小学生向け:少年サッカーでやる気がない子どものモチベーションを上げる!やる気を引き出すために親や指導者ができること

小学生向け:少年サッカーでやる気がない子どものモチベーションを上げる!やる気を引き出すために親や指導者ができること

「子どもがサッカーをはじめたけれど、子どもの意欲をあまり感じない」「どういった言葉をかけてやれば良いのかわからない」といった悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。サッカー教室では複数の子どもたちが同じ練習メニューをこなすスタイルが多いため、モチベーションの有無によって成長の速度に大きな開きが出てきます。本記事ではサッカー指導のプロがこどもの「やる気」を引き出すために心がけている取り組みや、声がけ方法を解説します。ぜひ参考にしてください。


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子どもがサッカーが上手くなるために必要なもの

サッカーのプロコーチへアンケートを実施したところ、サッカーが上手くなるためにもっとも必要なことは「集中して物事に取り組む習慣」であると、アンケートに回答したすべてのコーチが考えていました。ついで多かった意見は、「柔軟性」や「俊敏力」です。
そのほか、「好奇心」や「自主性」、「思考力」、「想像力」、「失敗を恐れない積極性」などの重要性も挙げられました。
一方でどのプロコーチも、「体格」・「筋力」・「持久力」・「瞬発力」については重要視していないということもわかりました。

関連記事:サッカーが上手くなる!基本の基礎トレーニングと練習メニュー

子どもが自ら成長するためにコーチ・親ができること

子どもが自ら成長するためにコーチ・親ができること

コーチや親としては、サッカーももちろん上達してほしいですが、サッカーの練習を通して、心身ともに成長してほしいと考えていると思います。どうしたら主体的に練習し、成長していけるのでしょうか?またコーチや親ができることはどんなことでしょうか。

楽しいと思って練習できる環境づくり

プロコーチへのアンケートでわかった、サッカー上達のためにもっとも必要な「集中力」。その集中力を育てるためにまずできることは、サッカーに興味を持ってもらい、「サッカーが楽しい」と子どもに思わせることです。そのためにコーチや親は、楽しいと思える環境づくりや声掛けが重要となります。

具体的には、リフティングやドリブルの練習でも、ただ淡々と繰り返すのではなく、ゲームを取り入れたり友達と競い合ったりして、楽しく取り組めるよう工夫することです。

またサッカー教室においては、意欲的に取り組める環境として、適切なレベル分けの工夫が挙げられます。練習内容や周囲のレベルが、自分より低すぎても高すぎても意欲は下がってしまいます。ちょうどよいのは、少し努力すれば届くレベル。例えばドリブルの○○の技ができるようになったら次のレベルへ、というわかりやすい目標があると練習に集中しやすくなるでしょう。

そして、技ができるようになったという「達成感」と、頑張ればできるという「自信」は、もっと練習したい、上手くなりたいというモチベーションにつながっていきます。

やりがいをつくる

レベル分けが難しくても、普段の練習から達成感を味わってもらうことは可能です。例えばリフティング練習では、連続してリフティングする「回数」の目標を決めて取り組むことが挙げられます。数字で目標を決めると「昨日は最高5回だったけど、今日は7回できた!」といったように自分でも成長を実感することができますよね。
また練習の際に親やコーチが気を付けることは、「必ず良いところだけを伝える」ことです。せっかくできたのに、ここはもっとこうした方がいい、などとうるさく言われては、できた嬉しさや楽しさが半減してしまいます。

親は干渉しすぎず一歩引いて見守る

親は子どもの一番のサポーターです。親の応援があれば子どもたちはがんばります。しかし、ネガティブな声掛けやできていないことの指摘ばかりだと、子どもはサッカーが楽しくなくなってしまいます。子どもが楽しく続けるための親の心構えとしては、次の3つが重要です。

  • 共感する
  • 結果ではなく努力をほめる
  • 自立を応援して見守る

サッカーの話をしてきたら、否定せずまずは共感しましょう。失敗しても、練習がしっかりできていなくても、否定しないよう気を付けることが大切です。否定されると子どものやる気はどんどん下がってしまいます。

そして、結果ではなくその過程で頑張っていることに目を向けてほめてみてください。すると、努力すること自体が素晴らしいことだと伝わり、子どもはもっと頑張ろうと思えます。

最後は一歩引いて見守ることです。あれをして、これをして、とやることを細かく指示したり、失敗しないよう先回りをして手助けをすると、子どもはいつまでたっても自分で考えて動けるようになりません。自分で失敗して学ぶことも大切なので、心配な気持ちをぐっとこらえて、一歩引いて見守るよう心がけて子どもの自立を応援しましょう。

「ライバル心」を持たせる

さらなる上達の鍵はライバルに負けたくないという気持ちを育てることです。この子に追いつきたい、この子のようなプレーをしたい、この子には負けたくない、という気持ちが自然と芽生えると、より練習に熱が入り上達しやすくなります。
また他人を意識することで、自分の強味を考えるきっかけにもなり、少し先をいく姿を見ることで、自分がそこへいくイメージをを持ちやすくなります。

親やコーチができることは、少し先をいく子のプレーを見せたり、練習試合をするなど環境を整えてあげることです。ただし、少し先をいく子のプレーを見せるときは、その子どもと比べてできてないところを指摘したり、変に煽って敵対心を持つような声掛けはNG。ライバルに対する態度の根底にはリスペクトがあるべきです。相手を尊重する気持ちがもてるようポジティブな声掛けをしたいですね。

関連記事:スポーツで子どもを伸ばす親・ダメにする親の特徴とは?

