現役ラグビー選手に教わる「子どもラグビー教室」の体験談と魅力をご紹介

ラグビーは近年小・中学校の体育の授業に積極的に取り入れられているスポーツです。しかし指導する先生はラグビー未経験の方も多いのが現状。「アスリーチ」では、子どもたちに本物のラグビー体験を届けるべく、なんと元オリンピック選手や現役ラグビー選手を体育の先生として学校に派遣しました！

各学校で開催されたプロによる「子どもラグビー教室」の様子をお届けします。

ラグビーボールに楽しく慣れ親しむ！三原台小学校での桑井亜乃さんの授業

大阪府堺市の三原台小学校4年生にラグビーの授業を行ったのは、ラグビーのオリンピック選手桑井亜乃さんです。桑井さんは7人制ラグビー（セブンズ）で2013年から日本代表選手に選ばれ、2016年リオデジャネイロオリンピックでは日本人としてオリンピック初トライ・初得点と大活躍しました。

2021年に現役を引退し、現在は多くの国際大会でレフリーとして活躍中の桑井さんの現在の夢は、2024年パリオリンピックへの出場。実現すれば、選手としてもレフリーとしても五輪出場した世界初のラグビー選手となります。

授業では、一列に並んでラグビーボールを後ろに回していく競争やパス練習などを行い、ラグビーボールに親しみました。中には「頭！」「おしり！」など桑井さんに言われた体の部位をタッチしながら「ボール！」と言われたときだけ素早くボールを取り合うという楽しいゲームも。子どもたちは大きな歓声を上げながら授業を楽しんでいました。

最後に「将来の夢はある？」という桑井さんが問いかけると、多くの子どもたちから手が挙がりました。桑井さん自身は子どものころからいろんな夢を持ち、その時々で変わっていったりもしたそうです。陸上の円盤投げやアイスホッケーなどさまざまなスポーツに取り組み、ラグビーをはじめたのは実は大学卒業後。

叶うか叶わないかはわからなくても、夢に向かってひとつのことを徹底して頑張ることが大切と桑井さんは仰っていました。何かを頑張ることで、どの方向に花開くかはわからなくても努力は確実に自分の身になっていくことを子どもたちも感じたのではないでしょうか。

元気に校庭を駆け回って楽しんだ子どもラグビー教室の様子をもっと詳しく知りたい方は、アスリーチの記事をご覧くださいね。

関連記事：「ラグビー界世界初」選手とレフリー両方での五輪出場を目指す桑井亜乃さんのラグビーボール使って思い切り身体を動かす体育授業

チャレンジできる環境や人に感謝！定時制高校での桑井亜乃さんの授業

小学生と楽しく子どもラグビー教室を行った桑井さんですが、次に訪れたのは大阪府の府立三国丘高校。こちらの定時制2年生の皆さんに向けて、桑井さんの体育授業が行われました。

定時制のため18時からはじまった授業は、まずはスライドから。手書きのシートを活用しながら今までの活躍の経緯とそこで感じたことについてお話しくださいました。「選手時代は自分の成長のことしか考えられなかったが、選手を支えてくれた人たちの大変さが引退してみてよくわかる」と語る桑井さん。生徒たちも真剣に話に聞き入っていました。

その後の実技は体育館にてタグラグビーを行いました。ウォーミングアップで2チームに分かれて鬼ごっこをしたり、パスの練習などを行ったらいよいよ試合です。男子も女子もコミュニケーションを取りながら白熱したプレーをみせていました。

桑井さんとの距離がどんどん縮まっていった生徒たち。最後に桑井さんは自分のチャレンジについて語りました。選手、レフリー両方でのオリンピック出場は、ラグビーの世界ではまだ例がなく世界初。誰もやってきたことがない道にチャレンジすることは難しくても、チャレンジすること自体に意味がある、と桑井さん。そして今までのチャレンジも、振り返れば支えてくれた人のおかげであり、皆さんも自分の身近な人を大切にしてくださいというメッセージもいただきました。

桑井さんからの熱いメッセージを詳しく知りたい方は、アスリーチの記事をチェックしてくださいね。

関連記事：白熱したタグラグビーの試合！｢ラグビー界世界初｣選手とレフリー両方での五輪出場を目指す桑井亜乃さんの体育授業

リーグMVPラガーマンの直接指導！小学校3年生への立川理道さんの授業

東京都の国立市立国立第三小学校を訪問したのは、ジャパンラグビー「リーグワン」で昨季リーグMVPに輝いた、現役ラガーマンの立川　理道（たてかわ　はるみち）さんです。クボタスピアーズ船橋・東京ベイに所属する立川さんは、2015年ラグビーワールドカップで日本が南アフリカから番狂わせの劇的勝利をつかんだ際にも活躍したセンターです。

立川さんには小学校3年生の体育の授業を担当していただきました。
立川さんが体育館に登場すると、トップアスリートの体躯に圧倒される子どもたち。「でかい！」「触らせて！」という子どもたちの歓声もわかります。テレビや試合会場だけではわからない、本物のスポーツ選手の生の迫力を感じられる体験ですね。

