皇居ランの魅力とは?ランニングを楽しむための周辺スポットやマナーもご紹介!
ランニングは近所の公園や体育館など、どんな場所でも走れることが大きな魅力です。
その中でも、皇居は多くのランナーが集まる人気のランニングスポットとして知られています。
ランニング初級者でも挑戦しやすい距離であることや、周辺にランニングステーションが充実していることなどから、出勤前や仕事帰りに訪れるランナーも多いようです。とはいえ「皇居ランをはじめてみたいけれど、わざわざ皇居に行くのは面倒だな」と感じている方もいらっしゃることでしょう。
そこで本記事では、皇居ランはなぜ人気があるのか、その魅力についてご紹介します。また、周辺の観光スポットや皇居ランのマナーも合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
皇居ランとは?ランニングコースの距離や所要時間
皇居ランとは、その名の通り皇居の外周でランニングを行うことを指します。
1周約5km、高低差が約30mと程よいアップダウンのあるコースで、ランニング初級者でも挑戦しやすいところが特徴です。
皇居の外周では、ランニング初級者をはじめ、仕事終わりにランニングをしている方やフルマラソンに向けて練習をしている方など、さまざまな方が朝や夜を問わずに皇居ランを楽しんでいます。
皇居外周でランニングをした場合の所要時間は、1周あたりおよそ30〜40分です。1kmあたり8分程の速度を保ちながら走ると、40分程度で完走できます。一方、ランニング上級者など1kmあたり6分程の速度で走れる方は、30分程度で1周を走り終えることが可能です。
時間に余裕を持って家を出れば、出勤前でも十分に皇居ランが楽しめます。
皇居ランはなぜ人気?5つの魅力
皇居ランは遠方からわざわざ訪れる方も多く、平日はもちろん休日も多くの方たちが皇居周辺でランニングを楽しんでいます。ここでは、皇居ランがなぜ人気なのか、その魅力を5つご紹介します。
①交通のアクセスが良い
皇居ランの魅力のひとつに、交通のアクセスが良いことが挙げられます。東京の中心部に位置していることもあり、東京駅や有楽町駅、日比谷駅、二重橋前駅など、都内にある数々の主要駅からアクセスが可能です。
出勤前や仕事帰りに気軽に立ち寄れるほか、出張や旅行で東京を訪れた際にも皇居ランを体験できるのは、嬉しいポイントと言えるでしょう。
②ランニングステーションが充実
皇居ランの2つ目の魅力は、皇居周辺にランニングステーションが充実していることです。ランニングステーションとは、着替えるスペースやロッカー、シャワーなどが完備されているランナーのための施設を指します。
中には、アメニティやレンタル品が充実していたり、ドリンクや軽食が楽しめたりする施設もあるため、出勤前や仕事帰りに身ひとつで訪れることが可能です。営業時間が長い施設も多いため、生活スタイルに合わせながら快適に皇居ランを楽しめます。
③信号がないためペースを保ちやすい
皇居ランの3つ目の魅力は、信号がないためペースを保ちやすいことです。体育館などの屋内であればノンストップで走ることが可能ですが、皇居のように屋外で信号がないランニングスポットは都内になかなかありません。
赤信号でいちいち立ち止まる必要がないため、タイムを計測しやすいところも嬉しいポイントです。皇居ランはペースを崩さずに走りたい方や、目標タイムを設定してレベルアップを図りたい方にもぴったりと言えるでしょう。
④都内の観光スポットが見られる
皇居ランの4つ目の魅力は、ランニングをしながら都内の観光スポットが見られることです。趣のある桜田門をはじめ、立派な石垣やお堀の景観はタイムスリップをしたかのような気分が味わえます。
また、夜にはビル群の美しい夜景を堪能できるほか、春には千鳥ヶ淵公園に咲く満開の桜を鑑賞でき、1年を通してさまざまな景色を楽しむことが可能です。近所や体育館などでいつもの景色に飽きた方は、この機会に皇居ランをはじめてみてはいかがでしょうか。
⑤周辺に交番があるため女性でも安心して走れる
女性が安心して走れる環境であることも皇居ランの魅力です。皇居の周辺には交番が多くあり、皇居の警備にあたる警察官が常時巡回しています。
「夜にランニングをするのは不安」という方は多いかもしれませんが、警備体制が整っている皇居であれば安心してランニングを楽しめるでしょう。夜にしか時間が取れない主婦や、仕事帰りにランニングをしたい女性にとっては嬉しいポイントと言えます。
ランニングを楽しむ!皇居周辺の観光スポット5選