信頼できるコーチ・指導者との出会いは人生を変える

教える側、教わる側が人間である以上、必ず「相性」があります。今回、アンケートにご協力いただいた3名のコーチに「コーチが指導を行ううえでのやりがい」について聞いてみました。
コーチいわく、やりがいは子どもの成長を間近に感じながら、感動や驚きをもらえることにあるといいます。子どもの人としての成長を見られたときはもちろんですが、子どもが勝って喜んでいたり、負けて悔しくて泣いていたりすると、選手としての本気を引き出せたとコーチも一緒に達成感を味わっています。

また、子どもたちの人生の中の1ページに関われたり、子どもや親のみならず、応援してくれる方々と感動を共有できることはコーチの大きなやりがいになっています。
コーチにとって、指導に携わった子どもがチームを離れてもサッカーを続けていることは嬉しく、卒団生がチームに指導者として帰ってきてくれるとさらに喜びます。指導するコーチの姿を見て、将来はサッカー指導者を目指したいと言っている子どもがいることも、コーチのやりがいにつながっています。

チームに入る前に、指導内容や実績、費用とは別に、コーチの人柄や教育方針、子どもの成長にかける想いなども確認できれば、自分の子どもの性格に合っているのか、やる気をひきだしてもらえそうかの判断材料になるかもしれません。信頼できるコーチや指導者に出会うことができれば、子どもの考え方や練習への向き合い方も、良い方向に変わるかもしれませんね。

サッカーが上手くなるには、やる気がないと上達しない

サッカーが上手くなるには、子ども自身のやる気が重要となります。子どものやる気を引き出すうえでは、「自信」をつけさせることが大切です。

できなかったことができるようになったり、試合のときにドリブルで相手を突破したりゴールを決めたりするなど、成功体験を積み重ねることが自信につながります。そしてそれが「楽しい」や「もっと練習しよう」というモチベーションにもつながります。

効率的に上達したいなら個別レッスンがおすすめ!

効率的に上達したいなら個別レッスンがおすすめ!

成功体験を重ね、自信をつけるための効率的な方法は、プロコーチによるレッスンで個別スキルを上達させることです。では、個別レッスンにはどのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、個別レッスンをおすすめする理由をいくつか挙げて紹介します。

自分のレベルに合わせてくれる

個別レッスンでは、基礎練習や上級者向けテクニックなど、お子さんのレベルに合わせた個別指導が可能です。お子さんが上達したいプレーやテクニックを相談し、一人ひとりに合わせた練習法を提示してくれます。
スクール指導ではなかなか特定のお子さんだけを見ることは難しいですが、個別レッスンでは個人に合わせたメニューを作成してもらうこともできます。

苦手なことを重点的に学ぶことができる

苦手なことを重点的に学び、改善できることが、プライベートレッスンの強みです。
スクール指導では、チームでの動き方や全体のバランスを考えた練習になりがちなため、なかなか個人のスキルアップを望めないケースが多いです。
しかし、個人レッスンであれば、マンツーマン指導が可能であるため、コーチはお子さんのみに時間を割くことができます。そのため、基礎練習であるドリブルやパスなど、お子さんの苦手なプレーを見抜き、見つけた弱みに対して重点的な指導が可能です。

自分のペースでできる

パーソナルレッスンの強みは、お子さんや親のペースで指導を受けられることです。
スクール指導では、チームで動くため、決まった時間や場所で行わなければならないケースが多く、練習時間や場所を変更することが困難です。
個人レッスンの場合、コーチと相談して予定が合えば、練習日時や時間、場所などの変更が可能なケースがあります。練習頻度なども相談できるため、お子さんや親のペースでじっくり基礎練習を深めることも可能です。

短期間で結果を出しやすい

個別レッスンは、短期間でお子さんの結果が出しやすいという利点もあります。
スクール指導の場合、チーム全体での練習がメインになるため、基礎練習以外ではボールを触らない時間も必然的に出てきてしまいます。
個別レッスンであれば、スクール指導と比べるとボールを触る時間は圧倒的に長くなります。ボールに長く触れられる分、サッカーのスキルを磨くために使える時間も多くなるため、お子さんの技術やテクニックが短期間で向上しやすいことが、パーソナルトレーニングの強みです。

モチベーションを維持しやすい

個別レッスンは、スクール指導に比べてお子さんのモチベーションが維持しやすいと考えられます。
お子さんはちょっとしたことでも褒められると喜び、やる気につながります。サッカーの練習を続けるうえで、やる気やモチベーションは非常に大切です。
スクール指導よりもお子さんを見る時間が長い個別レッスンでは、練習中に明るく褒めてお子さんを伸ばしてくれるコーチも多いです。

子どものサッカー上達の鍵は「やる気とモチベーション」

サッカーの上達には、子どものやる気を引き出しモチベーションを高めてあげることが不可欠です。やる気があれば「主体的に練習し、上達すれば楽しくなってもっと練習しよう」とする、良いスパイラルが生まれます。

やる気を出させるには、小さくても良いので成功体験を作って「自信」をつけること。自信をつけさせるためのおすすめの方法は、コーチとマンツーマンレッスンができる「個別指導」を受けることです。子どもの得意や苦手を把握したうえでぴったりの練習法を提案してくれるので、短期間で成果が出やすいという魅力があります。また、お子さんとコーチの距離が近いため、モチベーションを維持しながら練習を続けられますよ。
そして、スクール指導と合わせて個別指導も受けることで、チームでの動き方に加えて個人のテクニックを磨くことができれば、さらに自信につながるでしょう。


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