バケツリレーのようにラグビーボールを手渡していく練習やパスの練習などで体を慣らしたら、ラグビーの花形であるトライの練習も。ハーフラインに立つ先生たちをどうやって抜いていくかをクラスで話し合い、工夫しながら全員で良い汗をかきました。

実技のあとはスライドを見ながら立川さんのお話を聞く時間がありました。
「何度挫折しても家族や仲間に救われたので、皆さんも周りに感謝の気持ちを持ち続けて」と語る立川さん。実績だけでなく、実際に触れ合って知る立川さんの力強さや優しさは、子どもたちにしっかりと届いていたようです。

ジャパンラグビーリーグワンMVPの立川さんの授業内容をより知りたい方は、アスリーチの記事をごらんください。

関連記事：昨季MVPの現役選手と、ラグビーにトライ！！

DCでキッズラグビーの個別指導をお願いできるコーチを紹介！

「百聞は一見に如かず」ということわざがありますが、その道のプロの技を直接見せてもらえたりやり方を学ばせてもらうことは、まさにどれだけテキストや動画を見ても得られない成長につながります。技術面もさることながら、自分には遠い存在だと思っていた選手が目の前で指導してくれることで、ただの夢が具体的な目標に変わるお子さんもいるでしょう。

ここではドリームコーチング（DC)でキッズラグビーの指導を行っているプロコーチをご紹介します。

• 猪村　優仁（いむら　まさひと）コーチ
• 倉石　佳奈（くらいし　かな）コーチ
• 東芝ブレイブルーパス東京

普段の授業では出会えないラグビーの専門家に教わることで、技術もマインドもレベルアップが期待できますよ。

猪村　優仁（いむら　まさひと）コーチ

小学1年生から20年間ラグビーを続けてきた猪村コーチ。現在は浦安D-Rocksアカデミーコーチと法政大学体育会ラグビー部コーチを任されるラグビーのスペシャリストです。全国高校ラグビー大会優勝や全国大学選手権ベスト8などの豊富な経験からくる指導は小学生から大人までわかりやすいと好評です。

「子どもとコミュニケーションをとりながらラグビーを楽しむことを大切にしてくれる」「スクールでは人数が多いため細かい所まで教えてもらえないパス・キックのコツ・スキルを理解するまで教えてもらえた」など、優しく丁寧に子どもと向き合う猪村コーチを評価する口コミも多数いただいています。

【猪村 優仁 コーチ】元トップリーガー |【日テレ運営】マンツーマンのスポーツ指導教室ならドリームコーチング

倉石　佳奈（くらいし　かな）コーチ

元タッチラグビー日本代表の倉石コーチは、日本体育大学在学中は3年連続全日本選手権優勝の快挙を成し遂げ、2019年開催の女子タッチラグビーワールドカップにおいては3位の好成績を残す実力派のコーチです！
動きをやってみせてこんな感じに〜ではなく、子どもにもわかりやすい言葉に言語化して説明するのがとても上手との口コミもいただいています！現在もワールドカップに向けて活動中の現役タッチラグビープレーヤーであるところも、倉石コーチの魅力ですね！

【倉石 佳奈 コーチ】元タッチラグビー日本代表 |【日テレ運営】マンツーマンのスポーツ指導教室ならドリームコーチング

東芝ブレイブルーパス東京

東芝ブレイブルーパス東京は、言わずと知れたラグビーリーグワンの人気チーム！担当コーチは固定ではなく入れ替わりでランダムに決定されますが、どのコーチも世界レベルの実力派揃いです。

担当コーチ（一例）

• 望月 雄太（ナンバーエイト／ロック／フランカー）元日本代表
• 大野 均（ロック）元日本代表
• 梅田 紘一 (スクラムハーフ) 元セブンズ日本代表コーチ
• 高木 貴裕 (フッカー)
• 宇薄 岳央 (ウイング) 元日本代表/元セブンズ日本代表

大きな大会で活躍したい！将来日本代表に入りたい！という大きな夢を持つ子どもはもちろん、初心者だからこそ正しい知識を持つ指導者からのコーチを受けさせたいという保護者の方にもおすすめです。

「自分の想像以上に綺麗なパスが投げられて驚いた」「帰ってからも日々の練習で反復できるような形でポイントを教えてもらえた」など、当日の技術の変化や、後日自分でも効果的な練習ができる点について感動したという口コミをいただいています。憧れの選手が使用している芝生のグランドを利用できることにもモチベーションがあがりますね。

【東芝 ブレイブルーパス東京 コーチ】ラグビー リーグワン |【日テレ運営】マンツーマンのスポーツ指導教室ならドリームコーチング

子どもラグビー教室のリアルな体験談をアスリーチでチェックしよう

ラグビーは体力、人間力、チームワークなどさまざまなことを学べるスポーツです。ラグビーを子どもの習い事として検討したいけど、近くにキッズラグビーの教室がなかったり、あっても比較検討するほどの選択肢がないという方は多いでしょう。アスリーチでは、日本代表経験を持つラグビーのプロコーチが行ったリアルな子どもラグビー教室の様子をレポートしています。

体験談をチェックしたら、一流のコーチから得られる感動を我が子にも経験させたくなるかもしれませんね。