【テニスのプロ監修】初心者向けの打ち方やフォームを元プロテニスプレーヤーが伝授!
「テニス初心者でフォームが決まらない」「打ち方がぎこちないのはラケットの握り方?」など、お子さんがテニスをはじめたばかりだと気になることが多いですね。
ここでご紹介する3つの記事では、集団レッスンでは細かく聞きづらい初心者ならではの疑問点を、元プロのコーチが詳しく解説してくれています。おすすめのコーチ紹介もぜひチェックしてみてくださいね。
日本テレビ運営のドリームコーチングは、世界を舞台に活躍したアスリートからマンツーマンでスポーツの指導を受けられるサービスです。ドリームコーチングなら、お子さんのレベルに合わせてテニスを学べます。
「打ち方」や「フォーム」などの個別スキルを伸ばしたい方、また苦手を克服したいお子さんにもおすすめ!スポーツの個人指導ドリームコーチングを検討してみてください。
目次
テニスにおける重要なショット「サーブ」のポイント
テニスをはじめたばかりのお子さんにとって、最も身近で憧れのショットである「サーブ」。唯一自分でコントロールして打てることや、サービスエースが決まればラリーに持ち込まずにポイントを取れることからも、テニスの試合において最も重要なショットといえます。
ドリームコーチングでテニスの個人指導を行っている元プロテニスプレーヤー馬場早莉コーチがサーブについて解説している記事の中から「サーブをする際に意識するポイント」をピックアップしてご紹介します。
基本のサーブである「フラットサーブ」には、意識すべきポイントが3つあります。
ラケットの握り方
フラットサーブをする際は「握手をするように」ラケットを持つ「コンチネンタルグリップ」という握り方が基本です。包丁握りをイメージしながら、なるべく小指側に力を入れて握ってみましょう。
トスの上げ方
トスを上げる際は、ボールを肩のラインよりも上で離すことを意識しましょう。また「投げる」というよりは、上げたい場所にボールを「置く」イメージで行うのがポイントです。
立ち位置と打つときの姿勢
フラットサーブは、ベースラインより少し後ろに立って打ちます。脚は肩幅くらいに広げ、トスを上げてから軽く膝を曲げましょう。
そして打ちたい方向に向かって体重移動します。フラットサーブは狙っている方向に対して真っ直ぐにラケットを振り出すのが基本姿勢です。打ち終わった後も姿勢がまっすぐになるように練習してみましょう。
もっとくわしくテニスのサーブを上達させるコツを知りたい方はぜひこちらの記事を参考にしてくださいね!
関連記事:小学生・初心者必見!テニスのサーブの種類とやり方をご紹介
元プロテニスプレーヤーから学ぶ「フォアハンド」と「バックハンド」
つづいて「フォアハンド」と「バックハンド」のやり方について、同じく馬場コーチが解説した記事からポイントをご紹介します。
フォアハンドのやり方
フォアハンドとは、テニスの試合で最も多く使われる基本的な打ち方のひとつで、利き手側でボールを打つプレーのことです。フォアハンドを3つの段階にわけて練習するとコツがつかみやすいですよ!
①テイクバック
ボールが自分のコートに着地する前にラケットを引いておく動作のことです。ラケットを持たないほうの手(右利きなら左手)をボールの方に差し出すことで、ボールの位置が捉えやすくなり、スイングが安定します。
②スイング
ラケットをボールに当てるまでの動作を「スイング」といいます。ボールを打つときは、ラケットと地面が垂直になるよう意識しましょう!打点を前足(右利きなら左足)の横あたりにすると力が入りやすくなり、良い球が打てるそうです。
③フォロースルー
最後は、自然にラケットを肩の方向に振りぬきましょう。打つときはしっかり力を入れますが、その後は体幹がぶれない程度に力を抜くのがおすすめです。
フォアハンドの上達には「ボールをよく見てラケットの真ん中に当てること」「姿勢をまっすぐ保つこと」を意識するのがポイントです!ぜひ練習してみてくださいね。
バックハンドのやり方
バックハンドは、利き手の反対側からボールを打つプレーのことです。苦手意識のある方も多く「どんなボールもフォアハンドで返してしまう」というお子さんも多いかもしれません。バックハンドも3つの段階に分けて練習してみましょう。
①テイクバック
後ろ足に体重を乗せて、ラケットを立てた状態で体の後ろに引きます。このときラケットを引きすぎると振り遅れの原因になるため注意しましょう。
②スイング
力が入りやすい位置に打点が取れるよう、前足の横あたりで打つように意識しましょう。このとき後ろ足の膝を少し曲げておくと、球が安定し速く強い球が打てるようになります。
③フォロースルー
打ち終わった後、体が正面を向くようにしっかりラケットを振りぬきましょう。バックハンドの時は打ち終わった後に自然と後ろ足が前に来るようにすることが大事なポイントです。
馬場コーチがバックハンドを打つ際は、後ろ足→前足の順番で入って打つように心がけているそうです。後ろ足で距離感を定めてから前足で踏み込むことで、バックハンドの安定感が増します。ぜひ練習の際は参考にしてくださいね。
もっとくわしくテニス「フォアハンド」や「バックハンド」を上達させるコツを知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
関連記事:テニスのプロに聞くフォアハンドとバックハンドのやり方!両手・片手で打つメリットデメリットやプレーのコツ
スプリットステップをマスターし、スムーズに体を動かそう
テニスの試合や練習を見ていると、返球を待っている選手が軽くジャンプするように足を動かしている様子を目にします。これは「スプリットステップ」と呼ばれ、相手から帰ってくるボールの動きに瞬時に反応しスムーズに動けるようにするための動作です。
本章では、スプリットステップのやり方について馬場コーチが解説した記事をご紹介します。
スプリットステップの習得を目指す方は、次の3つのポイントを押さえて練習してみましょう!
