脳を活性化させるライフキネティックとは?身体機能だけでなく脳機能も高めるライフキネティックのトレーニング内容や効果を紹介
ドイツ発のエクササイズ「ライフキネティック」をご存知でしょうか。日本ではまだそれほど知られていませんが、身体能力だけでなく、脳機能も高められるとあって世界中で注目を集めています。本記事では、そんなライフキネティックについて詳しく解説。
ライフキネティックの定義や期待される効果、実際のプログラム、体験者から寄せられたリアルな口コミについてをご紹介します。
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目次
ライフキネティックとは
日本ではまだそれほど広く浸透していない「Life Kinetik® (ライフキネティック)」。まずは、ライフキネティックの定義から解説します。
ライフキネティックは、ドイツで生まれた新時代のエクササイズです。運動指導者であるホルスト・ルッツ氏が独自の研究を経て開発したもので、通常のエクササイズとの最大の違いは「運動」と「脳トレ」を組み合わせたプログラムであること。独自のプログラムによって神経細胞間の新たなつながりを生成し、秘めている能力を目覚めさせます。
シナプスという言葉を聞いたことがありますか?シナプスは脳内の神経細胞の結びつきのことで、シナプスの数は記憶力や学習力に大きく影響するといわれています。シナプスの増加には環境や経験が関係しており、増えるほどに脳の機能や処理速度、柔軟性も高まります。ライフキネティックにはこのシナプスを増やす効果があると言われています。
ライフキネティックで期待される効果
運動をしながら脳トレもすることで、神経細胞間のつながり(=シナプス)の増加を促すライフキネティック。では、ライフキネティックにはどのような効果があるのでしょうか。
- 運動パフォーマンスの向上
- スポーツシーンにおける動体視力や反応速度の向上
- 学習能力アップ
- 集中力アップ
- 子どもの創造力の開発
- 注意力と理解力アップ
- メンタルヘルスの向上
- ストレスの解消
- 記憶力の低下予防
- ミスの減少
参考:期待できる効果
上記のとおり、運動パフォーマンスや動体視力、反応速度の向上はもちろん、学習能力や集中力の向上、創造力の開発など、幼少期に養うべき能力を高める効果も期待できるようです。
また、注目したいのがメンタルヘルスの向上やストレス解消という効果です。ストレス=大人が感じるものとイメージしてしまいますが、近年は子ども、とくに成長に伴って揺れ動きやすい小・中学生のメンタルヘルスやストレス問題が唱えられています。
これらの効果については、ケルン大学やマンハイムメンタルヘルス中央研究所において検証がなされています。
ライフキネティックではどんなトレーニングをするの?
ライフキネティックのプログラムは、4歳以上の子ども〜高齢者まで老若男女幅広い世代が楽しめるものばかり。大切なポイントはただひとつだけ、「いっぱい楽しんで、笑うこと」です。もちろん、失敗しても間違えてもOK。見る力・考える力・動く力を発揮しながら、楽しく体を動かしていくことで効果が期待できます。次は、どのようなトレーニングやプログラムが取り入れられているのか、実例を見ていきましょう。
ライフキネティックの実例① お手玉キャッチ
小さな子どもにも人気のトレーニングのひとつが、お手玉を使ったプログラムです。“お手玉をキャッチするだけ”と聞くと非常に簡単そうに思えますが、左右の手に持ったお手玉を投げ、キャッチする際には手をクロスさせて「投げた手と反対の手(右手で投げて左手でキャッチ、左手で投げて右手でキャッチ)」で掴む、となると驚くほど難しくなります。
手をクロスさせることに集中するとお手玉をキャッチできず、キャッチすることに意識を向けると手がクロスできていなかったり反対の手ではなかったり……。試行錯誤しながら成功を目指していきます。
ライフキネティックの実例② 3色ボールの投げ合い
大人でも頭がこんがらがり、楽しい悲鳴が飛び交う3色のボールを使ったプログラム。「赤色:投げるときに自分の名前を言う」「黄色:受け取ってほしい相手の名前を呼んでから投げる」「青色:投げる相手の名前と、次にまわしてほしい相手の名前を言う」とボールの色ごとにルールを変え、複数人でそれを投げ合い、受け取り合います。