皇居の周辺には数々の観光名所が点在しています。美しい景観を眺めながら皇居ランを楽しむも良し、ランニング後にのんびりと観光名所を散策するのも良しです。ここでは、皇居周辺の観光スポットを5選ご紹介します。
①二重橋
二重橋とは、皇居正門前にたたずむ2つの橋の総称です。手間に架かる「正門鉄橋」と奥に架かる「正門石橋」があり、二重橋をひと目見ようと日ごろから多くの観光客が訪れます。
普段、一般の方は渡れませんが、皇居一般参観に参加すれば橋の上から歴史的な景観を楽しむことが可能です。また、二重橋前の広場はランニング禁止エリアとなっているため、二重橋を観光したい方は徒歩で近くまで足を運ぶ、もしくは遠くから二重橋を眺めると良いでしょう。
②桜田門
桜田門とは、1860年に「桜田門外の変」が起きた場所として有名な門です。また、現存している江戸城の門の中で最大規模であることも大きな特徴で、1961年6月には国の重要文化財に認定されています。
皇居ランでは実際に風格のある桜田門をくぐり抜けることが可能なため、歴史が好きな方にとっては最適な観光スポットと言えるでしょう。さらに、桜田門の前は大きな広場となっていてストレッチもしやすいため、スタート地点として利用するランナーが多くみられます。
③千鳥ヶ淵公園
千鳥ヶ淵公園とは、内堀通りと皇居の半蔵濠に面した公園で、細長い形をしていることが特徴です。桜の名所としても知られており、春になるとソメイヨシノやヤマザクラなど約170本もの桜が満開を迎えます。
夏は鮮やかな緑、秋には紅葉狩りと、季節折々の風景を楽しみながらランニングができるのは大きな魅力と言えるでしょう。園内にはトイレやベンチが設置されているため、のんびりと散策したい方にもぴったりです。
④東京国立近代美術館
東京国立近代美術館とは、皇居のお堀沿いに所在する美術館です。重要文化財を含む13,000点以上の芸術作品が収蔵されており、横山大観や菱田春草など日本の有名作家をはじめ、ピカソやセザンヌといった海外作家の名品も鑑賞できます。
皇居ランの際には、重厚感にあふれる東京国立近代美術館の外観を眺めながら走ることが可能です。美術に興味のある方は、ランニングを楽しんだ後に東京国立近代美術館へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
⑤和田倉噴水公園
和田倉噴水公園とは、皇居外苑内に所在する公園です。園内には今上天皇の御結婚を記念し、1993年に再整備された大きな噴水があります。夜になるとライトアップされ、昼間とは異なる景色が楽しめるところも大きな魅力です。
また、園内にはトイレや無料休憩所、カフェなどがあるため、ランニング時に水分補給をしたり、観光のついでにゆっくりと散策したりするのも良いでしょう。
皇居ランはマナーを守ろう!ランニングステーションの利用もおすすめ
皇居の周辺はランニングをする方だけでなく、観光や散策を楽しんでいる方も多くみられます。気持ち良く皇居ランを行うためにも、一人ひとりがしっかりとマナーを守ることが大切です。
東京都千代田区では「皇居周辺歩道利用マナー」を定めており、以下の9つのマナーを呼びかけています。
- 歩道は歩行者優先
- 歩道をふさがない
- 狭いところは一列に
- 周回は反時計回り
- タイムよりゆとり
- ながら通行は控える
- 自転車はすぐ止まれるスピードで
- ゴミは必ず持ち帰る
- 思いやりの心で
皇居ランの場合、反時計回りに走るという特徴があります。歩道はあくまでも歩行者優先であるため、歩行者がスムーズに通行できるようにランナーは反時計回りで走り、通行の妨げや歩行者との接触を回避しましょう。
また、着替えや貴重品を所持している場合は、ベンチなどに置いておくと盗まれる可能性があります。皇居ランを行う際はランニングステーションのロッカーを利用すると、便利かつ安心です。
魅力あふれる皇居ラン!歴史や自然の中でランニングを楽しもう
皇居ランの魅力として、アクセスが良いことやランニングステーションが充実していること、ランニング初級者でも挑戦しやすいことなどが挙げられます。
また、自然が多いエリアであるため、都会の喧騒から離れてリフレッシュしたい方にもぴったりと言えるでしょう。
興味のある方は、ぜひこの機会に皇居ランをはじめてみてはいかがでしょうか。一人ひとりが快適に走れるように、マナーを守りながら皇居ランを楽しみましょう。
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