水泳教室・スイミング教室で進級できない方必見!短期で確実に泳げるようになる方法
「うちの子、泳ぐのが苦手だから」と心配して、子どもをスイミングスクールに通わせる保護者もいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、泳ぎの上達スピードは、個人差があります。水泳教室やスイミング教室では、上達具合を調べるために進級のためのテストが行われますが、テストに合格できずに進級ができないと悩むこともあります。そこで今回は、進級するために短期で泳げるようになる方法を紹介します。
目次
スイミングスクールで進級が難しいと言われる理由
スイミングスクールに通わせている場合には、上達できているのかという目安を見極めるために、スキル習得に応じた級の基準が設けられています。それぞれの級には、どれくらいの習得具合で合格かという基準があります。そのため、上達しているものの合格に至らないということもあるのです。
そして、進級テストに落ちてしまう原因には必ず理由があります。進級テストに落ちてしまった原因をお子さんがわかっているのかという点が大切です。そのため、進級テストで合格できなかった場合は、「どうして合格できなかったのか」ということをまずお子さんに聞いてみましょう。お子さんが理由を上手く答えられなかったら、悪い点に気づけずなかなか合格できない可能性もあります。
とはいえ、子どもは自分を客観視することが難しいため、自分で問題点に気づくことはなかなかできません。そのため、お子さんが問題点に気づいていないなら、保護者がお子さんの代わりにコーチに改善点を聞いてみるのもおすすめです。
改善点を子ども自ら理解し、納得してから練習に励むようにしましょう。前回不合格だった点を重点的に練習することで、次回の進級テストで合格を目指せる可能性がぐっと上がります。
短期間で泳げる方法はある?
短期間で泳げるようになるには、泳ぐためのコツを覚えることが必要です。短期間で泳げるようになるための方法を見ていきましょう。短期間で泳げるようになるためには、基本的な練習を繰り返すことが大切です。
けのびの練習
けのびは水泳をするうえでの基本になります。重要なポイントなので、上級者でも練習を欠かしません。けのびでは、壁を蹴って体が一直線になることを意識しましょう。けのびで遠くまで進めるようになれば、その分泳ぐ距離が短くなるのもメリットです。
バタ足の練習
バタ足も基本的な泳ぎの方法ですが、最初から上手にできる人はいません。ただ足をバタバタさせるのがバタ足と勘違いしてしまう人もいますが、理想的なバタ足は太ももからつま先にかけてムチのように足で水を蹴ります。練習方法としては、壁を掴んでキックする練習やビート板を使ってキックを打つ練習が効果的です。キックをする練習をすることで脚力もつき、泳ぐ際の距離を伸ばすことに繋がります。
息継ぎの練習
息継ぎのコツは顔をあげすぎないことです。顔をあげすぎると、リズムが崩れてしまったり水を飲んでしまう可能性もあります。息継ぎが上手にできるようになると、泳ぎのリズムに乗れるようになります。息継ぎの練習をするときは、できるだけ顎を引くように意識しましょう。
親の指導や集団指導と個別指導の違い
水泳における親の指導と集団指導、個別指導がそれぞれどのように違いがあるのかを見ていきましょう。
親の指導
親の指導は、子どもの気持ちに寄り添って、教えながらやる気を引き出すことができます。しかし、客観的にお子さんの泳ぎを分析することができず、的確なアドバイスができないということも考えられます。水泳教室に行って泳ぎを撮影したり、コーチなどに子どもの泳ぎの改善点などを聞いて、専門家の視点で指導するのが望ましいと言えます。
集団指導
集団指導ではほかの生徒と競争しながら学ぶことができるため、モチベーションをキープできるというメリットがあります。また、水泳習得だけでなく、列に並ぶことや話を静かに聞くなど集団行動が身につきます。みんなに合わせることや道具を自分で持ってきたり片付けたりすることで協調性も養えるでしょう。