①ラケットを構える
ラケットを構えるときは、正面を向き、体の真ん中で構えることを意識しましょう。
②脚を開き、体の重心をやや下げる
肩幅程度もしくはラケット1本分を目安に、両膝を内側に入れるようなイメージで両脚を広げましょう。一番無理のない範囲で膝を軽く曲げるのがポイントです!
③着地する
着地の際は「かかとを地面にべったりつけないこと」「ジャンプした後は自分が動きたい方向と逆足を先に着地させること」を意識しましょう。スプリットステップを行う際は、着地のタイミングがとても重要です。相手の動きをよく観察しながら、ボールが相手のラケットに触れる瞬間に着地しましょう。
スプリットステップはニュートラルな姿勢で全方向に対応できる状態を作るのが本来の目的です。そのため”絶対にこのフォームでないといけない”という細かな決まりはありません。上記の3つのポイントをマスターし、そこから自分が動き出しやすいようにブラッシュアップしてみてくださいね!
「スプリットステップ」についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事:スプリットステップとは何?スプリットステップのやり方や効果について
テニス初心者も効率的に上達!プロのコーチからテニスの個人指導を受けてみよう
テニスにはサーブやフォアハンドなど、練習すべきポイントがいくつもあります。しかし、集団レッスンでは個人の苦手要素だけを集中的に練習する機会はなかなかありません。そこでおすすめなのが、プロのテニスコーチによる個人指導の活用です。それぞれのレベルに合わせたマンツーマンレッスンが受けられるため、無理なく効率的にテニスの上達が目指せます。
ここではテニスの個人指導が受けられるコーチを紹介します。おすすめのレッスンメニューもあわせてご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね!
テニスを楽しみながら効率的な上達を目指そう!元プロテニスプレーヤー・馬場早莉コーチ
5歳のころからテニスをはじめ、大学卒業後にはプロテニスプレーヤーとして2017年の全日本室内選手権でベスト4の成績をおさめた馬場早莉コーチ。現在は、テニススクールやテニスクラブなどでコーチングを行っています。明るく、どんな悩みにも的確に指導することから、リピーターも多い大人気のコーチです。
初心者の方におすすめなのが「【初回限定】プライベートレッスン 60分」のコースです。ラケットの握り方やスイングの仕方などを一から学べます。
実際に馬場コーチのレッスンを受けた方からは「少しラリーをしただけで、特徴や弱点を見抜いてくれる。またそれに対し、わかりやすくアドバイスしてくれた」「失敗しても、できている点を見つけてくださるおかげで、前向きに取り組める」など、丁寧な指導と前向きな人柄に対する声が多く寄せられています。
国際大会でも活躍した元プロテニスプレーヤーから、テニスをもっと好きになるレッスンを受けたい方はこちら
一人ひとりのレベルに寄り添ったレッスン!上吉原あいコーチ
元プロテニス選手の上吉原あいコーチは、ジュニア時代にテニス留学を経験。プロ転向後は国内・海外ツアーを転戦しました。引退後は大学院へ進学し、スポーツマネジメントを研究。それらの学びをもとに、子どもから高齢者まで幅広い年齢層を対象にコーチングを行っています。
上吉原コーチのレッスンでおすすめなのが「テニスプライベートレッスン1h」のメニューです。レッスン受講者のレベルや要望にあわせて、上吉原コーチがメニューを提案します。
上吉原コーチのレッスンを受講したお子さんの保護者の方からは「コーチのフォームの美しさに家族一同目を奪われました。子どもに寄り添った的確な指導内容で、子ども自身も“もっと上手くなりたい!”という気持ちに目覚めたようです」との声が寄せられています。
スポーツマネジメントを研究した元プロテニスプレーヤーから個人指導を受講したい方はこちら
元プロテニスプレーヤーから学ぶ上達までの最短距離!
本記事では、テニスの上達に欠かせない基本の打ち方やフォームについてテニスのプロが監修した記事をご紹介しました。家庭での練習のほか、より効率的な上達を目指す方法として、プロのコーチから指導を受けられるマンツーマンレッスンを活用する方法もあります。
テニスの上達を目指すにあたり、お子さんがテニスを思いきり楽しむことが何よりも重要なポイント!お子さんと一緒に、打ち方やフォームの基本を確認しながら、楽しく練習に励んでみてくださいね。
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