です。この大会に出場するためには、どのようなことを行うべきなのでしょうか。

ここでは、全国小学生陸上交流大会に出場するために日頃から保護者の方が行えるサポートやトレーニングなどを紹介します。お子さんの大会出場やレベルアップを目指している保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

小学校2〜4年生頃までの練習習慣

全国小学生陸上交流大会は、小学校5・6年生を対象に開催されている大会です。この大会への出場を目指すためには、小学校2〜4年生の間のしっかりとした練習経験が欠かせません。

幼稚園の間は、厳しい練習や長時間の練習を強制してしまうと、スポーツに対して辛い記憶ばかりが残ってしまうことも多いです。そのため、この期間では楽しい運動経験や競技に慣れることを目的とした無理のない練習を行うことがおすすめです。

一方で、体力がついてきた小学校2〜4年生頃からは、週3〜4回しっかりと練習する習慣をつけることがレベルアップにつながります。高学年になる前に競技の基本となる部分をしっかり身につけておくことが、小学校5・6年生のときに全国小学生陸上交流大会に出場する実力や能力の育成につながります。

また、この時期の練習でも厳しくすればいいというものではありません。高みを目指すあまりお子さんに対して強く怒る保護者の方も多いですが、スポーツを嫌いになってしまったり怒られないようにサボる癖がついてしまったりするため避けましょう。

この時期に諦めずに繰り返し練習する習慣や、うまくいかない原因を自分で考える力をつけることが重要です。保護者の方は、練習を続ける力や諦めない心を褒め、自主性をのばすための練習をサポートしてください。低学年の時期にこういったサポートを大切にすることで、将来的に親の目を離れた場所でのトレーニングでも力を伸ばしていくことができます。

家族みんなで運動を楽しむ

運動能力を向上するためには、幼少期からの運動経験が必要です。神経の発達する幼少期から運動神経を鍛えることで、総合的な運動能力の向上が期待できます。また、幼少期からの楽しい運動経験は、運動への苦手意識をなくします。全国小学生陸上交流大会への出場という高いレベルを目指すためには、スポーツが好きであることは欠かせない要素だと言えるでしょう。

幼少期から家族みんなでスポーツを楽しむことで、楽しい運動経験をたくさん積むことができます。スポーツを楽しむ気持ちと適度な運動経験があることは、運動神経を発達させるために必要なことです。どの競技にも共通して必要な経験なので、お子さんに練習を強要するのではなく家族みんなで楽しみながら運動経験を積みましょう。

関連記事:運動神経を良くするカギはゴールデンエイジ!子どもにおすすめの習い事4選

全国小学生陸上交流大会はさまざまな能力が身につく大会

全国小学生陸上交流大会には、全国から選抜された小学生が参加します。大会を通じて、楽しい陸上競技の経験および陸上競技の基本技術の習得、さらにグループ生活の中でのマナーや友達作りなどの幅広い能力を学ぶことができます。

高いレベルを目指して運動能力を養成するためには、保護者の方のサポートも不可欠です。小学校中学年頃までに楽しく運動経験を積み、自主性のある練習を行える能力を培いましょう。


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