一方で、集団指導だと一人ひとりに時間を割くことがあまりできないため、内容についていけない子どもが出てきたり、指導時間のムラが生まれたり、アドバイスがもらえなかったりする場合もあります。
個別指導
個別指導では、一人ひとりに合った指導を受けることができるのがメリットです。コーチとのコミュニケーションが取りやすく、改善点などもすぐに聞いて練習に活かすことができます。信頼関係を築くことで、よりよい練習をすることが可能です。スクールの時間はすべて自分の練習時間なのも魅力ですね。
個別レッスンをやって良かったと思う点
子どもたちに水泳を教えているドリームコーチングのコーチたちに、「個別レッスンをやって良かったと思う点は?」とアンケートを取ったところ、以下のような回答がありました。
個別レッスンでは、一人ひとりに合わせた指導を受けることができるのが良い点と言えます。自分に合った練習方法を提案してもらえたり、改善点なども少しずつ目標を持って先生やコーチと一緒に頑張ったりすることができます。
目標を達成したときには、先生やコーチも一緒に喜んでくれ、信頼関係もできます。個別指導の場合には、親も先生やコーチとの信頼関係を築くことができるため、安心して子どもを預けることができると言えます。
何回くらい個別レッスンを受けると「成果がでた」と感じられるか
どれくらい通えば、成果がでるのかという点を通わせようか検討している親は気になる点ではないでしょうか。ここも、ドリームコーチングのコーチたちにアンケートを取ったところ、以下のような回答をいただきました。
- 3〜5回くらい
- 個人差はありますが、受け持った子供たちは平均6回以降
- 一回でも成果は出ると思ってます
ただし、泳力は個人差があるので、成果がでる回数は一概には言えません。習得して成果がでたと感じるのは一人ひとりのスタート地点も違うため、ゴールも違います。一人ひとり目標をもって頑張ろうとすることがとても大切です。目標を細かく設定して、「達成した!」という喜びを感じることが、モチベーションを高めるために重要だと言えるでしょう。
自宅でもできることをして、進級をめざそう!
進級のために、自宅でもできることがあります。それぞれ自宅で取り組んで進級を目指しましょう。
姿勢の練習
腹圧を入れたまま姿勢をキープする運動を行います。腹圧を入れる練習をすることで、水の中で長く息を止めていたり、泳ぐ際の水での抵抗に強い体づくりをすることができます。腹圧を入れた際にキープできる時間が長くなると、自然と息継ぎの時間も長くなるため、泳ぎに集中でき、時間も自然と長くなります。
ドライランド(体幹トレーニング)
体幹トレーニングを行うことは、水泳でオリンピックに出ている選手などでもしている方法です。体幹を身につけることで、水泳をするうえでとてもよい姿勢が身に付いたり、水の中でも水の抵抗に強い体幹が身に付きます。
シャドースイム
自分の泳ぎを投影して泳ぐ練習です。イメージトレーニングのひとつで、1人のときには鏡の前で2人のときは動画を撮りあったりするなど、自分の泳ぎを可視化できるようにします。自分の腕がどのように動いているのかを確認します。
肩甲骨の運動
肩の筋肉は、腕の回転や水をかく際にとても重要な部分です。ゆっくり肩を回したり、泳ぐフォームの感じをイメージしたりしながら肩甲骨の運動を行います。
バランスの良い食事を心掛ける
水泳では水平姿勢を保ちながらの運動になります。泳ぎをマスターするためには練習に通うことが大切で、十分にプールに通うことを考えると丈夫な体づくりが重要と言えます。そのため、一日3食バランスの良い食事をとって、健康的で丈夫な体づくりをしましょう。
一歩一歩確実にマスターしましょう
本記事では、水泳教室やスイミング教室でなかなか進級できない子どもに対して、おすすめの練習方法を紹介しました。水泳では一つひとつの動きをマスターすることが大切なので、繰り返し練習して進級を目指していきましょう。また、水泳は、子どもが自信を持って取り組めるように、親がサポートすることも大切です。子どもが進級できた際には、さらに上を目指せることを示してあげましょう。
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