朝起きられない子どもは運動不足?だるさを解消する「アクティブレスト」とは
朝起きられないお子さんの対応に苦戦している保護者の方向けに、積極的休養と呼ばれる「アクティブレスト」について詳しく解説しています。
お子さんが朝起きられない原因や、自宅で簡単に取り組めるダルさの解消方法についてもご紹介しています。また、プロのスポーツ選手やアスリートによるスポーツの個別指導を活用し、お子さんの心身の健康を維持する方法についても触れていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
子どもが朝起きられない原因
「何度起こしても起きない」「朝はいつもボーっとしている」など、お子さんの寝起きの悪さに苦労している方も多いのではないでしょうか。お子さんが朝にすっきりと起きられない原因には次のようなものが考えられます。
不規則な生活
起床時間や就寝時間が日によってばらつきがある場合や、夕飯前にお昼寝をしてしまい、夜に眠れなくなってしまうなど、生活習慣が不規則だと朝の起床に影響を及ぼす可能性があります。
寝る前にスマホやパソコンを見ている
寝る前のスマホやパソコンなどでの動画視聴は、脳を強い刺激で興奮状態へと導くため眠りにつきにくくなります。また液晶画面から発されるブルーライトも快適な眠りを妨げる原因のひとつ。人間はブルーライトを浴びると目が覚める性質があるため、寝る前にスマホやテレビを見てしまうと眠るべきときに寝られず、睡眠リズムが崩れやすくなります。
学校生活のストレス
毎日の学校生活は、楽しいことばかりではなく、不安や緊張を感じる場面も多いのではないでしょうか。それが続くと学校生活そのものがストレスとなり、イライラや悲しみ、心配などから寝つきが悪くなることがあります。
眠りが浅くなったり、寝付きにくくなることで、朝はなかなか布団から出られない、疲れが取れないまま登校し余計に疲れてしまうなどの悪循環につながる可能性が考えられます。
このように、子どもが「朝起きられない」原因には、さまざまな背景が考えられます。朝すっきりと起きられるように工夫できるポイントを考えてみましょう。
だるいという子どもには「アクティブレスト」
「今日は何もしたくない」と休日に家にこもり、寝転んでゲームばかりしていたらかえって体が疲れてしまったという経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは大人だけでなくお子さんにも当てはまります。学校のストレスや心身の疲労回復のために一日中寝ていたら、余計に疲れを感じ、体がだるくなってしまったというパターンが多いようです。
朝起きられない、やる気が出ないという状況が長く続いてしまうと、日中体を動かすことがどんどん億劫になります。それが続いてしまうと、場合によっては不登校の原因に繋がる可能性もあるかもしれません。
実は体を休ませるには「安静・休養・睡眠」などの「消極的休養(パッシブレスト)」だけでなく、あえて体を動かすことで血流を改善し、疲労物質を効率的に排出させる「積極的休養(アクティブレスト)」が必要不可欠です。
「なんとなくだるい」「やる気が出ない」とゲームばかりしているお子さんには、パッシブレストだけでなく、軽い運動を行うなどのアクティブレストを取るよう促してみましょう。
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自宅でできるアクティブレスト
ここで、自宅でできるアクティブレストをご紹介します。血行が良くなり、体が軽くなるため、親子で取り組むのもおすすめです。
入浴
普段はシャワーだけで済ませてしまうことが多いというご家庭は、ぜひゆっくりと入浴することを心がけてください。入浴には、血行促進効果があり血液の循環を促すため疲労回復に役立ちます。また、お湯につかることで浮力が働き筋肉が弛緩され体をほぐす効果も。副交感神経が優位になることで、体もリラックス状態になるため眠りの質が上がります。
ストレッチ
疲労がたまっていると、筋肉のハリによる違和感や疲労感を感じやすくなるほか、体の痛みが現れることがあります。ちょっとした隙間時間に親子で一緒にストレッチし、縮まった筋肉を伸ばして、血行を促進しましょう!
【立って行う背中のストレッチ】
- 両足を腰の幅くらいに開きます。
- 両手を組んで、前方に腕を伸ばしながら、親指が下側に来るように手のひらをクルっと外側に返します。
- 両方の手のひらが天井に向くように、腕を頭上にあげます。
- その体勢のまま、体をゆっくりと右に倒し、体の左側を伸ばします。呼吸を止めずに10秒間この姿勢をキープしましょう。
- ゆっくりと体勢をもどし、今度は左側に体を倒し、同じように10秒間伸ばしましょう。
【座ったままできる首肩を伸ばすストレッチ】
- 背筋をまっすぐに伸ばして座ります。
- 右手を頭上にあげ、右ひじを曲げて右手のひらを左側頭部に当てます。
- 目線を斜め右下に向け、腕と頭の重みを利用して、自然に頭を斜め右下に倒します。背中が丸まると効果が半減するため、背筋は伸ばしたまま行いましょう。首の左後ろから左肩が伸びていることを意識してくださいね。
- 5秒立ったらゆっくり頭を元の位置に戻し、1の体勢に戻ります。
- 手順2~3を3回繰り返したら、左側も同様に行います。
運動で心を動かすプロに相談してみよう
自宅でも行えるアクティブレストはいろいろありますが、親が誘ってもなかなか気分が乗らなかったりやる気が出ないというお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。学校生活などで何かしらのストレスや疲れを抱えているお子さんのなかには「親に心配はかけたくない」などの思いを抱え、素直に自分の状態を伝えられない子もいるでしょう。
そんなとき、学校の先生でもなく、親でもない大人から、自分を認めてもらい、励ましてもらう経験は大きな自信や活力につながります。それが、オリンピックやプロスポーツの世界で活躍したアスリートならなおのこと。
プロのスポーツ選手や元アスリートから、スポーツの個別指導を受講できる日テレドリームコーチングを活用し、お子さんが好きなスポーツに打ち込むのもいいでしょう。また、コーチと一緒に公園を散歩したり、ストレッチを楽しんだりするのも良い気分転換になるのではないでしょうか。
子どもの運動不足やダルさの解消法としてアクティブレストを活用しよう
不規則な生活や長時間のスマホ・ゲームなど、子どもを取り巻く環境は、疲れやストレスを感じやすい要員が数多く存在しています。子どもが体の疲れを訴えたときには「寝る」「安静にする」といったパッシブレストはもちろんのこと、血行を良くしたり、疲労物質を排出するためのアクティブレストを取り入れてみましょう。
自宅でできる簡単なストレッチのほか、短時間でも子どもと一緒にウォーキングしたり、スイミングを楽しむのもおすすめです。親子で過ごす時間を増やしながら、子どものストレスや運動不足を解消していきましょう。
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