小学校の運動会の人気種目とおもしろ種目!組体操の種目で廃止になったものは?
さまざまな種目がある小学校の運動会ですが、人気の定番種目にはどんなものがあるかご存知ですか?自分が子どものころ、どんな種目があったか忘れてしまっている場合もあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、小学校の運動会における人気種目や一風変わったおもしろ種目について解説します。近年種目から外されがちな組体操の背景や、運動会で活躍したい場合のおすすめの方法も記載。運動会がこれから行われるというお子さんがいる場合は、どんな種目があるのかぜひ一度チェックしてみてください。
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目次
小学校の運動会の人気種目10選
小学校の運動会において、定番の人気種目を10種紹介します。
多くの小学校で運動会の種目として採用されているので、お子さんの小学校でも行われているかぜひチェックしてみてください。
徒競走(リレー)
徒競走やリレーと言えば、運動会の花形種目です。足の速さを競い、明確に順位がつくので勝敗がわかりやすいのも特徴的ですね。50mから100mなど、距離は学年や学校によって異なりますが、運動会において複数の徒競走が行われることになります。走るのが苦手な子も多いので人気はわかれるところですが、応援に熱が入って盛り上がります。
玉入れ
玉入れは誰もが楽しみやすい運動会の定番種目。高い位置に立てられたカゴの中に、それぞれのチームが手のひら大の玉を放り込んで、たくさん入っていたチームの勝利となります。運の要素もあり、集団で楽しめるので運動が苦手なお子さんでも楽しくできるのがポイントです。玉をひろってカゴに向かって投げるという単純な動きの種目なので、学校ごとに少しアレンジされて行われることもあります。
大玉転がし
大玉転がしは、紅組と白組がそれぞれ列になり、紙などでできた大きな玉を頭上で転がしてゴールまで運んでいく集団競技です。見た目がダイナミックで、チームワークを発揮しないと上手く転がらないため、参加者も見ている親も白熱できる種目となっています。大人数で行われることが多いので、一体感も感じられます。
ダンス
ダンスでは、クラスや学年ごとにみんなでダンスを披露します。応援合戦だったりフォークダンスだったりと学校ごとに特色がありますが、事前に練習した成果を運動会当日に披露するので達成感や一体感を得られやすいのがメリットです。勝敗がないことが多いのも特徴ですが、学年が上がると難易度が高くなるため、ダンスが苦手なお子さんは振りつけを覚えるのに苦労するかもしれません。
綱引き
綱引きも運動会の人気種目のひとつです。紅組と白組が長いロープを引き合い、中心の印を規定の線を超える位置まで引き込んだら勝敗が決まります。呼吸を合わせて行うことが重要で、見た目以上に奥が深く、大人の競技として行われる場合も。集団で参加できるので、運動会が苦手なお子さんでも楽しくできるのが魅力です。
棒倒し
棒倒しは、白熱する運動会の定番種目です。それぞれの陣地に立てた棒を倒すという単純な種目ですが、攻守に分かれて相手より早くすべての棒を倒す必要があるため、応援にも熱が入ります。ややケガのリスクがあるので近年では行わない学校もあったり、少し形を変えて実施するパターンもあります。
騎馬戦
騎馬戦は、運動会のクライマックスの種目として実施されることも多い人気種目です。4人程度で騎馬を作り、上に乗った選手が相手の帽子やハチマキなどを取ります。そして、最終的に残った騎馬が多いチームが勝利となります。こちらもやや危険なので種目から外す学校もあります。ケガのリスクを下げるため、相手チームとの接触ではなくリレーなどにアレンジされることもあるようです。
障害物競争
障害物競走は、走る側も見ている側も楽しい運動会の競技です。足の速さだけで勝敗がつくわけではないので、走るのが苦手なお子さんでも活躍できるでしょう。コース上の障害はハードルやネットくぐり、あめ玉を白い粉の中から探すなど、小学校によってさまざまな内容になっています。
二人三脚
二人三脚は、二人一組で足を結んで息を合わせて走る種目です。走力よりも息を合わせて走ることが重要なので、ペアを組んだことのない相手でも運動会を通して仲良くなれることもあります。たまに息が合わずこけることもありますが、二人一緒なので恥ずかしい思いをしにくいのもポイントです。
借り物競争
