小学生の習い事の平均費用・月謝は?人気の習い事や選び方も解説!
「子どもにスポーツをさせたいけれど、月謝が高そう…」、「ほかの家庭では習い事にどのくらいの費用をかけているの?」というような不安や疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。
当然ながら、子どもに習い事をさせるということはコストがかかります。年齢やコース内容、地域によって月謝は異なりますが、子どもに習い事をさせたいと考えている方は、事前に平均費用を把握しておくことが大切です。
本記事では、小学生の子どもにスポーツの習い事をさせたいと考えている方に向けて、習い事の平均費用・月謝についてご紹介します。人気のある習い事や選ぶ際のポイントなどもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
小学生の子どもに習い事をさせるのはなぜ?
冒頭でもお伝えしたとおり、子どもに習い事をさせるということは、光熱費や家賃と同じように月謝が毎月の固定費として家計にのしかかります。コストをかけてでも子どもに習い事をさせる理由として、どのようなものがあるのでしょうか。
株式会社バンダイが3歳~小学6年生の子どもを持つ親700人に実施した「習い事に関する意識調査」のデータによれば、小学1・2年生では約7割、小学3・4年生では約8割の子どもが習い事をしていることがわかりました。全体で見てみると、親の意向がきっかけで習い事をはじめた子どもは約6割を占めています。
具体的には、「体力づくり・運動能力向上のため」「子どもの可能性を伸ばしたいから」といった理由が多くみられました。一方で、子どもの意向をきっかけに習い事をはじめた場合の理由としては、「兄弟・姉妹が習っているから」が多い結果となっています。
小学生の習い事!気になる平均費用・月謝は?
ベネッセ教育総合研究所が3〜18歳(高校3年生)の子どもを持つ母親16,170人に実施した調査データによると、1か月あたりの習い事にかける費用は、全体で平均14,700円(1人あたり)となっています。内訳は以下のとおりです。
- スポーツ:3,400円
- 芸術活動:1,700円
- 家庭学習:2,400円
- 教育学習:7,200円
習い事にかける費用は、習い事の種類によってさまざまです。内訳を見てみると、スポーツの習い事に比べて、学習塾や英会話といった教育学習にかける費用のほうが高い傾向にあることがわかります。
また、1か月あたりの習い事にかける費用は年齢によって大きく異なるのも特徴です。例えば、小学1年生では11,600円、小学5・6年生では18,000円前後という結果になっています。
さらに、中学3年生になると支出がピークになり、1人あたりの月平均は25,900円です。年齢が上がるにつれて習い事が増えたり、受験などが理由で教育学習にかける費用が高くなったりするためと考えられます。
「子どもの可能性を広げたい」「子どもがやりたいことをやらせてあげたい」と思うのが親心ではあるものの、月謝や費用が負担に感じるのであれば習い事を長く続けるのは難しいと言えるでしょう。習い事は月謝だけではなく、入会金や道具代、ユニフォーム代といったほかの費用も発生します。
同時に、「人生の三大支出」と呼ばれる大学の教育費も準備しておきたいところ。子どもの将来のためにも、お金は計画的に貯めて使うことが大切であり、無理のない範囲で続けられる習い事を探すことが重要です。
小学生に人気のある習い事と費用・月謝の相場
ここでは、小学生に人気のあるスポーツの習い事と、費用・月謝の相場をご紹介します。子どもにスポーツの習い事をさせたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
習い事①スイミング
スイミングは、数多くあるスポーツの中で最も小学生に人気のある習い事です。水中でバランスを取りながら全身運動を行うため、基礎体力や運動能力が向上するほか、免疫力がアップする、心肺機能が強化されるなど、さまざまなメリットが期待できます。小さなうちから通えるので、初めての習い事としてもおすすめです。
また、ほかのスポーツに比べてリーズナブルに通えるのも大きな魅力。水着やスイミングキャップ、ゴーグルなどは比較的安く購入でき、買い替える頻度もそれほど多くはありません。
月謝の相場は5,000〜10,000円前後で、年齢やコース内容、地域によって異なります。ほかにも入会金や年会費、送迎バスの費用などが必要になるケースもあるでしょう。
習い事②サッカー
水泳に続いて人気のある習い事といえば、サッカーです。近年では、なでしこJAPANの活躍に伴って女の子の間でも人気が高まっています。サッカーはチームで行うスポーツのため、協調性が身に付いたり、忍耐力が高まったりと、強い精神力を育める点が大きな魅力です。
月謝の相場は2,000〜10,000円前後で、ボールやシューズ、ユニフォームなど、サッカーに必要なものをひととおり揃える必要があるため、初期費用は高い傾向にあります。月謝は、地域のスポーツ少年団に入るか、民間のサッカースクールに入るかによって大きく異なるのが特徴で、スポーツ少年団に比べ、サッカースクールのほうが月謝は割高になるケースがほとんどです。
また、月謝のほかに、入会金や年会費、合宿費用、遠征時の交通費なども必要になってきます。
習い事③体操
体操は、マットや跳び箱、鉄棒などを使って体を動かすスポーツで、バランス感覚や柔軟性が養われるほか、学校の体育授業でも役に立つことから、小学生に人気があります。体操をはじめる際には、ユニフォームやシューズ、種目によっては縄跳びやボールなどの道具代が必要になることもあります。
月謝の相場は4,000〜8,000円前後で、選手コースに進むとさらに費用がかさむことが多いです。ほかのスポーツと同様、体操の場合も入会金や年会費がかかるケースが多く、教室の冷暖房費や、万が一のケガに備えて保険に加入するケースもあるでしょう。
小学生の子どもに習い事をさせる際の選び方や注意点
小学生の子どもに習い事をさせる際には、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。ここでは、習い事の選び方や注意点について解説します。
子どもに習い事を押し付けない
子どもに習い事をさせるためには、子どものやる気を引き出すことが大切です。親の意向がきっかけで習い事をはじめるとしても、子どもに押し付けるのは良い方法ではありません。まずは本人の意欲や興味のあることを尊重し、そのうえで「やってみない?」と声を掛けるのが良いでしょう。
あくまでも親は「おすすめをする役」であり、子どもの背中を押してあげることがポイント。また、興味関心の可能性を広げるためにも、普段からさまざまなスポーツに触れさせるのもおすすめです。
月謝の安さだけで習い事を選ばない
習い事をさせる際は月謝だけでなく、入会金や年会費、ユニフォーム代、道具代などが必要になることも考慮しておきましょう。場合によっては合宿や遠征時の交通費が必要になるケースもあるため、事前にホームページやパンフレットなどで確認をしておくのがおすすめです。
また、習い事を長く続けてもらうためには、クラスの雰囲気や先生との相性も大切なポイントになります。体験レッスンをいくつか受けてみるなど、子どもの性格に合った習い事を見つけてあげるのも親としての役目だと言えるでしょう。
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小学生の習い事は入会金がかからないドリームコーチングがおすすめ!
スポーツの習い事では、月謝のほかに入会金やユニフォーム代、道具代などの費用が必要になるケースがほとんどです。子どもの可能性を広げるためにいろいろなスポーツを体験させたいと思うのが親心ですが、家計を圧迫するような習い事では長く続けることは難しいでしょう。
ドリームコーチングは、料金体系がシンプルでわかりやすいのが大きな魅力です。入会金がかからないため、その分だけトレーニングメニューや必要な道具にコストを費やすことができます。
1回だけのスポットも可能なので、小学生の子どもにさまざまなスポーツを体験させたいと考えている方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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