小学生の部活・習い事にも人気!ジュニアバレーボールのルールとポジション適性
今回は、ジュニアバレーボールをおすすめする理由から、ルールやポジション適正までを徹底解説しています。
実は小学生のうちからバレーボールをはじめることで、バレーボールの上達以外にもさまざまなメリットがあります。バレーボールの知識がない方でもわかりやすくまとめているので、ぜひ最後まで確認してみてくださいね。
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目次
小学生の部活・習い事でバレーボールはおすすめ!
小学生の部活や習い事でバレーボールを行うと、さまざまなメリットがあるのでおすすめです。ここでは、小学生でバレーボールを行うメリットを、以下の4つのポイントから紹介します。
- 集団行動をする力が身に付く
- 運動能力の向上
- 長く楽しめる
- 比較的ケガのリスクが低い
小学生の習い事としてバレーボールを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
集団行動をする力が身に付く
バレーボールは、6人でチームを組み相手と対戦する団体競技です。小学生のうちから団体競技のスポーツに親しむことで、自然と集団行動をする力が身に付きます。
小学校に入学すると、これまでとは違い集団行動の力が求められます。今後も長く続いていく学校生活をストレスなく過ごしていくためにも、集団行動をする力は欠かせないものです。
バレーボールは、自陣で3回以内のレシーブやトスで仲間とボールをつないでいき、最後は相手陣地にボールを返します。自陣内でボールを落とすと失点してしまうスポーツなので、この仲間とボールをつなぐ動きがとても重要です。
このように仲間との連携や思いやりをもったボールつなぎをすることで、チームワークの大切さや集団行動をする力を学ぶことができます。
運動能力の向上
子どものころから積極的に運動をすることで、運動神経が発達し運動能力の向上が期待できます。子どものころの運動経験は、その後の運動神経の発達にも大きく影響するものです。
また、早いうちから運動経験を積むことで、運動への苦手意識も軽減することができます。バレーボールはもちろん、今後さまざまなスポーツを楽しめるきっかけにもなるでしょう。
このように小学生のうちから運動経験を積むことで、運動能力向上や苦手意識を軽減するなどのメリットがあります。
さらにバレーボールにおいては、特に以下のような運動能力の向上が期待できます。
- 瞬発力(ボールに素早く反応する力)
- 判断力(どこに走りどこにボールを返すかなどを瞬時に判断する力)
- ジャンプ力(ボールに合わせて高くジャンプする力)
- 持久力(試合を戦い抜くだけの体力)
- 観察力(相手や仲間の位置を見て把握する力)
このように、バレーボールではさまざまな運動にも通じる力を身につけることができます。バレーボールの上達はもちろん、児童期に欠かせない運動経験を積み、基本的な運動能力が身に付くことが大きなメリットです。
長く楽しめる
バレーボールは、小学生はもちろん大人になっても楽しめるスポーツです。「ママさんバレー」という言葉を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
バレーボールは、大人になってからも地域で「ママさんバレー」が行われているほど、人気で長く楽しむことのできるスポーツなのです。
バレーボールは、学生生活はもちろん、大人になってからも長く楽しめるおすすめのスポーツです。
比較的ケガのリスクが低い
バレーボールは、ネットを挟んで自分のチームと相手のチームにはっきりわかれて試合を行います。そのため、試合中の自陣内には仲間しかいない状況です。
スポーツでは、熱中する試合中の相手との接触によるケガが多い傾向があります。もちろん仲間との接触や、ジャンプの着地などによるケガのリスクはありますが、ほかのスポーツに比べて接触によるケガのリスクが低いことがバレーボールのメリットです。
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小学生の部活・習い事にも人気!ジュニアバレーボールのルール
小学生が行うジュニアバレーボールでは、特別ルールが存在します。ここでは、ジュニアバレーボールのルールについて詳しく解説します。
基本ルール
小学生が行うジュニアバレーボールは、6人制です。1チーム6人ずつが、ネットでわけられた自陣内で試合をします。
試合はサーブによって開始され、自陣内で3回以内のレシーブやトスで仲間とボールをつないでから相手陣内にボールを返すことが基本的なルールです。
サーブの失敗や3回以内のタッチで返球できなかった場合、ボールを受け損なった場合や反則行為が行われた場合などで相手チームにポイントが入ります。
ローテーションなし
ジュニアバレーボールでは、本来のバレーボールで行われるポジションのローテーションを行いません。前衛や後衛などの区別や制限がないため、すべてのプレイヤーが自由なポジションをとることができます。
