【2023年版】小学生の全国習い事調査!習い事ジャンルやメリットまで徹底解剖
「我が子にどんな習い事をさせよう」と悩まれている方に向けて、小学生に人気の習い事について紹介します。当サイトでは今回、お子さんがいる全国のご家庭を対象にインターネットでのアンケート調査を実施しました。人気の習い事ランキングに加え、習わせている理由や実際に習ってみてどうだったかなど、保護者の方たちのリアルな声もあわせてお届けします。
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目次
【スポーツ系ランキング】全国でどんな習い事をしている子が多いの?
今回の調査ではGMO Askを利用し、421人の方に習い事に関するアンケートに回答いただきました。
スポーツ系の習い事と言えば、水泳やサッカーなどが定番ですが、現在の小学生にはどのようなスポーツの習い事が人気なのでしょうか。今回の調査では次のような結果となりました。
スポーツ系の習い事で最も人気だったのは、水泳です。本アンケートでは、140人が水泳を習ったことがあると回答。この人数は、全体数の約3分の1を占めることから、いかに人気の高い習い事であるかが伺えます。水泳は水の抵抗を受けながら全身運動を行うため、基礎筋力の強化だけでなく心肺機能を鍛える点でも良いと言われています。また、ほかのスポーツに比べ道具も少なく、気軽に始められる点も人気の理由に挙げられるでしょう。
2位は40人が習ったことがあると回答をしたサッカーです。近頃は男子だけでなく、女子のプレイヤーも増えてきています。サッカーは11人でプレイするスポーツのため、チームメイトとのコミュニケーションが不可欠です。身体能力の向上を目指しながら協調性も養える点に魅力を感じる保護者も多いようです。
3位はダンスと体操です。それぞれ34人が回答をし、同率となりました。ダンスはかつて中学校の保健体育で女子のみに授業が行われていましたが、現在では男女ともに必修科目に。また小学生でも表現運動の領域としてリズムダンスがあり、ダンスは現代の子どもたちにとってより身近なものとなってきています。
体操は、主に跳び箱やマット、鉄棒などを使ったレッスンが行われ、全身をうまく使うためのコントロール力を学びます。そのためほかのスポーツにもいい影響を与えてくれることから、単体で習わせるのではなく複数の習い事と併用している子も多いようです。
ランキングのトップ5には入りませんでしたが、バスケットボールを習っている子どもが何人かいました。バスケットボールは今季世界大会の開催を控えています。世界大会の様子を見て「バスケットボールを習いたい」と思う子どもたちが増えてくるかもしれませんね。
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【文化系ランキング】全国でどんな習い事をしている子が多いの?
文科系の習い事は、お子さんの手先の器用さや思考力を養いたいと考えている方におすすめです。文化系の習い事は、勉強系から芸術系までさまざま。現代の小学生にはどのような文科系の習い事が人気なのでしょうか。
文科系の習い事で1位となったのは、87人が習ったことがあると回答をした英会話。英会話は小学校3年生から授業が始まることに加え、今後のグローバル化を見据えて、早期英語学習を受けさせたいと考える方が多いようです。
2位は75人が回答をしたピアノです。ピアノは指先だけでなく目や耳、脳をフル活用するため、成長過程にある子どもに良い影響を与えると言われています。また、リズム感や音感を養うことにも効果的です。リズム感や音感は、ほかの楽器はもちろんのこと、ダンスやスポーツなどでも役立てることができるでしょう。
3位は習字で、57人の方が習ったことがあると回答をしています。美しい字を書く能力は一生涯役に立つもの。パソコンやスマホが普及している現代においても、きれいな字を書けるような子になってほしいと願う保護者は昔と変わらず今も多いようです。
またこれら以外でもプログラミングスクールと回答した方も多くいました。プログラミングは現在小学校で必修科目となっており、今後さらに一般的な教養となっていくと考えられています。そのため、お子さんの習い事としても注目が集まってきているようです。
実際に小学生のお子さんに習わせてみて「良かった」と思う習い事
次にアンケートの対象者に、実際に小学生のお子さんに習い事をさせてみて「良かった」と感じている習い事は何だったかについて回答してもらいました。先ほど紹介した小学生に人気の習い事は、満足度においても高い支持を得ているのでしょうか。