借り物競争は、指定の物を客席などから借りてくる種目です。親子で協力して行う場合や、物ではなく「○○色の服の人」など人を連れてくるパターンなどさまざまあります。こちらも足の速さや運動能力に左右されにくいので、運動が苦手なお子さんも参加しやすいです。しかし、人に話しかけるのが苦手なお子さんの場合は苦戦しやすいため、好き嫌いがわかれるでしょう。
小学校の運動会のおもしろ種目5選
小学校の運動会種目のうち、一風変わったおもしろ種目もご紹介します。各小学校の独自の種目で、ルールや内容はさまざま。勝敗をつけず余興的に行われる場合もあり、見ているほうも楽しいユニークな種目が多くなっています。
仮装リレー
仮装リレーはその名の通り、コスプレ衣装や被り物などをして走る競技のことです。教職員が行う場合や、部活動のユニフォームで走るような場合もあります。勝敗をつけるというよりも、おもしろい格好をしたりして、見ている側が楽しめるような工夫をしています。
後ろ向きリレー
後ろ向きリレーは、普通に走る徒競走やリレーをバック走で行う種目です。足がもつれたり、コースを外れたりしてしまうため慎重に走る必要があり、思わぬ勝敗がつくこともあります。コーナーで転ぶ可能性が高めなので、50m程度の短距離で行われる場合も多いようです。
ムカデ競争
ムカデ競争は大人数の足を紐でくくり、息を合わせて前に進む種目です。注意しないと一斉にこけますが、スピードは出せないので比較的ケガのリスクが少ないのがポイントです。チームでのコンビネーションが重要で、楽しく参加できるおもしろ競技となっています。
追いかけ玉入れ
追いかけ玉入れは、玉入れのアレンジ種目のひとつです。カゴを背負った相手チームを追いかけ、背中のカゴに玉を入れて、玉がたくさん入っていたチームの負けになります。動きが少なく地味な玉入れよりも、運動場を駆け回るので白熱するのが特徴です。
デカパン競争
デカパン競争は、巨大なパンツを模した中に二人が入って走る二人三脚のアレンジ版のような種目です。リレーのバトンが巨大化する場合など、見た目のおもしろさにこだわったアレンジ種目はよくあります。親子で参加する場合もあり、見た目もおもしろいので見ていて楽しい気分になりますよ。
組体操は2016年に国から安全配慮要請が出ている
かつては運動会の人気かつ定番種目だった「組体操」ですが、2016年にスポーツ庁から各教育委員会に「組体操等による事故の防止について」の安全配慮要請が通達されています。
年間8,000人程度の負傷者が出た背景などもあり、ピラミッドやタワーなどケガのリスクの高い組体勢については、安全性を確保できない場合は中止も視野に入れるというような内容です。禁止や廃止ではなく、あくまで配慮要請なので対応は学校や地域によって異なります。難易度の低い技の場合は過度に心配する必要はありませんが、近年、組体操が運動会の種目から外される小学校が多くなっているのはこうした背景もあります。
参照:スポーツ庁 政策課 学校体育室「組体操等による事故の防止について」
小学校の運動会で活躍したいならスポーツの個人指導を受けるのもおすすめ
運動会はケガなく楽しんで行うことが重要ですが、「やるからには勝ちたい」と感じる子どもも多いでしょう。「運動会で活躍したいけど、どう練習したらいいかわからない」という場合は、ドリームコーチングのような個別指導を受けてみるのもおすすめです。
小さなお子さんでも、目的に合わせてプロのトレーナーがその子どもに合った指導をしてくれるので、練習方法がわからないときには利用を検討してみましょう。
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小学校の運動会ではさまざまな種目が楽しめる!
小学校の運動会では、人気の定番種目からその学校独自のおもしろ種目までさまざまな内容が楽しめます。近年では組体操などケガのリスクなども考えられ、競技から外されているものもあります。そんな中で、運動が苦手なお子さんも、走ったり踊ったりするのが大好きなお子さんも、それぞれが楽しめる種目が用意されているはずです。
各種目の参加者の決め方も小学校によって異なりますが、これから運動会が待っているというお子さんと一緒に、どんな種目があるかチェックしてみてはいかがでしょうか。運動が苦手で運動会が不安という場合は、運動の個別指導などを検討してみるのもおすすめです。
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