お子さんが中学生でカナヅチだと、プールの授業がつらくないか心配ですよね。スイミングスクールをすすめても「中学生で泳げないグループに入るのは恥ずかしい」とお子さんに断られてしまう場合もあるでしょう。

そんなときはスイミングの個別指導を試してみてはいかがでしょうか。短時間で的を得た指導ができる、おすすめのプロのマンツーマンコーチをご紹介します。

中1～中2の体育では水泳は必修

泳げないお子さんは夏が来るたびに「体育にプールの授業がなければ良いのに……」と思っているかもしれませんね。保護者としても、検定に合格できなかったりプールが苦痛すぎて見学するようでは体育の成績が心配になることもあるでしょう。

中学1年生と2年生では、体育の授業において水泳は必修です。

文部科学省が定める中学校体育の学習指導要領によると、水泳の授業は「身体能力を身につけることだけでなく、水中の安全に関する知識をつけたり、水の事故を防ぐ意味合いでも必要」とされています。

中学校体育では、以下の4泳法からクロールまたは平泳ぎを含む2泳法を選択して学習します。

• クロール　25～50ｍ
• 平泳ぎ　50～100ｍ
• 背泳ぎ　25～50ｍ
• バタフライ　25～50ｍ

筆記試験やその他の体育実技で成績面の挽回はある程度可能ですが、少しでも泳げるようになっておくとお子さんも恥ずかしい思いをしなくて済みますね。

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中学生からのスイミングスクールは恥ずかしい？

ここ10年以上、子どもの習い事の一番人気はスイミングです。つまり、お子さんのクラスメイトの多くはスイミングに通っていた経験がある、もしくは現在も通っている可能性があるということでもあります。

今からカナヅチでスイミングスクールに通うのは、周囲の目もあり厳しいと感じているお子さんも多いはず。年下のお子さんたちのグループに入れられたりしたらなおさらですね。泳げないお子さんの中には、一度スイミングに通ったけれど挫折した、というお子さんもいるかもしれません。

水を飲んで苦しかった思い出や、周りについていけなかった劣等感が残っていると、余計に水泳を習うことに踏み出せない状態になっている可能性もあります。

中学生から泳げるようになるには即効性の個別指導！体験者の口コミを紹介

中学生になってもまったく泳げず、プールの授業が毎回苦痛な子どもをなんとかしたいと考えている保護者の方に向けて、水泳の個別指導を受けた体験談をご紹介します。

水に入ることすら躊躇していた子どもや、まったく泳げなかった子どもが泳げるようになったという口コミは、お子さんに勇気を与えてくれるでしょう。

実際に水泳の個別指導を受けた方の中には、学校の授業で深いプールがトラウマになってしまったというお子さんも。「硬直して水にも入れない状態だったが、最終的には補助ありだがビート板でバタ足までできるようになった」と、1回のレッスンでお子さんに大きな変化があったことに驚かれていました。

顔が水に濡れることさえ苦手なお子さんもいらっしゃいますね。蹴伸びはなんとかできるけど、顔を長く水に浸けていられなかったというお子さんが個別指導を受けたところ「1時間のレッスンでクロールができるようになり母子で感動＆驚いた」という、自分たちにも予想外なほど成長できたという感想もいただきました。

「スイミングスクールと違って、子どものレベルに合わせたマンツーマン指導がとても本人に合っていた」と、お子さん自身のペースでできたことが上達につながったことを伝えてくれる口コミもありました。

「平泳ぎの足さえできない状態から、終盤には自力で25m平泳ぎができる状態にしてもらえた」「学校のプールがはじまり、まったく泳げない子どもから泳ぎを習いたいといわれて即効性のある個人レッスンを受けることに。レッスンの最後には15m近くまで泳ぐことができて上達のスピードに驚いた」といったように、1回のレッスンではっきり効果を感じていただけることが多いのが個別指導の特徴です。

特に、まったく泳げない人に即効性があるのは個別指導です。

スクールのように周りと比べて恥ずかしがることもないので、コーチの伝えてくれる内容を落ち着いて聞くことができ、のびのび自分のペースで指導を受けられます。自意識過剰になりがちな中学生の多感な時期には、特におすすめの指導方法といえるでしょう。

関連記事：夏休みだけの短期や単発で子どもにスイミングを習わせたいならレッスンの質が大事！

中学生からでも遅くない！水泳の個別指導コーチを紹介

ここでは水泳の個別指導を行っているコーチをご紹介します。

スイミングスクールのようにグループ指導ではなく、マンツーマンで指導してもらうことで今までにはない成長が望めます。好きなコーチを選べるところも個別指導の良いところなので、ぜひお子さんにあったコーチを見つけてくださいね。

泳いで幸せになる！麻生 剛弘コーチ

麻生 剛弘コーチのモットーは「泳いで幸せになる！」です。YouTubeではサムライスイマーとして明るく振る舞う麻生コーチですが、全国優勝から大スランプまで経験があり「できない人の気持ちもわかる」という強みがあります。お子さんの気持ちを理解しつつ、楽しく前向きな気持ちになれるレッスンを行い、水泳が苦手な多くの子どもたちを笑顔にしてきました。

上達の「見える化」をすることでやる気を引き出す術にも長けたコーチです。

楽しく穏やかで悩み相談しやすい！麻生コーチのレッスンを受けたい方はこちら

初心者大歓迎！佐藤 茂則コーチ

世界ランキングに名を連ねた経験もある佐藤 茂則コーチですが、子どものころは重度の喘息があり体も弱く、水泳をはじめたのはその克服のためだったそうです。

体力も体格も成長速度も同学年の子どもに劣っていて、クロールを泳げるようになったのは小学校3年生になってから。だからこそ「まったく泳げない」「友達より遅れていて恥ずかしい」という子どもの気持ちに寄り添いたいと、熱く水慣れレベルの指導に取り組まれています。

コーチ自身が溺れた経験があることから、溺水事故防止を重視してレッスンされているのも泳げない子どもにとっては安心感がありますね。

お子さんのレベルに細かく合わせて指導！佐藤コーチのレッスンを受けたい方はこちら

中学生が泳げるようになるには恥ずかしくない場を与えてあげること

まったく泳げないお子さんが中学生からスイミングを習うのは、勇気のいることかもしれません。「ここまで泳げなかったんだからもう無理」「もう一生カナヅチでいい」と考えているお子さんもいるでしょう。

しかし、単に良い指導者にめぐり合えていなかった、機会を逃していただけだとしたらどうでしょう。お子さんの成長機会がまだ得られるのだとしたら、親としてもできるだけのことはしてあげたいですね。

周りの目を気にせず、練習に集中できる環境と自分に合ったアドバイスを得られれば、お子さんは想像以上に成長します。少しでも泳げるようになれば、学校のプールの授業だけでなく家族や友人との水辺のレジャーも心置きなく楽しめるようになるでしょう。