結果は、「水泳」が72人、「特になし」が31人、「ピアノ」が27人、「英会話・英語」「そろばん」が17人と続く形になりました。
それぞれの習い事において、習って良かったと感じている具体的な理由についてもみてみましょう。
水泳:健康面・安全面の観点で高評価
- 海やプールに遊びに行ったときに、少しでもおぼれる可能性が低くなるため習わせて良かったです
- 水泳は自然に上手になるものではないと思うから。当時習っていなければ、ろくに泳げないままだったと思います
- 体が強くなり、風邪をひきにくくなりました
- 親が教えられないため。子どもにとって泳げるのと泳げないのとでは大きいと思うので、泳げるようになって良かったです
水泳は小学生の習い事のなかでも群を抜いて人気がありますが、実際に習ってみても「良かった」と感じられている人が多く、満足度の観点でも高い評価を得ていることが伺えます。特にお子さんの健康面や安全面において習わせておいて良かったと感じている人が多いようですね。
ピアノ:貴重な体験ができた
- ピアノを習わせることで、集中力が身についたと感じています
- リズム感や音感が身につき、音楽への関心が高まったからです
- ピアノを習っていたおかげで、学校で伴奏をする機会を持つことができました
- ピアノを通して音楽という趣味を持ち、海外のホームステイ先で大変役に立ったようです
- ピアノの発表会にて親子で連弾することができ、とても良い思い出になりました
ピアノを習わせて良かったと感じた具体的な理由にはさまざまなものがありましたが、なかでも「集中力が身についた」と回答されている人が多かったです。またピアノがきっかけで貴重な体験ができたというものも多数ありました。ピアノを通じて得られた経験や機会は、将来お子さんにとって大きな財産になるかもしれませんね。
英会話・英語:中学校の英語の授業で苦労しにくい
- 早期に習っていたおかげで、中学に入ってからも英語の勉強は苦労しなかったようです
- 早くから英語に親しんでいたため、苦手意識を持たずに楽しみながら身につけることができました
- ほかの言語に興味を持つきっかけとなったからです
- 小さいうちから英語を聞いていたため、リスニング力もあがりました
英会話・英語を習わせて良かった理由には、「中学に入ってから苦労しなかった」、「苦手意識がないうちに英語を学べた」といった回答が目立ちました。小学生の早い段階で英語に慣れさせることで、中学校以降の勉強でも実際に役立っているケースが多いことが伺えます。
そろばん:計算力が身についたとの声が多数
- 計算力が身についたため、習わせて良かったです
- 暗算が速くできるようになりました
- そろばんの珠をはじいていたおかげか、指先が器用な子になりました
- そろばんのおかげで集中力を養えたと思っています
そろばんについては、「計算力が身についた」との回答が半数以上でした。小学生のなかには計算でつまずき、算数に対して苦手意識を持ってしまう子もいます。しかし、そろばんを通じて計算力を身につけることで算数の基礎力を養うことができ、算数が得意科目となったケースも多いようです。
実際に小学生のお子さんに習わせてみて「良くなかった」と思う習い事
では反対に、習い事をさせてみたものの「これは良くなかった」と感じたものはあったかについてもアンケート調査を行ってみました。
結果は、「特になし」との回答が183人、次いで「英会話・英語」が15人、「学習塾」が10人、「水泳」と「ダンス」が10人で同率となりました。この結果をみてみると、大半の人は習い事に対して満足していることが伺えます。しかし、グラフの通り少数ではあるものの満足できなかったと回答している人もいます。では、それらの方はどのような点で「良くなかった」と感じているのでしょうか。具体的な理由についてみてみましょう。
英会話・英語:なかなか定着しなかった
- 日本語の文法力がないなかで学ばせても定着しませんでした
- 2年通いましたが、本人が興味を持たず続きませんでした
- 英語力が身につかなかったため。継続して学ばないと英語は難しいと思いました
- 子どものレベルに見合っていなかったため、辞めてしまいました
