「運動神経や体力向上のために、親子でボール遊びをしたい」と考えている方に、東京都内でボール遊びができる公園をご紹介します。プレ・ゴールデンエイジの子どもがボール遊びをするメリットや、より効果的に運動神経や体力の向上を目指せるプロのコーチによる個別指導についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

東京で子どもとボール遊びができる公園5選

親子で一緒に楽しめるボール遊び。小さなお子さんがいるご家庭にとっては、とくに身近な遊びではないでしょうか。しかしながら近年ボール遊びを禁止する公園が増え、場所探しに苦労することも。そこで本章では、東京都内でボール遊びを思いきり楽しめる5つの公園をご紹介します。

赤羽自然観察公園（北区）

赤羽自然観察公園は、自然との触れ合いをテーマに平成11年に開園した北区にある公園です。5.4ヘクタールもの広大な敷地に、ボール遊びが自由にできる「多目的広場」があります。

なお、公園内にある湧水池やとんぼ池では、ザリガニ釣りができるほか、亀やホタルなどの昆虫観察も可能。自然豊かな環境で、ボール遊びを思いきり楽しめます。

港南三丁目遊び場（港区）

品川駅から徒歩12分の好立地にある「港南三丁目遊び場」。オフィス街にほど近い場所にありながら、公園内にはキャッチボールやサッカー、バスケットボールなどのボール遊びを楽しめる広場があります。
夏には水遊びが楽しめる噴水や、幼児向けの複合遊具、なだらかな築山など、小さなお子さんがワクワクするような遊びが揃っている公園です。

宇喜田公園（江戸川区）

宇喜田公園は、江戸川区にある花に囲まれた緑豊かな公園です。公園内にある「スポーツ広場」では、誰でも自由にボール遊びを楽しむことができます。

東京ドームよりも広い敷地があり、少年野球専用の野球場やピクニックを楽しめる「ファミリー広場」複合遊具のある「遊具広場」など多彩な楽しみ方ができる公園です。駐車場が完備されているのも嬉しいポイント。ボールなど荷物がかさばりがちな家族でのお出かけに、ピッタリの場所です。

駒沢オリンピック公園（世田谷区）

駒沢オリンピック公園は、1964年に開催された東京オリンピックの第2会場として建設された施設で、現在は運動公園として多くの方に親しまれています。広大な敷地内で、ボール遊びを楽しめるのが「自由広場」です。

週末は、レジャーシートやテントを使って、ピクニックを楽しむ家族連れでにぎわいます。売店やレストランもあるので、食事は現地調達できるのも嬉しいポイントです。

竪川親水公園のボール遊び広場（墨田区）

堅川親水公園は、テニスコートやグランドゴルフなどのスポーツ施設や、多目的広場、噴水施設など、さまざまな遊びを楽しめる公園です。
2022年12月よりボール遊び広場（仮設）が設置され、以下の範囲でボール遊びを楽しむことができます。
【できる遊び】
（1）ゴム製やプラスチック製の柔らかいボールの利用
（2）軟式ボールでのキャッチボール
（3）サッカーボールでのリフティングとゴロのパス練習

ボール遊び広場（仮設）は30分交代制の利用ルールが定められており、利用の際は管理事務所での受付が必要です。ただし、次に順番待ちをしている利用者の方がいない場合には、再度受付をすることで連続で利用できます。

プレ・ゴールデンエイジの子どもとボール遊びをするメリット

アメリカの医学者・スキャモンが発表した「発育曲線」によると、さまざまな神経回路が著しく発達する9〜12歳頃の年代を「ゴールデンエイジ」と呼びます。そこに匹敵する重要な年代が、5〜8歳頃の「プレ・ゴールデンエイジ」です。

文部科学省「幼児期運動指針」のなかに「幼児期に身につけておきたい基本的な動き」が記されています。

• 立つ、座る、寝転ぶ、起きるなどの「体のバランスをとる動き」
• 走る、よける、すべるなどの「体を移動する動き」
• 持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がすなどの「用具などを操作する動き」

