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【小学生・中学生の初心者向け】バレーのアタックの花形「スパイク」を種類別に簡単解説

【小学生・中学生の初心者向け】バレーのアタックの花形「スパイク」を種類別に簡単解説

バレーボールの花形と呼ばれるアタック。アタックはタイミングが重要なため、初心者は難しく感じますよね。今回は、バレーボール初心者の小学生~中学生の保護者に向けて、バレーボールのプロコーチによるレッスンの中から「アタックの打ち方」のコツや練習方法をご紹介。また、実際に参加した保護者の声もまとめています。バレーボールがうまくなりたい!と思っている方はぜひ参考にしてくださいね。

さらにレッスンではアタックのほかにサーブやトス、レシーブ、ブロックの上達のコツも伺いました。スキルアップを目指している方はぜひ以下の記事も参考にしてくださいね。
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小・中学生向けのアタックの種類は?

アタックにはいくつかの種類があります。ここでは、小学生・中学生でも打ちやすいアタックの種類をいくつかピックアップしてご紹介します。

  • オープンスパイク
  • 平行スパイク
  • クイック
  • バックアタック

この4つのアタックについて解説しましょう。

オープンスパイク

前衛にいるアタッカーが高いトスを打つ基本のスパイクです。ボールが高く上がっているので時間に余裕ができ、タイミングが取りやすいので、初心者でも打ちやすいでしょう。

平行スパイク

オープンスパイクよりも、やや低く上がったトスを打つ攻撃です。サイドからの攻撃方法の中では最も使用頻度が高い、オーソドックスなスパイクです。

クイック

ボールがネットの高さを越えたときに即座に打ち込む方法です。打つ場所に応じて「Aクイック」「Bクイック」など、呼び方が変わります。

バックアタック

後衛の選手がアタックラインよりも後方からジャンプして打つスパイクです。少々難易度が高く、身体能力が高くないと習得は難しいかもしれません。

アタックとスパイクの違いは?

「アタックとスパイクの違いがよくわからない」という方もいるのではないでしょうか。サーブとブロックを除く、相手のコートへボールを打ち返すプレーのことを「アタック」と呼びます。一方「スパイク」は、相手のコートへと強くボールを叩きつけるプレーのことです。

つまり、攻撃の総称をアタックと呼び、スパイクはアタックの中のひとつ、というわけです。アタックとスパイクは、しっかりと強打ができているかどうかで見分けられます。

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【小学生・中学生初心者向け】正確なアタックの打ち方

ここからは、アタックを狙った場所へと正確に打つ方法について、2023年11月に行われた個人指導の体験を交えながら紹介します。コーチを務めたのは、Vリーグのコーチおよび監督経験もある、山田晃豊コーチです。

【山田 晃豊 コーチ】プロバレーボール コーチ、ライフキネティックトレーナー |【日テレ運営】マンツーマンのスポーツ指導教室ならドリームコーチング

参加したのは、中学生の女の子2人。ここからはレッスンの様子をレポートしましょう。

バレーボールは「考えながら行うスポーツ」

レッスンをはじめる前に山田コーチは、バレーボールは「考えながら行うスポーツ」であるとお話してくれました。プレー中は、指示を理解したら体が勝手に動くようになることが理想的です。

「試合中に失敗してしまうと、動きが止まってしまいがちだけど、それでも止まらないようにすることが大切」と山田コーチ。そのためにも常に頭をフル回転させ、指示されたことに素早く反応することがポイントなんだそうです。

助走の踏み込みを意識する

【小学生・中学生の初心者向け】バレーのアタックの花形「スパイク」を種類別に簡単解説

アタックで大切なことは、助走する際の足の動かし方。右利きの場合は、まず右足を前に構え、左足、右足と踏み込み、最後に左足で踏み切ります。

「アタックを打つときに、テイクバックを右手でしっかり取るには左足で踏み切ることが大切」と山田コーチ。左足で踏み切ることで、体を物理的に後ろに引くことができるそうです。


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プロが教える!アタックの練習方法

助走の踏み込みのステップ練習が終わったら、いよいよ本格的にアタックの打ち方の練習がスタートです。練習は次のような流れで行います。

  • 正しいフォームを覚える
  • 体の角度を意識する

この2点について、実際に行われた練習内容を見ていきましょう。

正しいフォームを覚える

【小学生・中学生の初心者向け】バレーのアタックの花形「スパイク」を種類別に簡単解説

まずはエアアタックからスタート。山田コーチがフォームをしっかりチェックしてくれます。

続いて腕の振りのトレーニングです。肩甲骨を回して腕をスイングさせる練習です。長座の状態で腕を振り、その反動でお尻を持ち上げるという、ユニークなトレーニング。スイングで全身を持ち上げることをイメージするのが大事とのことです。