ジュニアバレーボールでは、サービスオーダー順に従ってサーブを打ちます。そのため、サーブ順はポジションに関係なく決まるものです。
一般的な6人制バレーボールは25ポイント先取・5セットマッチで行われ、3セットを先取したチームの勝利となります。一方ジュニアバレーボールでは、21ポイント先取・3セットマッチで2セット先取したチームが勝利するルールです。
そのほかのルール
バレーボールでは、年代別でボールの大きさやネットの高さが異なります。小学生が使用するボールは、軽量4号という一般バレーボールで使用するボールよりも小さいものです。
ネットの高さも年代別で異なり、小学生は男女共通で2mと決まっています。中学生・高校生とネットの高さは上がっていき、一般バレーボールのネットは男子2m43cm・女子2m24cmとなります。
バレーボールではポジションの適性がある
バレーボールでは、ポジションによって適性があります。ここでは各ポジションの解説と、どんな子どもが向いているかを紹介するので、参考にしてみてくださいね。
セッター
セッターは、味方のスパイカーにトスをあげる役割のポジションです。チームの攻撃を司る司令塔で、自チーム・相手チームのすべての選手の状況を冷静に判断する必要があります。
試合中でも視野を広く持ち冷静な判断ができる、また仲間とコミュニケーションを取りながら指示が出せる選手に向いているポジションです。
スパイクを打つことがあまりないポジションのため、身長が低くても活躍できます。
スパイカー
スパイカーは、主に相手コートにスパイクを打ち込む役割のポジションです。場所によって、以下のように呼び名が変わります。
- ミドルブロッカー
- ウイングスパイカー
ミドルブロッカーは、センターからの攻撃とともにネットディフェンスの中心も担当するポジションです。相手のスパイクをブロックし、失点を防ぎます。攻撃と守備の両方を担当するため、身長が高く腕が長いと有利です。また、さまざまな場面に瞬時に対応する瞬発力がある選手にも適しています。
ウイングスパイカーは、左右のサイドからスパイクを打ち得点を決めるポジションです。チームの得点源となる強いメンタルや、相手コートの隙を狙う冷静な判断能力が必要となります。肩の力が強い選手や身長の高い選手が有利です。
リベロ
リベロは守備に特化したポジションです。サーブやブロックは行わず、レシーブをメインに行います。コート外に外れたボールにも反応する瞬発力の高さや諦めない心が求められます。
ネットよりも高いボールをスパイクすることがないポジションのため、低身長の選手が活躍できるポジションです。試合中コートの広範囲を走り回る体力があり「失点しない」という強い気持ちを保てる選手に向いています。
技紹介
バレーボールで使われる技について解説します。
- サーブの種類
- レシーブ
- アタック
- トス
初心者にもわかりやすく紹介するので、バレーボールの知識がない方もぜひ確認してみてください。
サーブの種類
サーブとは、自陣のエンドラインから相手コートにボールを入れることです。試合をはじめる重要なプレーであるサーブの中から、3つの技を紹介します。
アンダーハンドサーブ
利き手を下から上に振り上げるサーブで、ボールコントロールがしやすい基本的な技です。利き手は軽い握り拳を作ります。
フローターサーブ
頭より上にトスしたボールを、反対の手で押し出すようにして行うサーブです。高い位置からスピードのあるサーブになるため、攻撃力の高いサーブです。ジャンプを加えると、難易度がさらに上がりますがより攻撃的になります。
ジャンプサーブ
ジャンプサーブとは、スパイクと同じようなフォームで相手コートに打ち込むサーブのことです。難易度が高い分攻撃力も高く、成功するとサービスエースが狙えます。
レシーブ
レシーブとは、相手からのスパイクやサーブを受けて仲間にボールをつなぐ技のことを言います。相手からの強い攻撃を受けても、ボールを落とさないことが重要です。
レシーブを上手に行うと失点を防ぐだけでなく、仲間にボールをつないで攻撃のチャンスを増やすことができます。
アタック
バレーボールのアタックとは、攻撃のことを指します。アタックの中でも、相手コートに鋭いボールを叩きつけることで得点を狙う「スパイク」が、攻撃の技としてよく使われるプレーです。
自チームに得点をもたらすための、重要な役割を持ちます。
トス
トスとは、味方のアタッカーに送るパスのことです。質の高いトスを上げることで、味方の攻撃をサポートします。
トスの基本的なフォームは顔の上で両手を構える姿勢で、オーバーハンドパスと呼ばれるものです。安定したトスを上げることが、自分のチームの攻撃力アップにつながります。
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ジュニアバレーボールで運動能力向上を目指そう
小学生からバレーボールをはじめることで、基本的な運動能力やチームワーク力を学ぶことができます。ルールも覚えやすく相手選手との接触も少ないバレーボールは、小学生でもはじめやすく楽しんで続けることができるでしょう。
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