これらは積極的にボール遊びに取り組むことで、習得できる動作ばかりです。ボール遊びは、親子の触れ合いを楽しみながら、お子さんの運動神経の発達を促す魅力的な運動といえます。

子どもの運動神経の発達や体力づくりに良い遊び

ボール遊びのほかにも、子どもの運動神経や体力向上をはかれる身近な遊びはたくさんあります。トランポリンや体操マットを利用した器械運動は、起きる、回るなどの「体のバランスをとる動き」と、跳ぶといった「体を移動する動き」の習得が可能です。

最近では、子どもの運動能力向上に用いられる「コーディネーショントレーニング」にも注目が集まっています。コーディネーショントレーニングとは、動作にかかわるさまざまな神経と筋肉の連動性を高めるトレーニングのことです。「けんけんぱ」や「つま先歩き」など、特別な用具がなくとも家庭で楽しめるメニューもあります。子どもの運動神経が著しく発達するプレ・ゴールデンエイジのうちに行うと、より高い効果が期待できるためおすすめです。

関連記事：子どもの運動神経が良くなる「コーディネーショントレーニング」が気になる方はこちら

子どもの体力・運動神経向上におすすめの習い事

家庭でできる親子遊びにも運動神経を向上させる要素がたくさんありますが、より効果的に行いたい場合には、プロのコーチによるレッスン受講もおすすめです。
スポーツの個別指導を行うドリームコーチングで、運動神経の向上につながるトレーニングを実施しているコーチを紹介します。

本格的なボール遊びを元サッカー選手・坂田記一コーチから学ぼう！

Jリーグ、海外リーグで活躍していた元サッカー選手の坂田記一コーチ。「とにかく楽しむこと」「長所をとことん伸ばすこと」を軸に、自分の体を理解しバランス良く使える指導を行っています。

「体を動かすことが好きではない5歳の子どもが、坂田コーチのおかげで1時間夢中になってボールを追いかけていた」「子どもを夢中にさせる、楽しませる、良いところを具体的に褒めるなど、親にとって大切なことを学んだ」など、わかりやすく楽しい指導やコーチへの信頼の厚さが伝わる声が多く寄せられています。

はじめてのサッカーを元プロサッカー選手から学びたい方はこちら

運動神経を伸ばす器械体操にチャレンジしてみよう！大島杏子コーチ

オリンピック体操元日本代表の大島杏子コーチは、未就学児〜小学生向けにマット、とび箱、鉄棒やトランポリンなどの器械体操の個別指導を行っています。小さな子どもでも楽しく受けられるレッスンが人気のコーチです。

大島コーチのレッスンを受講したお子さんの保護者の方からは「運動歴がない小さな子どもでも、前転ができるようになった」「慎重な性格の子どもの恐怖心をやわらげ、上達を促してくれた」などの口コミが寄せられています。

元オリンピック選手から、運動神経を高める器械体操を学びたい方はこちら

運動神経を伸ばす「コーディネーショントレーニング」を教える！宍倉健浩コーチ

元箱根駅伝ランナーである宍倉健浩コーチは、子どもの運動神経を発達させるプログラム「コーディネーショントレーニング」の個別指導を行っています。豊富なスポーツ経験と、大学で学んだスポーツ科学の知識を活かしたメニューが人気のコーチです。

宍倉コーチのレッスンを受けたお子さんの保護者の方から「楽しく、的確でわかりやすい指導のおかげで、子どもは夢中になって取り組んでいた」「子どもが頭を使いながら体を動かしているのがわかった」など、一度のレッスンでの上達ぶりに驚く声が寄せられています。

箱根駅伝選手から子どもの運動神経を発達させるトレーニングを受けたい方はこちら

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ボール遊びや全身運動を楽しみながら子どもの運動神経を高めよう！

ボール遊びは、小さなお子さんの運動神経を発達させ、体力向上をはかることのできる重要な「遊び」です。禁止されている場所が増えてはいるものの、東京にはまだまだボール遊びが楽しめる公園が数多くあります。親子での楽しいふれあいを通じて、お子さんが全身運動できる機会を増やしていきましょう。