4歳から水泳を習い始め、小学 3 年生のとき、友人の勧めで競泳を活かせるスポーツ=トライアスロンに出会い、小3〜中1まで、競泳をメインに、夏には数回トライアスロンの大会に出場していました。

中学 2 年生の時の転居をきっかけに競泳そしてトライアスロンをやめ、新しいスポーツにチャレンジ。中学ではバレーボール部、高校では 陸上部に所属し、短・中距離の 100m、400m 、800m を中心に活動していました。しかし、当時トライアスロンで活躍していた弟の影響を受け、"かっこいいなぁ"とトライアスロンへの憧れ、羨ましさで大学でもう一度トライアスロン競技に打ち込みたいと強く思うようになり、日本体育大学トライアスロン部で本格的にトライアスロンをはじめました。

ほぼ初心者の状態からスタートでしたが、大学 4 年時にはインカレ団体 4 連覇、個人 3 位入賞。そしてU23アジア選手権、U23世界選手権と国際大会を経験できるようになり、"世界で戦える選手になりたい！！！"という気持ちが芽生え、大学卒業後も競技を続けることを決断。

卒業後は福井県スポーツ協会に所属、強化拠点として稲毛インターを選び、社会人としての競技活動をスタート。2018年、社会人1 年目で日本選手権 3 位、アジア U23 選手権優勝、2019 年は日本選手権 2 位と着実に力をつけ、2021年に東京オリンピックの切符を手にしました。

東京オリンピック後プロへ転向し、パリオリンピックを目指して活動をスタートしましたが、血管の病気が見つかってしまい苦しい戦いに。3度の手術を行い復帰、再発を繰り返しながらなんとか戦い抜き、最後は目標には届きませんでしたが、パリオリンピックの補欠選手として選出されオリンピックへの挑戦を終えました。

今年(2024年)7月に引退を発表。引退後は「頑張る選手の応援がしたい。力になりたい。」想いが強く、指導者の道へ。現在は子供から大人の方、幅広い方への3種目の指導、補強トレーニングの指導を行なっています。