さらに、アタックでは、腕の振りとジャンプのタイミングを合わせることが大切なのだとか。肩甲骨を回すタイミングに合わせてジャンプする練習も行いました。

体の角度を意識する

【小学生・中学生の初心者向け】バレーのアタックの花形「スパイク」を種類別に簡単解説

強力なアタックを打つためには、体の角度も重要です。「野球のピッチャーもキャッチャーも、体を真正面に向けたままボールを投げていませんよね?威力のある球を投げるには、体の開きを意識することが大切です」と山田コーチ。レッスンでは、体を開いてボールを投げる練習を行いました。

【小学生・中学生の初心者向け】バレーのアタックの花形「スパイク」を種類別に簡単解説

ジャンプの最高到達点でしっかりと体が開いているのが理想のフォームです。そのためには、体や腕の位置を意識することもポイントとなってきます。狙ったところに正確に、かつ最大の強さでボールを打ち込むために、体と腕の軸が横から前へと移動することを意識しなければならないそうです。

【アタック練習のポイント】

  • 助走の踏み込みのステップ練習は、最後の右・左のステップは間隔を短くして、両足で踏み切り、地面との接地時間を短くすることに意識を向ける
  • 踏み切りの勢いで前方にジャンプするとネットに近すぎて思い切り腕が振れないため、真上にジャンプする
  • ボール投げの練習では体を90度開いた状態で投げ始め、体と腕の軸が横から前へと移動することを意識する

プロによるわかりやすい指導でフォームが劇的に改善!

バレーボールのアタックやスパイクの練習は、ただボールを打ち込むだけではなかなか上達しません。とはいえ、理論をしっかり説明するのは、経験者でも難しいもの。特に フォームについては体で覚えなければいけない部分もあるので、実際にどのように動かすべきか、具体的なアドバイスと実践練習がないとなかなか身につきません。

その点今回のレッスンでは、プロのコーチが「なぜこの練習が必要なのか」「アタックを打つためにどのような動きをするべきか」をわかりやすく解説してくれます。理由をしっかり理解することで、習得も早くなります。

また、プロのコーチのお手本を見たり、正しい体の角度や位置を体感したりすることで、正確なフォームを身に付けられるでしょう。

今回のレッスンでも、保護者の方からは「側で聞いていても『なるほど』と納得できる解説をしてもらえた」「例えや説明がわかりやすかったので、フォームが格段に良くなった」という声が寄せられています。

山田コーチは、自身の経験やプレーするときに大切なことを理路整然とわかりやすく伝えてくれます。また、良いところはしっかり褒めてくれるので、お子さんもプレーに自信が持てるでしょう。

今回のレッスンで山田コーチは、家でのトレーニング方法や試合での心構えなどをレクチャーしてくださいました。レッスンを受けた生徒たちも楽しくレッスンでき、ますますバレーボールが好きになったようです。

スパイカーの役割と重要性

スパイカーは、攻撃に結びつきやすいスパイクを打つプレイヤーのことで、チームの要でもあります。得点源となるポジションなので、当然相手チームからのマークやブロックもきつくなるでしょう。しかし、それらに屈していてはチームの士気に関わります。

どれだけチームが劣勢でも諦めずに点を取りにいく、チームを引っ張って最後まで勝利を信じて闘い続ける、スパイカーはそんな精神的支柱も担わなければいけません。

また、状況に応じた冷静な判断力も求められます。フェイントをかけるべきか?どんなスパイクを打つべきか?ブロッカーに対してどう攻撃する?など、瞬時に状況を把握して最適な選択をしなければいけません。

このようにスパイカーは非常に責任が重いポジションですが、そのぶんやりがいもあるでしょう。

関連記事:小学生の部活・習い事にも人気!ジュニアバレーボールのルールとポジション適性

プロコーチのレッスンでスパイクの得点力アップ!

チームの勝敗を左右するスパイクは、アタックの中でも特に重要な攻撃です。スパイクの得点力をアップさせるには、正しいフォームを習得することが大切ですが、独学ではなかなか難しいもの。そんなときは、プロのレッスンを受けるのがおすすめです。

プロコーチによるわかりやすい解説と理論的な指導を受ければ、スパイクの成功率が上がること間違いなし。スパイクが上手くなりたい、と思っている小学生・中学生は、ぜひドリームコーチングの個人指導を検討してみてはいかがでしょうか。きっとスパイク上達のコツが、楽しく学べるはずです。


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