誰に投げようか考えるその一瞬のすきにどこからか名前を呼ばれボールが飛んでくるので、投げると受けるを同時進行でこなす必要があります。
どちらのトレーニングも、ユニークで面白そうですよね。このほかにもライフキネティックにはさまざまなプログラムがあります。頭と脳をフル活用して取り組んでみてくださいね。
ライフキネティックをやってみた人の口コミ
次に、ライフキネティックを体験された方のリアルな感想をチェックしてみましょう。
未就学児も集中力を切らさず取り組める
まだ幼く、なかなか集中して同じことを続けられない未就学児。いざ習い事に挑戦してもすぐに飽きてしまったり、失敗して泣いてしまったりと保護者の方が気を遣う場面も多いのではないでしょうか。その点、楽しみながらライフキネティックであれば楽しみながら取り組めるので、集中したままあっという間に時間が過ぎていきます。
実際の口コミにも「7歳の息子の緊張もすぐにとけました」「ゲーム感覚で1時間があっという間で楽しく行えました」「子ども達もすぐに懐いて、とても楽しそうにトレーニングを受けていました」「コーチから終わりを告げられた時、娘が『もう終わり?』と驚いていました」など、子どもたちが楽しみながら取り組んでいる様子が綴られていました。
子どもの新しい一面を発見できる!
はじめてライフキネティックを受けた方から多く寄せられていたのが、「子どもの新しい一面を見られる」という口コミ。引っ込み思案であったり運動が苦手だったりする子どもでも、楽しみながら取り組めるライフキネティックであれば明るく前向きに取り組めるそうです。
なかには、「普段あまり勉強も運動も理解して身体が動くまでの伝達時間が早い方ではないのですが、まるで別の子!?と思うくらい変わりました」「トレーニングが終わる頃には、すっかり脳と身体の連動がスムーズになり、我が子がアップデートされた様な印象を受けました」なんて声も。子どもの新たな一面を引き出してくれるのは保護者にとっても、子ども本人にとっても嬉しいものですよね。
年が離れた兄弟・姉妹も一緒に楽しめる
兄妹や姉妹で同じ習い事に通うことも多いですが、学年が2〜3以上離れると取り組むべきカリキュラムが大きく変わるため一緒に取り組めないことも。その点、幅広い年代が楽しめるライフキネティックであれば年の離れた兄弟・姉妹も一緒に取り組めます。
実際に口コミにも「未就学児と小6の兄弟も一緒に取り組めた」「できる人はこれをやってみようとレベルを色々用意してくれるので、年が離れたお兄ちゃんも飽きずに楽しめた」という声が寄せられていました。
ライフキネティックにはオンラインプログラムもある
基本的には対面で行う機会が多いライフキネティックですが、自宅が遠かったり、前後の予定があったりすると頻繁にトレーニングに通えないこともあるでしょう。そんなときに役立つのが、オンラインプログラムです。
ドリームコーチングでは、Google meetなどのツールを使ったオンラインでのライフキネティックプログラムを展開しています。マンツーマン制なので対面で受けているのと同じ感覚で楽しみながら、体と脳を活性化できます。他の習い事をしているお子さんやスキマ時間にライフキネティックをはじめてみたい方は、ぜひオンラインプログラムを試してみてはいかがでしょうか。オンラインでのライフキネティックプログラムでは、山田 晃豊コーチの「ライフキネティック 〜運動×脳トレの潜在脳力開発メソッド〜【オンライン60分】 (運動神経・発育・あそび)」がおすすめですよ。
ライフキネティックで体と脳に秘めた力を呼び起こそう
身体能力だけでなく、脳機能も高めるエクササイズ「ライフキネティック」。学習能力の向上やストレス解消にも効果があるので、学習塾やスポーツの習いごとに通っているお子さんにもおすすめです。保護者や兄弟姉妹とも一緒に楽しめるので、家族の絆も深まるかもしれません。楽しみながら体と脳を活性化させたい方は、ぜひライフキネティックにトライしてみてくださいね。
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