ほかの習い事も同様ですが、お子さん本人に興味がないと英語学習に対して嫌悪感を抱いたり、プレッシャーとなってしまったりすることもあります。そうなると、英語を学ぶ意欲が低下し、身につけることは難しくなってしまうでしょう。また英語は日常的に使うシーンがあまり多くないため、習い事に通う頻度によっては身につけることが難しい場合もあるかもしれませんね。
学習塾:宿題の多さに苦痛を感じてしまう
- 学校の宿題に加え、塾の宿題も多く疲れ切って辞めてしまいました
- 教材が子どものレベルに見合っておらず、子ども自身も行くのを嫌がったためです
- 先生との相性が合わず辞めてしまいました
- 一人ひとりに見合った指導がなされていなかったため、効果を感じられませんでした
もともと勉強が苦手な子を塾に通わせた場合、学校の宿題に加えて塾の宿題もこなさなければならないため、苦痛に感じてしまう子も多いようです。塾に通う意義をお子さん自身が理解できなければ、継続することは難しい場合もあるかもしれませんね。また、塾といっても集団で授業を行うところもあれば、個人で指導が受けられるところもあるため、お子さんの性格に合ったところを探すことも重要となるでしょう。
水泳:健康面で心配…
- 結膜炎や鼻風邪などよく病気をもらってくるようになったためです
- スイミングに行った翌日、体調を崩すことが多くなった気がします
- もともと泳ぐことが苦手で、通うことが苦痛だったようで辞めてしまいました
- 通わせていた教室の衛生面があまり良くなかったため、よく風邪にかかりました
満足度において高い支持を得ていた水泳ですが、「良くなかった」と回答をしている人もいました。理由を見てみると、感染症のリスクを懸念したものがほとんどでした。水泳では水やタオルを通して結膜炎や水イボなどにかかるリスクがあるほか、冬場は体が冷えやすく風邪を引いてしまう可能性もあります。お子さんの健康面を心配する気持ちから、満足できなかったという回答となっているようです。
ダンス:練習についていけない
- 先生によって上達スピードが大きく左右されると感じたためです
- 大勢で指導を受けるため、子どもがついていけませんでした
- 厳しいところに入れたため、子どもの気持ちが追いつきませんでした
- 衣装や舞台に費用が思った以上にかかりました
ダンスと言っても、ヒップホップからチアダンスやフラダンスなどさまざまな分野がありますが、いずれも複数人のクラスでいっしょに指導を受けるケースが多いため、練習についていけずに辞めてしまう子もいるようです。また受講料に加え、発表会の衣装代や舞台の出演費といった費用がかさんでしまう点もダンスならではと言えるでしょう。
関連記事:先生との相性が合わないから習い事を辞める子どもは多い!辞める時のポイントを解説
保護者が小学生のお子さんに習わせてみたいと思っている習い事は?
アンケートの最後に、今後お子さんに習わせてみたいと思っている習い事についても調査を行ってみました。
1位は英語で、43人が「習わせてみたいと思っている」と回答をしました。次いで2位は35人が回答をした水泳、3位は27人が挙げたピアノでした。
英語や水泳、ピアノの習い事は、人気の習い事ランキングでもそれぞれ上位に入っているものであり、まだお子さんに習わせていない方にとってもやはり魅力的な習い事として高い注目を集めているようです。
保護者が習わせたい習い事と実際に習っている習い事は違う?
本アンケートの結果をもとに分析してみると、保護者が習わせたいと考えている習い事と、お子さんが実際に習っている習い事はおおむね一致していることがわかります。しかし、実際に習っている習い事においては水泳が群を抜いて1位であったことに対し、保護者が習わせたいと考えている習い事は水泳を抜いて英会話が1位、3位がピアノとなっています。
このことから、身体的な成長も重視してはいるものの、どちらかと言えば将来を見据えて感性や学力を身に付けてほしいとの思いから文科系の習い事を望んでいる保護者の方が多いと言えるかもしれません。
子どもの「好き」を引き出すことも忘れずに
習い事はさまざまなものがあるため、お子さんに何を習わせようか迷ってしまう人も多いでしょう。しかし、時間や金銭的な面でも限りがあるため、できるだけ失敗は避けたいところ。そのため人気の習い事を参考にするだけでなく、お子さんの興味を一緒に探ってあげることも大切です。見学や体験教室を利用してみるのも手でしょう。ここで紹介した保護者のリアルな声も参考にしながら、お子さんに合った習い事を見つけてみてください。
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